エメラルドツリーボアってどんなヘビ?飼育方法や性格を理解しよう
更新日:2024年06月22日
エメラルドツリーボアは気性が荒く、下手に触ろうとすると噛みつかれてとても危険なため、飼育方法をきちんと把握しておく必要があります。もちろん、エメラルドツリーボアは爬虫類のため冬眠する生き物であり、冬の対策も飼育するうえで重要になってきます。
エメラルドツリーボアの飼育には蛇への気遣いと、飼育方法をきちんと守ることが必要です。ここではそういった細かい飼育方法を詳しくご紹介します。
エメラルドツリーボアの飼育には蛇への気遣いと、飼育方法をきちんと守ることが必要です。ここではそういった細かい飼育方法を詳しくご紹介します。
エメラルドツリーボアの飼育方法
- 触る際は牛側の手袋着用
- 27度~32度の高温の環境を維持
- 夜は23度に温度を落とす
- 冬は遠赤外線ヒータを付ける
- 霧吹きをして湿度を保とう
エメラルドツリーボアの飼育方法1:触る際は牛側の手袋着用
エメラルドツリーボアは気性が荒く、下手に障ると噛みつかれて鋭い牙で大出血をするため、手を入れるときには牛側の手袋を着用しましょう。基本的にエメラルドツリーボアは観賞用の蛇です。
臆病で神経質な性格は、ハンドリングをすることも許してはくれません。触るどころか、下手に手をケージ内に入れるだけで、噛みつかれることもあります。
そのため、見て美しさを堪能するのがエメラルドグリーンボアの楽しみ方ですが、どうしても手を入れる必要があるようなら、必ず牛側の手袋を着用して安全に気を配りましょう。
臆病で神経質な性格は、ハンドリングをすることも許してはくれません。触るどころか、下手に手をケージ内に入れるだけで、噛みつかれることもあります。
そのため、見て美しさを堪能するのがエメラルドグリーンボアの楽しみ方ですが、どうしても手を入れる必要があるようなら、必ず牛側の手袋を着用して安全に気を配りましょう。
エメラルドツリーボアの飼育方法2:27度~32度の高温の環境を維持
エメラルドツリーボアは、生息域であるアマゾン川流域によく似た環境を作るために、温度の管理がとても重要です。高温多湿を好みそうなイメージですが、変温動物である爬虫類のため、ケージ内に温度勾配を作る必要があります。
日中は25度~26度が基本温度です。ケージ内で常に高温を維持してしまうと、体が熱くなりすぎてしまうため、気温の低い場所と、高い場所を作ってやる必要があります。気温の高いホットスポットは27度~32度を維持しましょう。
日中は25度~26度が基本温度です。ケージ内で常に高温を維持してしまうと、体が熱くなりすぎてしまうため、気温の低い場所と、高い場所を作ってやる必要があります。気温の高いホットスポットは27度~32度を維持しましょう。
エメラルドツリーボアの飼育方法3:夜は23度に温度を落とす
南米に生息するエメラルドツリーボアは、夜間の温度は涼しいくらいが好みのため、夜間は確実に温度を落とすようにしましょう。日中よりも低めの23度くらいが、夜を過ごすのに程よい温度です。
爬虫類用のサーモスタットや保温球、パネルヒーターなどもあるため、ケージ内の温度勾配や昼夜の温度変化をつけるために活用しましょう。特に昼夜の温度変化はエメラルドツリーボアが元気に育成するために必要な措置になるため、忘れずに管理しましょう。
爬虫類用のサーモスタットや保温球、パネルヒーターなどもあるため、ケージ内の温度勾配や昼夜の温度変化をつけるために活用しましょう。特に昼夜の温度変化はエメラルドツリーボアが元気に育成するために必要な措置になるため、忘れずに管理しましょう。
エメラルドツリーボアの飼育方法4:冬は遠赤外線ヒータを付ける
エメラルドツリーボアは冬に温度が一気に下がると冬眠するため、飼育下では冬眠させないように暖かく保ってやる必要があります。
基本的に、エメラルドツリーボアを飼育するときには、昼夜の温度変化をつけることと、温度勾配を作ることに気を付け、四季を通して一定の温度を保つ必要があります。
冬だからと温度を下げてしまえば、冬眠してしまうので、赤外線ヒータなどを取り付けて、夏と同じように一定の温度を保つように心がけましょう。
基本的に、エメラルドツリーボアを飼育するときには、昼夜の温度変化をつけることと、温度勾配を作ることに気を付け、四季を通して一定の温度を保つ必要があります。
冬だからと温度を下げてしまえば、冬眠してしまうので、赤外線ヒータなどを取り付けて、夏と同じように一定の温度を保つように心がけましょう。
エメラルドツリーボアの飼育方法5:霧吹きをして湿度を保とう
エメラルドツリーボアを飼育するときには、湿度を保つためと、給水のために霧吹きを使用する必要があります。毎日高湿度を保つためには、水容器を設置するだけでは足りません。そのため、霧吹きで毎日水をケージ内に吹きかけることでも湿度を維持します。
霧吹きで水を吹きかけると、中に入れた植物や木の葉っぱ、ケージの壁から水が滴り、湿度を保つだけでなく、飲み水として使うことができるため、忘れずに霧吹きで水を吹きかけましょう。
霧吹きで水を吹きかけると、中に入れた植物や木の葉っぱ、ケージの壁から水が滴り、湿度を保つだけでなく、飲み水として使うことができるため、忘れずに霧吹きで水を吹きかけましょう。
エメラルドツリーボアとグリーンパイソンの違いはなに?
エメラルドツリーボアとグリーンパイソンの違いは、生息域とボア科であるかニシキヘビ科であるかということです。どちらの蛇も、エメラルドグリーンの体色や、神経質で気性が荒い性格などがそっくりです。
さらにどちらの蛇も樹上で生活する蛇で、一見同じ仲間に見えますが、実はエメラルドツリーボアはボア科、グリーンパイソンはニシキヘビ科の蛇に分類されます。この二つの種類には、明確な違いがあります。
さらにどちらの蛇も樹上で生活する蛇で、一見同じ仲間に見えますが、実はエメラルドツリーボアはボア科、グリーンパイソンはニシキヘビ科の蛇に分類されます。この二つの種類には、明確な違いがあります。
エメラルドツリーボアとグリーンパイソンの違い
- 生息地
- 器官の数
- 繁殖方法
エメラルドツリーボアとグリーンパイソンの違い1:生息地
エメラルドツリーボアは南米、アマゾン川流域の湿度の高い森林地帯に、グリーンパイソンは、ニューギニアやオーストラリア、インドネシアなどの赤道に近い温か地域や東南アジアに生息しています。
この2種類のヘビは、生息している地域が全く異なる、別の種の蛇です。
色素を豊富に持っているグリーンパイソンは、エメラルドツリーボアとは違い、積極的にカラーバリエーションの開発も行われています。そのため体色も緑だけでなくイエローなどさまざまな色を持っています。
この2種類のヘビは、生息している地域が全く異なる、別の種の蛇です。
色素を豊富に持っているグリーンパイソンは、エメラルドツリーボアとは違い、積極的にカラーバリエーションの開発も行われています。そのため体色も緑だけでなくイエローなどさまざまな色を持っています。
エメラルドツリーボアとグリーンパイソンの違い2:器官の数
初回公開日:2019年08月23日
記載されている内容は2019年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。