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ピグミージェルボアの価格は?飼育に必要なものについても紹介

更新日:2023年11月16日

ピグミージェルボアという動物をご存じでしょうか?コインサイズの小さな体に大きな後ろ足と長い尻尾がユーモラスで可愛いトビネズミです。この記事ではピグミージェルボアの基礎知識や生体価格、飼育する際に必要なものについても説明しているので是非参考にしてください。

ピグミージェルボアの価格は?飼育に必要なものについても紹介
「ピグミージェルボアってなに?」
「ピグミージェルボアを飼いたいけど価格が分からない…」
「飼育に必要なものはなんだろう?」
みなさんはピグミージェルボアという、500円玉サイズの小さなネズミを知っていますか?なかなか珍しい生き物のため、上記のような疑問を覚えている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ピグミージェルボアの生態や飼育方法、購入場所や価格まで詳しく紹介しています。また、購入価格だけでなく、その値段がつく背景についても触れています。

この記事を読むことで、彼らの生態に詳しくなり飼育に関する知識がつくため、適切に飼育環境を整えることができるようになるでしょう。さらに、相場の値段を知ることで、相場とかけ離れた高額な生体を購入するリスクを減らすことができます。

ピグミージェルボアを飼いたい、相場価格を知りたいという方は、是非この記事を読んで参考にしてください。

そもそもピグミージェルボアって?



ピグミージェルボアは、正式名称はバルチスタンコミミトビネズミといい、バルチスタン地方の砂漠に生息するトビネズミの一種です。

500円玉サイズの小さな体に、何倍もの長さがあるしっぽがついており、小さな前足と大きな後ろ足が風変わりで可愛い姿をしています。

1980年代に発見された比較的新しい種になります。

ピグミージェルボアの生態



ここでは彼らの原産国や食性といった生態を詳しく解説していきます。

寿命や性格、鳴き声などにも触れますので、ピグミージェルボアが気になっている方は是非読んでみてください。

分布

ピグミージェルボアはパキスタンやアフガニスタンの砂漠地方に生息する、トビネズミの一種です。

それらの地方でも特に、パキスタンの南西部に位置するバルチスタン地方の砂漠で多く暮らしているようです。

性格

被捕食者のげっ歯類の仲間にしては無防備で警戒心が薄く、こちらに対して攻撃的な行動を見せない温和な性格をしています。

夜行性の生き物なので、昼間は仰向けでリラックスした寝姿を見せてくれることもあります。温和な性格をしていますが、野生では被捕食者のネズミのため人と触れ合うことはストレスを感じてしまうようです。

鳴き声

ピグミージェルボアは鳴き声を上げますが、あまり大きな声ではありません。

「キュウキュウ」や「チュウチュウ」といったネズミらしい鳴き声をしており、囁くような声量です。

寿命

ピグミージェルボアの寿命は約2~3年ほどといわれており、同じサイズのハムスターやハツカネズミなど他のげっ歯類とあまり変わりません。

飼育のマニュアルがしっかり整えられていない現状、寿命を全うさせるのは非常に難しいです。お迎え後、数か月で死んでしまうことも少なくないようです。

繁殖

ピグミージェルボアはネズミの仲間なので、繁殖力は強い生き物のようです。

オスとメスの見分け方も、性成熟を迎えるとオスの生殖器が目立ってくるので判別は簡単です。ケージの中に複数メスがいると協力して子育てを行うため、オス1匹、メス2~3匹で飼育すると良いでしょう。

繁殖がうまくいけば年に2回出産し、一度で2~3匹の子供を産みます。

育児環境が整っていなかったり、ストレスがかかったりすると育児放棄や子食いが起きてしまいます。子供が生まれたら必要以上に巣箱を触らず、そっと見守るのにとどめましょう。

食性

ピグミージェルボアは雑食で、野生下では種子類を中心に草や幼虫なども食べています。

飼育するときには小鳥用の皮つき種子を与えますが、それだけでは栄養が足りませんので動物たんぱく質もしっかり食べさせましょう。鳥のささみやミルワームを喜んで食べます。

動物たんぱく質が足りない場合、多頭飼いしている環境だと共食いが起きる可能性が高いので十分な量を与えるようにしてください。

ピグミージェルボアの特徴



ピグミージェルボアは、小さな体に長いしっぽ、大きな後ろ足が特徴的です。

ここでは体の大きさや長いしっぽなど、ピグミージェルボアの身体的な特徴について詳しく解説していきます。

体の大きさ

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初回公開日:2022年07月15日

記載されている内容は2022年07月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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