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ピグミージェルボアの価格は?飼育に必要なものについても紹介

更新日:2023年11月16日

ピグミージェルボアという動物をご存じでしょうか?コインサイズの小さな体に大きな後ろ足と長い尻尾がユーモラスで可愛いトビネズミです。この記事ではピグミージェルボアの基礎知識や生体価格、飼育する際に必要なものについても説明しているので是非参考にしてください。

ピグミージェルボアの価格は?飼育に必要なものについても紹介

ピグミージェルボアの飼育方法



前項でピグミージェルボアの飼育環境が整い、お迎えできる準備ができました。

続いては実際にピグミージェルボアを飼育する方法について、温湿度管理と与えるエサを中心に解説していきます。

温度管理・湿度管理

生息地である砂漠では、乾燥していて日中は30℃を超す暑さになります。夜は逆にかなり冷え込むため、野生下では複数の個体が身を寄せ合って暖をとることもあるようです。

ピグミージェルボアを飼育するには温湿度管理が欠かせないので、温湿度計を購入して設置しましょう。

適温は20~30℃で、湿度は30%ほどが良いとされます。

エアコンや除湿器などの家電を使用して適切な環境を整えましょう。

エサのあげ方

毎日のエサは、小鳥用の皮つき混合シードをティースプーンで1杯ほど与えます。

砂漠の生き物のため、水分をあまり必要としないので給水ボトルなどは必要ありません。野菜など水分のある葉物を2日に1回与えるくらいで十分です。与えすぎると下痢をすることがあるので注意してください。

他に動物性たんぱく質としてミルワームや茹でたささみを与えましょう。

ピグミージェルボアを飼育する際の注意点



小さなピグミージェルボアを飼育するにあたり、何点か注意事項があります。

小さな体のピグミージェルボアは非常にストレスに弱い生き物です。

野性下での彼らの生活も踏まえつつ、飼育する際の注意点について解説していきます。

複数飼育には不向き

ピグミージェルボアは野生下では複数匹でコロニーを形成し、巣穴で寄り添いあいながら生活しています。巣穴から出て餌を採りに行く際には単独行動をします。

そのため複数飼育に向いている動物だと思われがちですが、個体によっては攻撃的な態度を示すものもいるため基本的には単独飼育するのが良いでしょう。

縄張りの問題や、餌の不足など様々な要因で喧嘩になることもあり得ます。雑食性のため、ともすると共食いを始める可能性もあるため、繁殖以外ではケージを分けておくのが安心です。

できるだけストレスは与えない

ピグミージェルボアはとても小さいので、大きな存在に構われることがストレスになりがちです。人間側からは仲良くしたいと思っても、小さなネズミには恐ろしく感じられることも多いでしょう。

鑑賞に適した動物ですが、触れ合いたい場合はストレスを感じさせない程度に、葉物などの好物を手のひらに乗せてそっとスキンシップをはかっていくようにしましょう。

ピグミージェルボアについて学び価格の相場を把握しよう



この記事では、ピグミージェルボアの基礎的な知識から価格の相場、飼育方法まで幅広く解説してきました。

ピグミージェルボアはユーモラスで可愛らしい見た目から飼ってみたいと思う方も多いペットですが、輸入規制などでなかなか手に入らない希少な動物です。

日本で流行し始めたころは2~3万円ほどの価格帯で推移していましたが、現在では国内ブリードで生まれた個体が少数流通する程度で、当時の価格とは比べられないほど高騰しているようです。

高い金額を出して購入しても、珍しく希少な動物のため生態や飼育に関する情報も乏しいという現状です。これらのことを踏まえ、お迎えするかどうか真摯に検討する必要があります。

入手の難しさと飼育情報の少なさから、なかなか飼育が厳しいと感じた方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ピグミージェルボアはとても魅力的な生き物です。どこかで彼らを見かけたら、この記事を思い出し適切な環境を整えられると感じたなら飼育に踏み切ってみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2022年07月15日

記載されている内容は2022年07月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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