ハラビロカマキリの飼育方法について解説|おすすめの餌も紹介
更新日:2024年07月17日
ハラビロカマキリにとって、水は生きるためにとても大切なものです。常に補給できるように、水を切らさないようにしてください。水飲み場をあえて作ってあげるのもよいですが、その場合は溺れない程度に少量の水を張るようにしましょう。
簡単でおすすめなのは、プラケース内に霧吹きでシュッと水をかけてあげる方法です。毎日行いましょう。
簡単でおすすめなのは、プラケース内に霧吹きでシュッと水をかけてあげる方法です。毎日行いましょう。
ハラビロカマキリの飼育方法
今年の初ハラビロカマキリちゃん✨ pic.twitter.com/fA4BHCS9Tk
— ナノ (@nanoxeno2nd) August 3, 2022
ハラビロカマキリを迎える環境が整ったら、次は飼育方法についてお伝えします。
カマキリの飼育で特に難しいのは、どう入手するかと、餌やりです。失敗しないためのポイントなども詳しくご説明しますので、飼育の参考にしてください。
ハラビロカマキリの入手方法
ハラビロカマキリは比較的、低い木の樹上に多く生息しています。森などの木々が茂った場所を選ばなくても、近所の公園や近くの河川敷などにもよくいます。
カマキリは鳴かない虫なので、声を頼りに探すことができないのが難点です。怪我をしないように軍手をはめて、虫網と虫かごを用意して出かけましょう。
カマキリは鳴かない虫なので、声を頼りに探すことができないのが難点です。怪我をしないように軍手をはめて、虫網と虫かごを用意して出かけましょう。
ハラビロカマキリの餌
野生のハラビロカマキリは、生きた昆虫を食べています。コオロギやバッタ、蝶々などを鋭いカマで捕らえて捕食します。
生きたバッタやコオロギを捕まえてあげるのは手間がかかり大変なので、餌用コオロギを利用するとよいでしょう。
また、人間が食べているかまぼこやソーセージ、無糖ヨーグルトも餌としておすすめです。かまぼこやソーセージは小さくカットして、ピンセットなどで口元に持っていくと食べてくれます。無糖ヨーグルトの与え方は、少量の水と混ぜてガーゼなどに含ませて置いておきます。
餌は2日に1度与えるくらいで十分です。あげ過ぎてしまうと体調を壊す原因になります。
生きたバッタやコオロギを捕まえてあげるのは手間がかかり大変なので、餌用コオロギを利用するとよいでしょう。
また、人間が食べているかまぼこやソーセージ、無糖ヨーグルトも餌としておすすめです。かまぼこやソーセージは小さくカットして、ピンセットなどで口元に持っていくと食べてくれます。無糖ヨーグルトの与え方は、少量の水と混ぜてガーゼなどに含ませて置いておきます。
餌は2日に1度与えるくらいで十分です。あげ過ぎてしまうと体調を壊す原因になります。
温度と湿度に気を配る
カマキリは乾燥に弱く、湿度を保つ必要があります。飼育ケース内に水滴が確認できるくらいが理想なので、霧吹きでしっかり保湿してあげてください。
温度は暑過ぎず寒過ぎないのがよく、外の気温と同じくらいを保てれば大丈夫です。
温度は暑過ぎず寒過ぎないのがよく、外の気温と同じくらいを保てれば大丈夫です。
定期的にケースの掃除をする
ハラビロカマキリを飼育していると、当然ケース内は汚れてきます。フンは量が多く、食べ残しのカスが溜まってしまうのです。またケース内は常に保湿された状態なので、菌も繁殖しやすくなります。
2日や3日に1度は掃除を行いましょう。カマキリは飼育とは別のケースに移します。できれば飼育ケースは丸洗いしたいですが、負担であればフンや食べカスを全て除去し、足場は洗い、ティッシュなどで足場とケース内を乾拭きをしてからカマキリを戻します。
飼育環境を清潔にしてあげることも、ハラビロカマキリを長生きさせるコツです。
2日や3日に1度は掃除を行いましょう。カマキリは飼育とは別のケースに移します。できれば飼育ケースは丸洗いしたいですが、負担であればフンや食べカスを全て除去し、足場は洗い、ティッシュなどで足場とケース内を乾拭きをしてからカマキリを戻します。
飼育環境を清潔にしてあげることも、ハラビロカマキリを長生きさせるコツです。
ハラビロカマキリの幼虫におすすめの餌
ハラビロカマキリの幼虫は、アブラムシやコバエを食べます。アブラムシは草むらなどに生えているアブラナ科の植物に付いているので、採ってきて枯らさないようにすれば、アブラムシを与え続けることができます。
また先ほどご紹介した、かまぼこやソーセージ、無糖ヨーグルトを食べてくれることもあるので、それを与えるのも良いでしょう。
また先ほどご紹介した、かまぼこやソーセージ、無糖ヨーグルトを食べてくれることもあるので、それを与えるのも良いでしょう。
複数飼育はできない
カマキリの飼育で特に気をつけたいのが、複数飼育です。カマキリは動くものに反応し、なんでも捕まえて食べてしまう習性があります。共食いもするので、複数での飼育はできません。
必ず単独飼育を行います。卵から孵した場合も、すぐに共食いをはじめてしまうので注意してください。大きなケース内であれば、カマキリ同士が出会う場面が減りますが、共食いはあります。飼育は別のケースで行いましょう。
必ず単独飼育を行います。卵から孵した場合も、すぐに共食いをはじめてしまうので注意してください。大きなケース内であれば、カマキリ同士が出会う場面が減りますが、共食いはあります。飼育は別のケースで行いましょう。
初回公開日:2022年08月13日
記載されている内容は2022年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。