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リスが食べた松ぼっくりはエビフライ?冬の森の風物詩を見よう

更新日:2024年10月17日

森に「エビフライ」にそっくりの姿になった松ぼっくりが落ちています。リスの松ぼっくりの食べかすです。リスは、寒い冬に備え、しっぽを使い、鳴き声で仲間たちとコミュニケーションをとり、松ぼっくりなどで栄養を蓄えています。松ぼっくりからできたエビフライです。

リスが食べた松ぼっくりはエビフライ?冬の森の風物詩を見よう
「森のエビフライ」は、いつみれるのでしょう。森や公園の中でリス達が松ぼっくりを食べた食べかすですから、それ自体はいつでもあるでしょう。

リス達が食べた後すぐなど新鮮なエビフライはやはり、秋から冬の松ぼっくりができ、松の木から落ちる頃、ちょうどその頃は、リス達も食料の少なくなる寒い冬に備えて、松ぼっくりもたくさん食べますので、そうした時期がやはり、多くの「森のエビフライ」が見つけられる時期になります。

冬になり、雪の中に隠れていることもあります。松ぼっくりのエビフライを見つけ、お友達や家族に見せてあげると驚かれることでしょう。

「森のエビフライ」がみれる場所

自然の多い日本の森や公園の中と言ってもリスの生息しているところかどうかなかなかわかりません。まずは、松林に行ってみましょう。

日本の松林の多くは、アカマツ、クロマツにまつぼっくりができています。

一般的には、暖かい地域よりも寒い地域の松がエビフライの見つけた報告が多いと言われていますが、まずは、地域の松に目星をつけ、探してみましょう。

エビフライ以外の不思議なリスの特徴

リスの特徴として、大きなしっぽや鳴き声など、色々な特徴があります。

大きなしっぽは、傘のように使う、パラシュートとして使う、仲間とのコミュニケーションや敵への威嚇などボディーランゲージとして使うなどあり、時には敵に襲われるなど緊急事態にには、切れることもあります。

ただし尻尾は、再生することはなく、新たには生えてきません。

また、大きな尻尾は、木の上ですばやく動いたり生活する中で、体のバランスをとる役割もしています。

また仲間とのコミュニケーションや敵への威嚇など、リスには、鳴き声にも特徴があります。「しっぽの特徴」「鳴き声の特徴」についてみていきましょう。

エビフライ以外の不思議なリスの特徴1:しっぽを傘代わりに使う

雪が降る時は、大きなしっぽを胴体の上に乗せ、雪除けの傘のように使っています。しっぽは、濡れ手も大事な体を守っています。

また熱い地域に生息しているリスは、大きなしっぽで、熱い日差しを避けるように日傘代わりにしっぽを使っています。しっぽの陰で温度が下がります。

しっぽは、雨や雪から濡れ、体温低下を防ぐ役目を、日光から体温が上がりすぎるのを防ぐなど、自然界の中で生きて行く上で大事な役割をしています。

エビフライ以外の不思議なリスの特徴2:しっぽをパラシュートに使う

木の上で活動する時は、しっぽを体のバランスをとるために使うほか、天敵などに襲われた時には、大きなしっぽをパラシュート代わりに木から飛び降りることもあります。

リスの種類にもよっては、しっぽが、胴体以上の大きさのあるものもいます。視力・臭覚も優れていることから、敵から素早く逃げる時にしっぽが役立ちます。

エビフライ以外の不思議なリスの特徴3:多種多様な声を出す

リスも他の動物と同じく、色々な感情を鳴き声で仲間とのコミュニケーションをとっています。

「グルル、ククク系」怒っている時やたいへん警戒している時の鳴き声です。
「キュルキュル系」少し甲高い声で警戒しています。
「ホロホロ、ピヨピヨ系」発情期の鳴き声です。

リスは、鳴き声によって、色々な状況を仲間に伝え、仲間と共に森の中で生活しています。

リスの松ぼっくりの食べかす「森のエビフライ」を探しに行こう

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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