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バクチヤモリの飼い方|入手方法や値段とケージ・餌など飼育について紹介

更新日:2024年10月05日

大きな鱗が特徴的なバクチヤモリをご存じですか?このヤモリは、自分の身に危険が迫ったときはその鱗を脱ぎ捨て、敵から逃げるという面白い性質を持ちます。この記事では、バクチヤモリの生態に関する基礎知識、入手方法や値段などを紹介しています。参考にしてください。

バクチヤモリの飼い方|入手方法や値段とケージ・餌など飼育について紹介

飼育に必要なもの⑤ヒーター

バクチヤモリは両生類であり、変温動物に分類されます。変温動物は周りの気温によって体温が変動するのです。

熱帯のマダガスカル島が生息地であるバクチヤモリは寒さに弱く、冬はヒーターを設置してケージを温めてあげる必要があります。

ヒーターはケージ全体を温めるのではなく、バクチヤモリが暑いと思ったとき自分で移動して調節できるように側面に貼ってあげましょう。

飼育に必要なもの⑥水容器

バクチヤモリが水を飲むための水容器を準備しましょう。

水容器は飲水用だけでなく、ケージ内の湿度保持や、脱皮の手助けをする役割もあるため、設置しておきましょう。

水は毎日交換し、常に新鮮で清潔な水を飲めるようにしてあげます。

飼育に必要なもの⑦LED ライト

バクチヤモリは夜行性なので、日光浴のための紫外線ライトやバスキングライトはいりません。

絶対に必要なものではありませんが、LEDライトを設置しておくとバクチヤモリの姿が観察しやすくなります。

入手先と価格について



バクチヤモリは流通量が少なく珍しいため、爬虫類専門店でもなかなか入荷されません。

ブリーダーの方から譲ってもらう、生体即売会に参加して購入するなども選択肢としてはありますが、爬虫類専門店に問い合わせて入荷したら教えてもらうという形をとるのが良いでしょう。

バクチヤモリの生体価格は1万円~2万円ほどになります。

バクチヤモリの飼育方法は?



バクチヤモリを飼育するために必要な温度や湿度、餌などについてここでは解説していきます。

バクチヤモリは触ると鱗が剥がれるという特徴以外は、そこまで飼育が難しい生き物ではありません。

基本的なことだけでなく、餌を食べなくなったときや子供が生まれたときの対処法にも触れていますので、すでに飼育している方も参考にしてください。

餌について

バクチヤモリの餌は2日に1度、コオロギやデュビア、ミルワームなどの昆虫を生きたまま与えます。

野外で捕まえた昆虫は衛生面で不安があるので、ペットショップで爬虫類用の餌として販売されている昆虫を与えましょう。

3日に1回はカルシウム剤を餌に混ぜ、カルシウム不足になるのを防ぎます。

昆虫だけでなく、ピンクマウスや果物、昆虫ゼリーなども食べるようですが、基本的には昆虫を与えましょう。

飼育温度について

高温多湿の熱帯地方出身のバクチヤモリの適温は、約25~30度になります。

暑さには強いですが寒さには弱いため、パネルヒーターをケージ側面に張り付けて温度が下がらないようにしましょう。
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初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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