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フトアゴヒゲトカゲとは?初心者でもわかるアゴヒゲトカゲの飼育方法

更新日:2023年12月31日

フトアゴヒゲトカゲとは性格が温厚なので、人慣れすると直接触ったりするハンドリングがしやすいのも、初心者でも飼いやすいトカゲです。フトアゴヒゲトカゲを飼うにあたって、餌やケージなどのトカゲ飼育セットの情報・注意点をご紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲとは?初心者でもわかるアゴヒゲトカゲの飼育方法

フトアゴヒゲトカゲの特徴

フトアゴヒゲトカゲは温厚で人慣れしやすいため、初心者でも飼いやすい爬虫類として評判です。トゲトゲした見た目は小さな怪獣のようで、果たして本当に飼いやすいのかと不安になる方もいるのではないでしょうか。

今回はフトアゴヒゲトカゲを飼育するにあたって詳しい生態についてと、実際どんなものを用意し気をつけるべき点があるのかなどご紹介していきます。
名前フトアゴヒゲトカゲ
全長7~55cm
体重5~500g
分類アゴヒゲトカゲ属
分布オーストラリア東部から南東部

フトアゴヒゲトカの特徴1:大きさ

フトアゴヒゲトカゲは最大で全長55㎝ほどまで成長します。成長に合わせて呼び方が変わり、大きさによってだいたいの年齢の予測をすることができます。

生まれたての赤ちゃんのは7㎝ほどですが成長スピードがとても早く、1年間の間に50cm前後までいっきにグングン成長してアダルト(大人)となります。
【ベビー】 30㎝ほどまで成長
0~1ヵ月 7~10cm
2~3ヵ月10~30cm
【ヤングアダルト】45cmほどまで成長
3~4ヵ月 25~35cm
5~6ヵ月 30~40cm
【アダルト】55cmほどまで成長
7~8ヵ月 35~40cm
9~12か月 40~55cm

フトアゴヒゲトカの特徴2:食性

成長とともに昆虫食から野菜メインへと変化していくので、生体の大きさや期間によって餌の種類を変えていきましょう。

ベビーからヤングアダルトまでは成長段階なので毎日餌を与える必要がありますが、アダルトになると2~3日に一回を与えるようにします。アダルトになってから毎日昆虫や特定の野菜ばかり食べてしまうと肥満の原因になります。

個体によっては好みのものだけを食べてしまうので、栄養が偏らないように「昆虫・野菜・専用フード」の、バランスの良い食事を用意することを心がけましょう。
種類食べ物
昆虫フタホシコオロギ・ヨーロッパイエココオロギ・ミルワーム・デュビア など
野菜にんじん、かぼちゃ、いんげん・小松菜 など
専用フードフトアゴドライ・フトアゴゲル など

フトアゴヒゲトカゲの特徴3:尻尾

フトアゴヒゲトカゲの尻尾は体の半分ほどの長さをしていて、大変長くぷにぷにしています。尻尾の様子によって、どんな状態(感情)なのかを確認することができます。

尻尾が反っているときは、警戒しているか興奮しているときです。尻尾を揺らしているときは、怒っているかおびえている時です。

普段は温厚なフトアゴヒゲトカゲですが、尻尾が上に沿っていたり激しく揺らしているときは、ハンドリングなどむやみに触らないことがよいでしょう。

フトアゴヒゲトカゲの特徴4:求愛ダンス

フトアゴヒゲトカゲは求愛ダンスをしますが、オスとメスではダンスの方法が異なりとても可愛い動きをします。

オスのダンスは、ボビングと呼ばれるもので、のどを真っ黒にして、頭を上下にカクカク動かしメスに対しての求愛ダンスを行います。発情期の行動と言われています。

メスのダンスは、アームウェービングと呼ばれるもので、片腕をあげて宙で円を描くようにくるくるとゆっくりと回しオスに対しての求愛ダンスを行います。発情期だけではなく、幼少期から多く行う行動です。

フトアゴヒゲトカゲを飼育する方法

次のページ:フトアゴヒゲトカゲを飼育する方法1:ケージの飼育環境を整える

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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