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コウモリの特徴と餌となる食べ物とは|触れる際の注意点についても紹介

更新日:2024年08月15日

皆さんはコウモリが普段どんな生活をしているのかご存知でしょうか。この記事では、コウモリの生態や餌となる食べ物について詳しく解説しています。また、日本に生息している6種類のコウモリについてそれぞれ紹介しているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

コウモリの特徴と餌となる食べ物とは|触れる際の注意点についても紹介

コウモリは鳥獣保護管理法で保護されている

コウモリのことを知り、実物を見てみたいと考えた方もいるでしょうが、もし見つけても捕まえることはできません。

コウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で保護されているため、捕獲が禁止されています。

そのため、コウモリを捕獲したり傷つけたりした場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。

法律によってコウモリが守られている理由は、日本に生息している多くのコウモリが絶滅の危機にあるためです。

万一捕獲する場合は、自治体などに許可をもらう必要があります。

また、コウモリにはたくさんの病原菌がついている可能性があることも、法律でコウモリが守られている理由のひとつです。

知らずに触ってしまうと、感染症やアレルギーなどを発症する危険があります。

出典・参照:コウモリについてのお知らせ|朝倉市

コウモリに触れる際の注意点

コウモリを捕獲できない理由は前述の通りですが、もしも家の敷地内や屋外で傷ついたコウモリを見つけた場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。

人との関わりの中で怪我をしたり傷ついたりしたコウモリであれば、一時的に保護することが許されています。

ただし、申告せず長期間保護したり、そのまま飼育したりすることはできません。保護した場合は、すぐに居住地の市町村に連絡してください。

また、保護する際に素手で触ってはいけません。軍手など厚みのある手袋をはめて、直接コウモリに触れることや噛まれることを防ぎましょう。そして、手袋越しであっても、触った後は必ず手を洗ってください。

保護中にはミルワームなどの昆虫を与え、暗く静かな場所に置いてあげましょう。
ただし、あくまでも怪我を治して野生に返すのが保護の目的です。
愛着がわいたとしても、コウモリを身近に置いておくリスクは大きいことを理解しておいてください。

出典・参照:傷病鳥獣の救護等について|京都府

コウモリの種類や食べ物について知ろう

本記事では、日本に生息しているコウモリの種類やその生態について解説してきました。
一口に「コウモリ」と言ってもさまざまな種類が存在し、種類によって餌となる食べ物も異なることを理解できたことでしょう。

吸血鬼のような恐ろしいイメージを持たれやすいコウモリですが、血を餌にする種類はごくわずかで、実際は昆虫や花、果物を食べる種類がほとんどです。

残念ながら、多くの種類はその生息数が減少傾向にあり、絶滅危惧種に指定されています。そのため、可愛いからといって野生のコウモリを捕まえてペットとして飼育することは許されていません。

この記事を読んでコウモリに興味が湧いたという方も、野生のコウモリを見かけた場合は、静かに見守ってください。

また、自宅に棲みついて糞尿などで困っている場合は、勝手に駆除せずに専門の業者に相談しましょう。

初回公開日:2022年11月15日

記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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