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スッポンモドキの販売場所はどこ?飼育方法や必要な水槽の大きさについても解説

更新日:2024年07月10日

ブタ鼻と大きな体が魅力のスッポンモドキ、飼育してみたいなと思っている人も多いのではないでしょうか。この記事ではスッポンモドキの飼育に必要なことや注意点を紹介しています。スッポンモドキに興味のある方や飼育を考えている方は是非チェックしてみてください。

スッポンモドキの販売場所はどこ?飼育方法や必要な水槽の大きさについても解説
「スッポンモドキって20年以上生きるって本当?」
「スッポンモドキは何㎝まで成長する?」
「そもそもスッポンモドキはどこで販売しているの?」
皆さんはスッポンモドキというカメをご存じでしょうか。
顔つきが可愛らしく、人懐っこいことからペットとして人気者のカメです。

スッポンモドキならではの魅力的なブタ鼻を見ると、飼育してみたいと感じる方も多いと思います。

この記事では、スッポンモドキの特徴や飼育方法、販売場所などを紹介しています。

この記事を読むことでスッポンモドキを飼育するうえでの心構えや準備ができ、万全の態勢であなたの人生のパートナーとなってくれるスッポンモドキを迎え入れることができるでしょう。

スッポンモドキを飼育してみたい、パートナーとして長く寄り添ってくれるカメとの生活に興味があるという方は是非参考にしてください。

スッポンモドキはどんな生き物?

まずはスッポンモドキの生態や特徴について紹介していきます。
ペットとして人気の高いスッポンモドキですが、いったいどのような生き物なのでしょうか。

生態や特徴を知っておくことで、スッポンモドキならではの魅力や飼育するうえで注意すべきことを知ることができます。
スッポンモドキとお互いに気持ちよく生活ができるように是非覚えておきましょう。

特徴

スッポンモドキの特徴は愛らしいブタのような鼻です。
別名「ブタバナガメ」、英名では「pig nose turtle」と呼ばれており、親しみやすく可愛らしいこのブタ鼻で人気を集めています。

背甲、腹甲ともに甲板(甲羅の表面にある鱗のようなもの)がなく、甲板があるカメよりも甲羅が柔らかいのが特徴です。
カメの特徴とも言える甲羅の模様が少ないのもスッポンモドキならではの魅力ですね。

大きさ

スッポンモドキはとても大きく成長することから、ウミガメのようなカメとも言われています。
最大80㎝程に成長し、日本でも多く飼育されているミドリガメの最大の大きさであるおよそ25㎝と比べると55㎝程も大きく、とても巨大です。

しかし、スッポンモドキだからといって必ず80㎝程まで成長するわけではなく、年齢や餌の量によって変わってきますが飼育下では平均45㎝と言われています。

それでも一般家庭で飼育できるカメの中ではかなり大型のカメと言えるでしょう。

生息地

スッポンモドキは、ニューギニア南部とオーストラリア北部の河川や湿原、池や沼などに生息しています。

しかし現地では食用として用いられていることや、近年のペットブームによる乱獲の影響により個体数が激減、国際自然保護連合によりスッポンモドキは絶滅危惧種に指定されました。

そのため現在では生息地でもとても希少なカメとなっています。

食性

スッポンモドキの食性は植物食を好む雑食です。

野生のスッポンモドキはイチジクなどの落下してきた果実や藻類、水草などを食べます。
また、雨季には植物食だけではなく昆虫や魚、甲殻類なども食べています。

性格

スッポンモドキは人懐っこい性格で、飼い主の顔を覚え、喜んで水槽に近づいてくることもあるペット向きの愛らしいカメです。

しかし、泳ぎが得意なので暴れん坊で少々噛み癖のある一面もあり、単独で飼育する必要があります。

そのため水槽の中も噛まれても問題のないような環境を作る工夫が必要なので、これから紹介する「スッポンモドキの飼育に必要なアイテムと選び方」も是非チェックしてみてください。

寿命

スッポンモドキの寿命は飼育下で平均20年程度と言われています。
しかし40年近く生きたスッポンモドキもいるようなので、大切に育てることができれば長生きさせることができるでしょう。

一般家庭で飼育できる他の動物たちと比べると、スッポンモドキはかなり長生きするので人生のパートナーとして最高の動物と言えます。

スッポンモドキとスッポンの違い

名前に「スッポン」が入っているスッポンモドキ。
日本でもスッポン鍋など高級食材として有名なスッポンとは何が違うのでしょうか。

スッポンモドキとスッポンの違いは生活区域が異なる点です。

スッポンの四股には頑丈な爪が生えており、水中だけではなく陸の上でも生活しています。
それに対し、スッポンモドキの四股は水かき状になっているため産卵する時以外は水中で生活しています。
そのためスッポンモドキのオスは生涯陸に出ることがありません。

また、スッポンモドキには甲板がないため甲羅が柔らかいですが、スッポンはさらに柔らかく触るとブヨブヨしています。

見た目の似ている2種の見分け方は、サイズが大きく灰色や黄色っぽい甲羅をしているのがスッポンモドキ、サイズがそれほど大きくなく緑色の甲羅をしているのがスッポンというように覚えることで見分けることができます。
次のページ:スッポンモドキの飼育に必要なアイテムと選び方

初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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