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オポッサムはペットで?飼い方とエサのあげ方|飼育に必要なもの4選

更新日:2024年10月19日

「オポッサム」というとよく分からない方も、死んだふりが上手な動物というと思い当たる方がおおいのではないでしょうか。有袋類で小さなピグミーオポッサムなどの種類をもつオポッサムは、ペットとして飼うことはできるのでしょうか。注意点などについても紹介します。

オポッサムはペットで?飼い方とエサのあげ方|飼育に必要なもの4選
日本でオポッサムをペットとして飼いたい場合、ペットショップなどで購入する場合の値段は平均的には20,000円から40,000円程度となることが多いでしょう。

最も流通していると言われているピグミーオポッサムの場合は、25,000円~30,000円くらいの価格帯が目安となっています。

飛行機で移動の際は空輸代がかかることも

お近くですぐに引き取りにいけるペットショップや小動物専門店で購入する場合はとくに問題にはならないでしょうが、ネットなどで離れた地域で購入する場合は空輸代などがかかることがあります。

ペットの販売価格とされた価格と、実際の請求金額が異なることがありますので、どんな方法で運ばれてくるのか確認しておいた方がよいでしょう。

陸路で運ばれる場合もありますが、空輸の場合は飛行機の貨物室(空調はあることがほとんど)を使って運ばれることになります。

オポッサムは日本に個体数は少ない

オポッサムは本来南米大陸・北米大陸に生息している動物であり、日本でもペットとしてまだあまり広く飼われている動物ではないため、販売されている個体数は少ないと言われています。

これまでに日本で販売されたことのあるオポッサムは、ピグミーオポッサム(ハイイロジネズミオポッサム)をはじめとしてキタオポッサム・ミオミオポッサムなどの種類があります。

販売されたことのあるオポッサム

  • ピグミーオポッサム(ハイイロジネズミオポッサム)
  • キタオポッサム
  • ミナミオポッサム

オポッサムをペットとして飼うときの注意点

オポッサムをペットとして飼う場合は、温度調節や食事などで注意する必要があります。

ペットとしての購入を考えている方は、まずはオポッサムを飼う上での注意点について押さえておきましょう。

オポッサムをペットとして飼うときの注意点1:温度調節

オポッサムをペットにするときの注意点ですが、すでに紹介したようにオポッサムは南米など温かい地域で生きている動物であるため、とくに冬の温度調節に注意が必要です。

オポッサムは暑さには強いですが、寒さには非常に弱いペットです。温度が下がると冬眠する危険もでてくるため、温度を保つことは必須です。

冬場は小動物用のヒーターなどを用意して、オポッサムのケージ周囲が25℃を下回らないようにしましょう。

オポッサムをペットとして飼うときの注意点2:食事

オポッサムは草食ではなく雑食であり、野生では虫などを捕まえて食べている動物なので、ペットとして飼う際にもある程度そういった生き物を与える必要がある場合があります。

とくに虫が嫌いな人などは、オポッサムにそういった餌を与えることが難しいでしょう。どんな物を食べるのか、自分がきちんと与えることができるのかをよく考えましょう。

オポッサムをペットとして飼うときの注意点3:病気

オポッサムも他のペットのように病気になることがありますが、小動物でありまた日本ではあまり一般的ではないペットであるため、診てくれるペットショップが限られる傾向にあります。

飼う前に、身近なペットショップでオポッサムを診てもらえるか確認しておくとよいでしょう。

多湿や人間の構いすぎが原因で起こってしまう病気もあると言われています。適切な関係を築きましょう。

オポッサムに愛情をもって最後まで育てよう

オポッサムはまだまだ日本での知名度は高くないペットですが、非常に小さくて愛らしいペットです。野生での気質が強いため、巣の掃除も年1回などあまり掃除の手間はかかりません。

野生での寿命は4年程度ですが、ペットになると8年位まで伸びます。オポッサムの生態について知った上で、オポッサムにとって暮らしやすい環境をつくり、愛情をもって最後まで育ててあげましょう。

初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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