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イシガメの飼育方法!種類や値段・飼う時の注意点などを紹介!

更新日:2020年09月29日

日向ぼっこをしている姿、のんびりと歩いている姿、亀を見ているだけで心が癒やされます。種類豊富な亀の中でも、温厚な性格の持ち主でるイシガメをピックアップして紹介します。イシガメの特徴や種類、飼育の際のポイントや注意点をまとめました。イシガメ特集です。

イシガメの飼育方法!種類や値段・飼う時の注意点などを紹介!

イシガメとは

イシガメとは九州・四国・本州に生息する日本固有種のカメです。池や沼、水の流れが比較的穏やかな川辺に住んでいます。

日本の気候に馴染みやすく、江戸時代からペットとして親しまれてきました。生息している範囲は広い生き物ですが、水質の変化に弱く近年では減少傾向にあります。

特にニホンイシガメは2013年に準絶滅危惧種に指定されているくらい、希少種です。人懐こい性格でもあるため、慣れれば人の手から餌を食べるようになります。

イシガメの大きさ

イシガメをペットとして飼育する際には、甲長に応じて水槽のサイズを合わせる必要があります。平均的には15センチ前後の大きさですが、メスよりもオスの方が小柄です。

オスは8~13センチ、メスは13~20センチまで成長します。生まれてから1年くらいでこの平均サイズまで成長するので、変化がわかりやすいのも飼育の楽しみのひとつです。

亀の水槽を専用で準備しなくても、日本の気候には慣れているため場所によっては屋外での飼育もできます。

イシガメの値段

基本的には子ガメの状態で、ペットショップで購入します。イシガメは3,000~5,000円ほどですが、減少傾向であることから多く流通しているものではありません。

イシガメの子はゼニガメとも呼ばれていますが、クサガメの子も同じ呼び方をするので購入する時は注意が必要です。

同じ子体でもミドリガメは500円~購入できることを考えると、少しだけ価格は上がります。他にも準備する機材はあるので、ある程度予算には余裕を持って購入を考えましょう。

イシガメの寿命

童話や神話にも登場する亀は、のんびりとした性格を持ち長寿の象徴とされています。中には100年近く生きる亀も存在していますが、平均寿命は約30年です。

種類によって寿命は変わりますが、イシガメは30~50年と言われています。飼育環境さえと整えば、子供の頃に飼い始めたイシガメと大人になるまで一緒に過ごすことが可能です。

一度飼育を始めれば、長い期間一緒に過ごすことになるので、根気よく飼育する心意気が必要となります。

イシガメの飼育方法

穏やかな性格の持ち主であるイシガメですが、少しデリケートな面もあります。特に水質には注意しなければなりません。

飼育環境と整えて、イシガメにとってストレスのないスペースを作って上げることが大切です。イシガメの飼育方法を紹介します。

イシガメの飼育方法1:レイアウトは水中と陸上

陸生であるイシガメは、水槽作りがとても大切です。水槽作りをする時の目安としては、陸と水の割合は半々くらいがベストでしょう。

水の深さは水を飲めるくらいの量で充分なので、深さは必要ありません。水槽の設置場所は紫外線の当たる場所が望ましいです。直射日光はかえって亀にとって良くないので、日陰でもかまいません。

日光浴ができないと病気の原因になってしまうため、室内飼育をする際には紫外線ライトがあると生活環境を整えられます。

イシガメの飼育方法2:冬眠は11月から3月

屋外で飼育するイシガメは、冬眠を行います。目安としては11~3月にかけて冬眠に入りますが、屋内で飼育しているイシガメは必要ありません。

冬眠時期なると餌も食べなくなり、日光浴もせずに水の中に沈むようになります。イシガメが冬眠に入ったら、餌は与えずに水温をキープすることに気をつけます。

水槽内の温度をキープするためにヒーターが必要となるので、あらかじめ容易をしておきましょう。冬眠に備えて夏の終り頃から食欲が旺盛になるので、食べられるだけ餌をたくさん与えてください。

イシガメの飼育方法3:給餌方法

雑食のイシガメは水草・野菜・小魚など何でも食べます。通常の餌付けは市販されている飼料でかまいませんが、それだけだと栄養バランスが偏ってしまうので野菜・赤虫なども取り入れることが大切です。

生後1年以内は1日2回、食べ切れるだけの量を与えます。1年以降は亀の様子や時期により異なりますが、肥満防止のためにも2~3日に1回でもOKです。

餌を与える時間は日が当たる午前中が一般的ですが、イシガメそれぞれなので神経質になる必要はありません。食べ残しがあると水質悪化の原因になるため、早めに取り除きましょう。

イシガメを飼育する時の注意点

人に懐きやすいイシガメは、飼育しやすい生き物のひとつです。飼いやすいとは言われていますが、水質によって病気になりやすいので注意点はいくつかあります。

温厚なのでイシガメ同士でケンカをすることは少ないですが、ゼロではありません。基本的にはイシガメのストレスも少なく水も汚れにくい、単独飼育が理想です。

複数飼育の場合には、亀同士が視界に入らない場所を作りましょう。

イシガメを飼育する際の注意点3つ

  1. 水温調節
  2. 水替え
  3. 甲羅の手入れ

イシガメを飼育する時の注意点1:水温調節

日本固有種であるイシガメは、日本の気候には対応できる生き物です。しかしそれはあくまでも自然化のイシガメに限ったことなので、飼育下では水温調節が必要です。

水温調節をする際には冬~春は水温15℃以上、夏は28℃以下、秋は20℃を下回らないようにしましょう。四季それぞれである程度、水温の変化をつけると繁殖を考える時にスムーズに行いやすくなります。

急な温度変化はイシガメの体に良くないので、温度調節の際に使用するヒーターや冷却ファンなどの位置には注意が必要です。

イシガメを飼育する時の注意点2:水替え

イシガメを飼育するにあたり、水質の悪化は最大の敵です。こまめな水換えをして、きれいな水を保つようにしましょう。

イシガメの水槽は水の量を多く必要としないため、残した餌や排泄物によってすぐに汚れます。

ろ過装置があれば3~7日に1度、無ければ毎日水換えを行うのが理想です。臭いや淀みが無いのが、イシガメにとって理想的な水中環境と言えます。

イシガメを飼育する時の注意点3:甲羅の手入れ

水質の悪化、日光浴不足により甲羅にコケが生えてしまうイシガメがいます。この状態では紫外線が充分に吸収できないため、甲羅の変形などを引き起こしてしまいます。

日光浴できる場所を作り、きれいな水を保てれば甲羅の手入れはほとんど必要はありません。しかし甲羅にコケがついてしまったら、早急に除去することが大切です。

堅く見える甲羅ですが、傷がつきやすいのでスポンジなどの柔らかいもので力を入れずに磨いていきます。

イシガメの種類

イシガメとひとくくりに言っても、色々な種類があります。そしてその種類によって見た目だけではなく、性格もさまざまです。

同じイシガメでも種類によって適した飼育環境も、微妙に変わってきます。日本固有種だけではなく、海外種のものもあるので見ているだけでも楽しめるはずです。

中には天然記念物に指定されている希少種もあります。

ニホンイシガメ

イシガメの中でも日本固有種として昔から生息しているのが、ニホンイシガメです。

甲羅は少しだけ黄ばみがかっているのが特徴で、小さいものだと尻尾側の甲羅の縁にギザギザがあります。成長するにつれて、このギザギザはすり減りなくなってきます。

クサガメと似ていますが首の横に黄緑色のラインが無いのが、わかりやすい違いとなっています。人懐っこく穏やかな性格でありながら活発なところもあるため、愛着が湧きやすい種類です。

ミナミイシガメ

国内では関西地方に生息していることが多いミナミイシガメは、ニホンイシガメに比べると少し小柄です。人懐っこく穏やかな性格の持ち主で飼育しやすく、流通数は比較的多い種類となっています。

ペットショップでは3,000円くらいで流通されていますが、自然化では生息数が減少している生き物のひとつです。京都全域では、天然記念物に指定されています。

茶褐色の体を持ち、凹凸の少ないなめらかな見た目をしているのが特徴的です。

ヤエヤマイシガメ

ミナミイシガメと同様に京都市の天然記念物に指定されているのが、ヤエヤマイシガメです。個体そのものはミナミイシガメと変わりませんが、八重山諸島に生息しているものだけを指します。

イシガメには珍しくオス同士は喧嘩をしやすいこと、相手の種類に限らず交尾を強引に行うことから複数飼育には向きません。

人懐っこい性格ではありますが、人の指を噛みやすい性質もあるため餌を与える際には注意が必要です。ヤエヤマイシガメは夜行性のものが多く、陸よりも水中を好む傾向にあります。

カスピイシガメ

日本固有種以外にも目を向けてみましょう。日本でもペットとして輸入されているイシガメのひとつが、カスピ海西岸付近に生息するカスピイシガメです。

カスピ海西岸付近だけではなくイランやトルコ、ギリシャなど幅広く分布しています。冬眠は泥の中で行うのが特徴のひとつです。

水中で生息することを好み、泳ぐ姿を楽しむことができます。日本に生息しているイシガメに比べて、水温・室温共に高めに設定しなければならないので、事前に下調べをしておくことが大切です。

チチュウカイイシガメ

体の模様がハッキリしていて、見た目も華やかなのがチチュウカイイシガメです。イベリア半島からアフリカ北西部にかけて生息していますが、モロッコ産のものも流通されています。

沼や湿原に多く生息し、カスピイシガメと同じく泥の中で冬眠するイシガメです。個体によっては幼体の亀を共食いすることもあるため、複数飼育には向きません。

ヨーロッパを中心とした地域では輸出が制限されているところもあるため、輸出量は比較的少ないです。

イシガメにグッズ

イシガメを飼育するにあたって、必要なグッズはいくつかあります。どれも水質や温度管理をする際に、必要となるものばかりです。

季節によっては必要と感じない場合もありますが、冬や春に慌てて購入することにならないように、事前に良いものをチェックしておきましょう。

イシガメを購入する前に、必要な予算をあらかじめ知っておくためにもチェックしてみてください。

イシガメにグッズ1:バスキングライト

室内飼育でも太陽光を浴びているかのような場所を作れるのが、バスキングライトです。

DADYPETのバスキングライトはスポットの向きを360°調節できるので、好きな場所に当てられます。スポットは陸の部分を照らし、イシガメが自身のタイミングで甲羅干しできる場所を作っておきましょう。

イシガメの個体により多少の違いはありますが、バスキングスポットは30~35℃が理想的です。温度はスポットのワット数などで調整します。

イシガメにグッズ2:水槽

初めてイシガメの飼育を行うさいになのが「ジェックス/カメの楽園」です。サイズは45×30×25.4くらいの大きさのため、生後1年以内のイシガメにはちょうど良い大きさとなっています。

成体になると60×45×45くらいの水槽サイズが理想ではありますが、水換えなどのお世話になれるまでは、ひと回り小さいくらいがベストです。

ろ過装置や甲羅干しができる小島などもセットのため、初心者には嬉しい内容となっています。

イシガメにグッズ3:餌

餌による水の汚れや臭いを防ぐのが「ヒカリ/カメプロス」です。粒を噛みちぎった時に餌が散らばりにくいこと、4種類のハーブが配合されていることが、汚水・臭いを抑える理由となっています。

どんなに良い餌でもこれだけでは無く、バランス良く野菜なども与えることが大切です。また個体によっては好き嫌いもあるので、餌をあげた時の食いつきは必ず観察しましょう。

イシガメの飼育方法をよく知って大切に買おう

慣れると飼い主を判断し、手から直接餌を食べるくらい懐くのがイシガメの最大の魅力です。比較的穏やかな性格なので、飼育しているととても癒やされます。

色々なところに生息している亀は簡単に飼育できるものと思われがちですが、とてもデリケートな面もあります。特にイシガメは水質の変化にとても敏感です。

水質や水温・水槽内の温度に気をつけながら、正しい飼育方法を知って、イシガメにとって最適な環境を作り大切に育てましょう。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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