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【大きさ別】ミドリガメの平均寿命・最高|冬眠/病気

更新日:2023年12月07日

ペットショップにいるミドリガメは小さくて可愛らしい子ガメがほとんどです。カメの寿命は長いと言いますが、このペットショップなどでよく見かけるミドリガメの寿命はどのくらいなのでしょうか?また、ミドリガメとはどのようなカメなのでしょうか?

【大きさ別】ミドリガメの平均寿命・最高|冬眠/病気

ハーダー氏腺炎

カメの目の病気で、初期症状は瞼が白くなります。症状が酷くなると、目の周りが腫れてきて、目が開かなくなったりします。ビタミンAが足りないと、この病気になっていまいます。生後1年未満の子ガメがかかりやすい病気でもあります。

クル病

カルシウムやビタミンDが足りなくなると、甲羅が柔らかくなってしまいます。また、手足が変形してしまう原因にもなってしまうことがあります。

口内炎

カメも口内炎になります。人が口内炎になっても辛いと感じてしまうので、カメはもっと辛い思いをしていることでしょう。カメが口内炎になると、その痛みから口が閉じられなくなってしまいます。

症状が酷くなると口から膿を吐いたりします。また、痛みによってエサを食べなくなってしまいます。

呼吸器感染症

カメも人のように鼻水を垂らします。人の鼻水は大した症状ではありませんが、カメにとっては一大事となってしまうことがあります。特に、鼻水を垂らしながら苦しそうにピーピーと鼻が詰まったような音を出しながら呼吸をしてる場合は危険です。

カメの粘液は体外に排出されにくいです。なので、肺にその粘液が溜まってしまうことがあります。他にも泳ぐときに体が傾いたり、エサが食べられなくなってしまうことがあります。

お祭りにいるミドリガメの寿命

お祭りでもミドリガメを見かけることがあります。お祭りにいるミドリガメは弱っていると言われることがあります。確かに多くの数のカメを管理しないといけないので1つの水槽に多めの数が入れられていたり、そのためエサが十分にいきわたらなかったりなど、ペットとして数匹だけ大事に飼われているカメとは飼育環境が違います。

しかし、お祭りにいるミドリガメの全てが弱っているわけではありません。しっかりとした飼育環境で、元気なカメを扱っている場合も多々あります。実際にお祭りで持ち帰ったミドリガメが十年以上も生きているということもあります。

お祭りのカメが弱っていると言われてしまう原因の1つに、先に述べた生後1年の壁があります。お祭りで見るのは子ガメです。なので、お祭りで子供が子ガメを持ち帰り、飼育しようとしても、飼育知識が薄いためにすぐに死なせてしまうことが多いため、弱っていたと勘違いされることがあります。

ミドリガメは冬眠しないと寿命はどうなるのか

ミドリガメは冬眠することがあります。冬眠する理由はエネルギーの消費を抑えるためです。冬眠すればエネルギーの消費を抑えられるため、老化を遅らせることができます。結果として、冬眠することで寿命を延ばすことができます。また、ミドリガメは冬眠だけでなく、夏眠することもあります。

ですが、冬眠は野生のカメが越冬するために命がけで行う行為です。栄養状態などが整っていないと、冬眠に失敗してそのまま死んでしまうこともあります。

飼育しているのであれば、命の危険を冒してまで冬眠する必要はありません。なので、ミドリガメを飼っている場合は、逆に冬眠しないように注意してあげる方が良いでしょう。

ミドリガメの最高寿命

先に述べた通り、ミドリガメは30年ほどの寿命があります。しかし、野生や飼育などの環境によってその寿命は多少前後します。飼育しているミドリガメであれば、長くて15年から20年ほど生きると言われています。ですが、寿命を越えてもっと長生きする場合もあります。

50年

ミドリガメの平均寿命を大きく越えて、50年もの長生きをしたというミドリガメもいます。しかし、正確な誕生日がわかるわけではないので、実際にそれだけの長生きをしたかどうかはわかりません。

ちなみにミドリガメではありませんが、クサガメであれば45年生きたという飼育記録があります。他にもアルダブラゾウガメが152歳、ギリシャリクガメが149歳、カロリナハコガメが138歳、ヨーロッパヌマガメが120歳などの記録があります。

リクガメには寿命が100年を越えるものもいます。ミドリガメの寿命は30年と動物として見ると寿命は長めですが、カメの種類からすると寿命は短い方になります。

大切に飼おう

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初回公開日:2018年01月11日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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