オオアタマヒメニオイガメの特徴｜飼育に必要なものや飼育環境を解説

床材は必須というものでも無いので、好みで選んで問題ありません。

床材を入れる場合の基準は、オオアタマニオイガメが誤飲してしまわないくらいの大きさがある床材を選ぶのが良いでしょう。

また、床材を入れない場合でも、オオアタマニオイガメがくつろげる程度の陸地や浮島を用意してあげることが重要です。適度にくつろげる余裕があるスペースを確保することで、ストレスを軽減させてあげられるでしょう。

オオアタマヒメニオイガメは元々温かい地方に生息していたこともあるため、飼育下でも本来の環境に近づけてあげる必要があります。

そのため、バスキングライトを設置した上で、適度な日光浴ができるスペースを用意する必要があります。バスキングライトを選ぶ基準は、防水対応のものを選ぶのが良いでしょう。

バスキングライトを設置する際、30〜35度くらいの温度を安定できるくらいのものが理想的です。

先述した通り、オオアタマヒメニオイガメは温かい地方に住んでいます。そのため、極端な寒さは避ける必要があります。

日本の夏場であれば、地域によっては極端に温度を気にする必要はありません。ただ、冬場はオオアタマヒメニオイガメにとっては過酷な環境になります。

そのため、水槽の外に取り付けるタイプのパネルヒーターをつけると良いでしょう。ヒーターによって実際に保てる温度も変わってくるため、実際に1つ設置した上で数や大きさの調節をしてみてください。