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エリマキトカゲの値段はどれぐらい?飼育方法についても紹介

更新日:2024年01月29日

一世を風靡したエリマキトカゲの生態や値段について知りたいという方は多いのではないでしょうか。この記事ではエリマキトカゲの特徴や購入値段、飼育環境の整え方についてまとめています。エリマキトカゲの飼育に興味ある方はぜひチェックしてみてください。

エリマキトカゲの値段はどれぐらい?飼育方法についても紹介
「エリマキトカゲはペットショップで購入できるの?」
「走り回るイメージがあるけど、自宅で飼育できる?」
「エリマキトカゲの値段や、飼育設備が知りたい!」
独特の風貌を持つエリマキトカゲですが、自宅での飼育が可能ならペットにしてみたい、値段が安ければ購入してみたいと興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、エリマキトカゲの生態やペットショップで購入する場合の値段、飼育するために必要なアイテム、飼育方法をまとめました。

記事を読むことで、これまで知らなかったエリマキトカゲの生態や値段について詳しく理解でき、自宅での飼育が可能か判断できるでしょう。正しい飼育方法を事前に知っておくことは、エリマキトカゲと一緒に生活するうえでも重要です。

エリマキトカゲの値段が気になる方や飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

エリマキトカゲの生態

エリマキトカゲといえば、首周りの襟のようなひだを大きく広げながら、後ろ足で立ってバタバタと走るユーモラスな姿が印象的です。1980年代にはテレビ番組やCMで注目を浴び、一大ブームとなって多くの人々の記憶に残りました。

エリマキトカゲは有鱗目トカゲ亜目アガマ科に属するトカゲですが、見た目が有名なのに対して生態や値段についてはほとんど知られていないのではないでしょうか。

以下からエリマキトカゲの生態について、さらに詳しく解説していきます。

体長について

エリマキトカゲは体長60~90cm、体重3~4.5kg前後まで成長する中~大型のトカゲです。尾が非常に長く、体長のおよそ3分の2を占めています。

ベビーサイズとして販売されている幼体は、手のひらに全身がおさまる程度の大きさです。名前の由来にもなっている首周りのひだは、ふ化したばかりの幼体のうちから付いており、すぐに広げることができます。

性格は?

エリマキトカゲは二足歩行で走り回る姿から活発な性格だと思われがちです。しかし、その姿からは想像できない程おとなしく、臆病な性格をしています。

昼行性ですが普段はあまり動かず、木の上で過ごすことが多いのが特徴です。朝日が昇るとともに日光浴をはじめ、体が温まると餌を食べるために地上に降りて活動します。活動的でないうえにスキンシップを好まず懐きにくいため、観賞用として飼育するのがおすすめです。

寿命について

エリマキトカゲは野生下での寿命は明らかにされていませんが、飼育下では10年前後で寿命を迎えるケースが多くみられます。

元々日本には生息しないトカゲであることから、飼育環境で寿命の長さは左右される傾向にあるでしょう。長いものでは20年以上生きた例もあるため、環境作りと健康管理をしっかりと行えば長く可愛がることも可能といえます。

生息地は?

エリマキトカゲはオーストラリア北部、ニューギニア島南部の熱帯林やサバンナの森林に生息するトカゲです。エリマキトカゲとよばれる爬虫類は1種ですが、生息域によって体色や体格、適応環境に違いがみられます。

オーストラリア産は体が大きく、茶褐色や黄色味を帯びた明るい体色や派手な襟巻きが特徴的なエリマキトカゲのイメージに近い見た目です。ペットショップで一般的に流通しているニューギニア産は体が小さくスマートで、体色は目立ちにくい暗褐色になる傾向があります。

繁殖について

エリマキトカゲの繁殖行動は飼育下の場合、大体9月に入ると交尾を行い、10~11月頃に産卵期を迎えます。

成長したエリマキトカゲのペアを一緒に飼育すれば繁殖行動がみられる可能性もありますが、国内ではアマチュアの愛好家で繁殖に成功した例はほとんどありません。臆病な性格であることから複数の飼育も推奨できないため、単独飼育を楽しむのがおすすめです。

襟のある理由

エリマキトカゲの特徴である襟巻きは、外敵に対する威嚇時や興奮状態に陥った際に広がるものです。危険を察知すると体を起こし、口を開きながら襟を大きく広げて敵を威嚇します。求愛行動や体温調節の際にも使われる大切な部分です。

わざと驚かせて無理に襟を広げさせるのは、エリマキトカゲに大きなストレスを与るため避けましょう。飼育下でリラックスしていると襟を広げることはほとんどありませんが、エリマキトカゲが安心している証ともいえます。

エリマキトカゲの値段は?

エリマキトカゲの値段は、10,000~25,000円前後が相場となります。店舗や成長度合いによって値段が異なりますが、一般的に幼体の方が安価です。また、ニューギニア産に比べるとオーストラリア産は値段が高くなります。

値段の安い幼体のうちは体も弱く、環境に慣れさせるのも大変なため、飼育初心者の場合は値段が高くてもある程度成長した個体を選ぶのがおすすめです。ブームになった頃は一般的なペットショップでも扱われていましたが、近年では爬虫類専門店での購入がメインとなります。

エリマキトカゲを飼育するために必要なもの

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初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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