Search

検索したいワードを入力してください

インドシナウォータードラゴンの特徴とは?飼育に必要なものも紹介

更新日:2024年07月21日

インドシナウォータードラゴンには、どんな特徴があるのでしょうか。本記事では、インドシナウォータードラゴンの生態や特徴、飼育に必要なグッズ、飼育方法などを紹介しています。インドシナウォータードラゴンに興味がある人は、ぜひチェックしてください。

インドシナウォータードラゴンの特徴とは?飼育に必要なものも紹介
「インドシナウォータードラゴンってどんな動物?」
「インドシナウォータードラゴンを飼育するにはどんなアイテムが必要なの?」
このように、インドシナウォータードラゴンの飼育を考えると、様々な疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。

この記事では、インドシナウォータードラゴンの生態や特徴、飼育をするにあたって揃えておきたい飼育用品などを紹介していきます。

この記事を読むことで、インドシナウォータードラゴンに関する様々な知識を得ることができます。それらの知識からインドシナウォータードラゴンへの理解を深めることで、飼育にもスムーズに取り組めるようになるでしょう。

インドシナウォータードラゴンの飼育に興味がある人は、ぜひこの記事をチェックしてください。

インドシナウォータードラゴンとは?

インドシナウォータードラゴンは、爬虫綱有鱗目アガマ科ウォータードラゴン属に分類されるトカゲの仲間です。インドシナという名前の通り、タイやベトナムなどのインドシナ半島や、中国南部に生息しています。

その美しい外見から、ペットとして人気の種類になります。そんなインドシナウォータードラゴンの生態や特徴を、もっとくわしく見ていきましょう。

インドシナウォータードラゴンの生態

野生のインドシナウォータードラゴンの生息域は、熱帯雨林です。樹上棲であるため、日中のほとんどを木の上で過ごします。幼体の頃は素早く木々を飛び移ったり、身軽に木に飛び乗ったりする姿が見られるでしょう。夜になると木から降り、水辺にある巣穴で体を休めます。

しかし、常に木の上にいるわけではありません。樹上で危険を感じると、水中に飛び込みます。ウォータードラゴンという名が表すように、彼らは泳ぎが得意です。およそ25分もの間潜水をすることができます。

純粋に水浴びをすることも大好きです。そのため、飼育環境内には水浴びができる場所を用意してあげると良いでしょう。気持ち良さそうに水浴びをする姿を見ることができます。

インドシナウォータードラゴンの特徴

インドシナウォータードラゴンは、鮮やかで美しい緑色の体色が特徴的です。この色は、状況によって変化させることができます。

成長すると、体長はおよそ90cmになります。しかし、しっぽが長く体長の半分以上を占めるため、それほど大きくは感じないでしょう。体色がグリーンイグアナに似ていますが、およそ200cmの大きさに成長するイグアナに比べるとかなり小さく、飼育にも挑戦しやすいです。

オスの個体は成体になると、クレストと呼ばれる棘状のトサカが後頭部から背中、しっぽにかけて発達します。クレストがあることで、かっこよさやワイルドさを印象づけられるでしょう。

性格は臆病であることが多いです。何にでもすぐにびっくりして逃げ出そうとしてしまうため、飼育下では怪我をしないように注意してお世話をしてあげましょう。

インドシナウォータードラゴンの寿命

寿命はおよそ8年~10年です。長生きをする個体になると、15年以上生きることもあるでしょう。しかし、飼育下で長生きをさせることは難しい傾向にあります。

病気や怪我が寿命を縮めてしまう可能性もあるでしょう。飼育環境や飼育方法が適切でないと、病気や怪我を引き起こしてしまいます。おかしいと感じることがあれば動物病院で診てもらい、飼育環境や飼育方法を見直してみましょう。

インドシナウォータードラゴンの成長速度は、あまり早くありません。幼体から飼育を始めると、なかなか大きくならないと感じるでしょう。

コオロギなどの栄養のある食事をさせたり、広さに十分余裕があるケージで飼育したりすることで成長につながる場合があります。あまりにも成長が遅いと感じた際は、食事内容や飼育環境を変更してみてください。

インドシナウォータードラゴンの産卵・繁殖時期

インドシナウォータードラゴンは卵生で、1回につき4個~16個の卵を産みます。産卵回数は年に数回です。産み落とされた卵は、およそ80日で孵化します。

繁殖は1年を通して行うことができます。飼育下で繁殖をさせるのであれば、特定の時期を見計らう必要はありません。ただし、様々なものがレイアウトされている飼育ケージ内で産卵をさせると保護が難しくなってしまうため、繁殖をさせる際は別の飼育ケージを用意しましょう。

インドシナウォータードラゴンの飼育に必要なもの



インドシナウォータードラゴンをはじめとする爬虫類を飼育する際には、その種類が実際に野生で生活している環境を再現してあげることが大切になります。そのため、インドシナウォータードラゴンが自然下ではどのような環境で暮らしているのかを把握しておきましょう。

インドシナウォータードラゴンは木の上で暮らし、水浴びを好みます。つまり、木や緑をレイアウトし、水浴びができる環境を用意することが求められるのです。

以下で、そんなインドシナウォータードラゴンの生活環境に合わせた飼育環境をつくるために必要なものを紹介していきます。その他にも飼育に必要なグッズを紹介しますから、ぜひ参考にして準備をしてください。
  • 飼育ケージ
  • 床材
  • バスキングランプ
  • 紫外線ランプ
  • パネルヒーター
  • 水入れ
  • 餌入れ
  • 登れそうな流木
  • ピンセット
  • カルシウム剤

飼育ケージ

飼育ケージは広めのものを用意しましょう。インドシナウォータードラゴンはおよそ90cmの大きさになります。動き回れるようにするためには、広めのケージの方が良いでしょう。

また、高さも必要です。インドシナウォータードラゴンは木の上で生活するため、ケージ内にも木をレイアウトすることになります。木が十分に入る高さのケージを用意しましょう。

おすすめは、横幅が90cm以上あるケージです。高さは60cm以上あると良いでしょう。幼体の頃はそこまで大きくなくても構いませんが、成長するにつれてケージのサイズも大きくしてください。

販売されているガラスケージだけでなく、衣装ケースを代用して飼育ケージにすることもできます。木製の飼育ケージを自作しても良いでしょう。
次のページ:床材

初回公開日:2022年09月27日

記載されている内容は2022年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related