ハエトリグモの飼育方法とは？必要なアイテムや注意点もあわせて解説

ハエトリグモは身近にいるクモで、飼育してみたい人もいるでしょう。ハエトリグモを飼育する時に必要なものがあります。きちんとした環境で飼育することで、ハエトリグモは快適に過ごせるでしょう。

ここでは、ハエトリグモの飼育に必要なものを紹介します。どれもネット通販やホームセンターなどで手に入るものなので、簡単に揃えられるでしょう

ハエトリグモに必要なケージは、小さくて透明なものでかまいません。大きすぎる昆虫飼育ケージだと、小さなハエトリグモを見失ってしまいます。例えば、クリーンカップのような透明な容器に穴を開けて飼育する方法もおすすめです。

穴を開けるときは、ハエトリグモが逃げないような大きさにします。コンパスの針やキリなどを使って穴を開けると良いでしょう。クリーンカップは安価で、汚れてしまったら新しいものとすぐに交換できます。

ある程度の個数をまとめて購入しておくと良いでしょう。巣の中には紙ナプキンなどで作ったベッドを用意します。

ハエトリグモの餌は、小さなサイズのレッドローチ、デュビア、ミルワームなどを与えます。2週間に1～2回程度の頻度で与えましょう。レッドローチはデュビアやコオロギよりも小さく、赤みががった茶色をしています。

デュビアは飛んだり跳ねたりしない昆虫で、扱いやすく生餌に使われること多いです。繁殖も簡単で自分で育てて与えることもできるでしょう。ミルワームは定番の生餌です。ゴミムシダマシ科の幼虫で、ペットショップでも売られています。

ハエトリグモに餌を与える時にはピンセットを使います。生餌をピンセットでつまみ、ハエトリグモの前に出すと、受け取るような仕草を見せてくれます。その様子がかわいいと感じる方も多いです。

ハエトリグモに使うピンセットは小さいサイズを選びます。大きすぎると扱いにくいので注意しましょう。ステンレス製のものなら錆びに強く、使用したら水洗いすることができます。さまざまな種類があるので、使いやすいものを購入しましょう。

ハエトリグモの飼育に必要なものを揃えたら、飼育をスタートすることができます。まず、ハエトリグモを入手するにはどのようにしたら良いのでしょうか。餌の与え方も気になります。

ここでは、ハエトリグモの入手方法や餌と水の与え方について解説をします。飼育方法を知って大切に育てていきましょう。

ハエトリグモの飼育はあまり難しくないですが、しっかり理解しておきたいですね。では、ハエトリグモの飼育方法をチェックしてみましょう。

ハエトリグモは巣を張らないクモで、動きながら昆虫を探して食べています。庭や家の中など身近な場所に多くいます。また、熱帯林や暖帯林など、多様な気候に適応して生きています。さまざまな場所で見つけることができるでしょう。

ハエトリグモを入手するには、程よい長さの棒を使います。藪の中を歩きながら優しく草木を叩くと振動でハエトリグモが出てきます。出てきたハエトリグモはガラス瓶やクリーンカップに入れて持ち帰ります。