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マイクロブタの生態と飼育方法|飼育にあたり問題となることについても解説

更新日:2024年10月07日

ミニブタよりも小さいマイクロブタをペットして飼いたいという人もいるでしょう。この記事ではマイクロブタの生態や飼育方法、飼育にあたり問題となることなどを解説しています。マイクロブタに興味のある人は、特に問題点を事前に理解しておきましょう。

マイクロブタの生態と飼育方法|飼育にあたり問題となることについても解説
「マイクロブタってどんなブタ?」
「マイクロブタを飼育するために必要なものは?」
「日本でマイクロブタを飼うにあたって、何か問題となる可能性がある?」
このような疑問はありませんか?かつて日本ではペットとしてミニブタを飼うことが流行した時期がありました。現在、海外ではミニブタよりも小さいブタである「マイクロブタ」が飼育されています。

この記事では、マイクロブタの生態や飼育方法を解説します。また、マイクロブタを飼育するにあたって必要なものや問題となることについても紹介しますので、マイクロブタを飼いたい人には参考になるでしょう。

この記事を読めば、マイクロブタを飼ううえで得ておくべき知識を身につけることができます。今後実際に飼う予定の人は問題点などをしっかりと頭に入れておき、最後まで責任を持って面倒を見られる環境づくりをしましょう。

マイクロブタの生態

「マイクロブタ」とは突然変異で超小型となった個体から繁殖された小さなブタのことです。「マイクロブタ」や「ミニブタ」という品種はなく、大きさによって「マイクロ」や「ミニ」に区別されています。

主にイギリスなどでペットとして飼育されているマイクロブタの生態について紹介します。

性格

マイクロブタは基本的に陽気かつ甘えん坊で、人によく懐くため飼いやすい動物と言われています。きれい好きなので、排泄を決まった場所で行うようにしつけることも可能です。

犬や3歳の子どもと同等の高度な知能を持っていると言われ、問題行動も少ないでしょう。

サイズ

一般的なブタは成体でおよそ200~300kg、ミニブタは40~70kgになります。ときに100kgを超えることもあります。

そして、マイクロブタはミニブタよりも小さく、生まれた直後は200~300gほど、成体でも20~40kgにしかなりません。また、成体の体長はおよそ40~60cmです。

寿命

マイクロブタの寿命はおよそ10〜15年、長寿の場合は18年とも言われ、犬や猫と同程度に生きると言えるでしょう。

ペットの中では長生きな種類なので、あとで飼いきれないなどの問題とならないように、購入前に飼い主の家庭環境や状況を考慮し、住環境などを整えておく必要があります。

鳴き方

一般的なブタに比べて体が小さく可愛らしい印象を持たれがちですが、マイクロブタは予想以上に鳴き声が大きいでしょう。

日常的には「ブッブッ」と小さめの声を発し、感情を害したときやどこか痛いときなどは「ピギー!」という大きな金切り声をあげます。これが近所迷惑などの問題となる可能性もあるでしょう。

マイクロブタは人になつくの?



マイクロブタは知能が高く陽気で愛情を欲しがる動物なので、一般的に人によくなつきます。そのため、ある程度飼い主との感情のやり取りも期待できます。

また、自分の名前を覚えるため名前を呼ぶと寄ってきたり、しつけをすれば犬や猫のように芸を覚えたりすることもあるでしょう。

マイクロブタの飼育に必要なもの

犬や猫などのメジャーなペットに比べて、ブタ専用の商品を探すのは難しいでしょう。特に流通数が少ないマイクロブタについては情報量も少ないため、他の動物の飼育に使っているものを代用する場合もあります。

ここからは、マイクロブタを飼育するために必要なものを見ていきましょう。
  • 飼育ケージ
  • トイレ
  • 水入れ
  • シャンプー
  • リード
  • ひづめのケア用品

飼育に必要なもの①飼育ケージ

まず、マイクロブタの飼育に必要なのは飼育ケージです。しかし、ブタ用のケージとしては広くは市販されていないため、中型〜大型犬用のケージを代用します。

マイクロブタを室内で飼う場合は、飼い主の指示でケージに入るようにしつけておくと良いでしょう。特に留守番をさせる場合に役立ちます。
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初回公開日:2022年08月24日

記載されている内容は2022年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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