シロナガスクジラに天敵はいる？生態や世界最大とされる大きさについても解説

海の中で鳴く鯨の鳴き声は、癒しの音として眠るためのアプリにも収録されているのですが、その実態はあまり知られていません。

周波数は10～39ヘルツで、シロナガスクジラの鳴き声は動物の中でも大きく180デシベルに達すると言われています。180デシベルはジェット機のエンジン音に匹敵するのです。

遠くのクジラとコミュニケーションをとるためと言われていますが、距離としては約160km先まで聞こえると言われています。

クジラは生まれて30分もすると泳げるようになり、生後7～12カ月は母クジラの母乳を毎日500リットル程（500mlのペットボトル1000本分）も飲むと言われています。因みにクジラの母乳は牛の母乳の約10倍も濃いそうです。

そんな母乳を飲む子クジラですが、前述した通りシャチ等の天敵がいるため常に母クジラに守られています。

骨格標本がある水族館はあるようですが、流石に20～34メートルもあるシロナガスクジラを飼育している水族館は無いようです。どうしても見たいという方は海外のホエールウォッチングを利用するのが良いのではないでしょうか。

因みに、上野の国立科学博物館の敷地内に約30メートルのシロナガスクジラのオブジェがあるそうです。

まず、育てるための水槽ですが、30メートル級のシロナガスクジラが泳ぐとなるとそれだけの海水が必要になりますし、その圧力に耐えられる大きさの水槽が必要になります。そんな水槽がどんな物なのか想像もつきません。

また1日に食べる量は16トンと言われています。まず陸上でペットとして飼うことは難しいでしょう。

ここまでシロナガスクジラとはどういう生き物なのかという事を記載してまいりましたが、読んで頂いていかがだったでしょうか。実はまだまだ知られていない事が多く、捕鯨調査も行われています。

そんな中、新しい調査用の機械やドローン等が出てきたことにより、今まで解明できなかった事や今までの見解を覆す映像等も続々と出てきているのです。

興味を持っていただけた方は更に知識を深めて頂ければと思います。