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リクガメは放し飼いできる?室内での飼育方法や注意点について紹介

更新日:2024年01月24日

リクガメを放し飼いしてみたいという人もいるのではないでしょうか。この記事ではリクガメを放し飼いする方法や注意点などについて解説します。リクガメを飼ってみたいという人や、放し飼いしてみたいという人は、是非参考にしてみてください。

リクガメは放し飼いできる?室内での飼育方法や注意点について紹介
リクガメの温浴については賛否両論あるため、必要であれば温浴をするようにしましょう。室内で放し飼いする場合には、リクガメは人と生活する場所が同じでリビングなどを歩き回ります。

衛生面で気になるという人は、温浴することで常に体を清潔に保つことができるため温浴をすると良いでしょう。また温浴の際に排泄をすれば、排泄をある程度コントロールすることができる可能性があります。

温浴する場合にはバケツなどに30℃から40℃くらいのお湯を入れ、10分前後温浴しますが、体が大きい場合には温まるまでに時間がかかることがあるため、リクガメの様子を見ながら温浴させましょう。

途中でお湯が冷めてくるようであれば、少しずつお湯を足して温度を調節してください。リクガメの背中が冷たければまだ温まっておらず、温かければ体も温まっています。

ただしリクガメの中には温浴が苦手な個体もいるため、暴れる場合には温度を変えてみるなどの工夫をしてみましょう。それでも暴れるときは温浴は諦めた方が良いでしょう。

定期的に爪やクチバシのお手入れをする

リクガメを放し飼いする際には、定期的に爪やクチバシのお手入れをすることも重要なポイントです。

ケージで飼育している場合とは異なり、放し飼いの場合はフローリングの床を歩き回っています。リクガメが歩く際には爪が直接フローリングに当たっており、爪が伸びすぎていると変形してしまう可能性があります。

レンガを置いてあげると登った際に自然と爪が削れたり、ベランダを歩くと削れたりしますが、それでも定期的にやすりなどで爪を削ってあげる必要があるでしょう。

また野生では硬いものを食べるときなどに自然と削れるクチバシも、飼育下では自然と削れる機会が少なく伸びてしまいます。

クチバシが伸びすぎると嚙み合わせなどに問題が出てきて、爬虫類の診察をしてくれる動物病院で削ってもらうことが必要になります。

そのためクチバシが伸びすぎないよう、爪と同じように定期的に爪用のやすりなどで削ってあげましょう。

首やあごは柔らかくデリケートで持つと嫌がります。クチバシのお手入れをする際にはやさしく頭を押さえて、ゆっくり削ってください。

リクガメをケージで飼う場合のポイント

リクガメをケージで飼う際には、リクガメがストレスを感じることがないよう広めのケージを用意しましょう。

なるべく掃除しやすいケージを選び、床材も排泄物や食べ残しの掃除がしやすいものを選びます。ケージ内にはリクガメの体全体を隠せるシェルターや水入れ、餌入れ、温度計、湿度計も設置しましょう。

水入れはひっくり返らないように重さのあるものを選ぶのがおすすめです。カメによっては水入れで水浴びをする場合があるため、体全体が入るくらいの大きさのものが良いでしょう。

リクガメが水浴びをする場合、水が汚れがちになるため、汚れたら水を取り替えてあげるようにしてください。

ケージで飼育する場合、紫外線を浴びることができないため紫外線ライトを設置する必要があります。また部分的に温度が高いバスキングスポットを作る必要があるため、バスキングライトも設置してください。

紫外線ライトとバスキングライトが一緒になったライトもあり、1つで2役をこなしてくれるため便利です。

リクガメの放し飼いに挑戦してみよう

リクガメを室内で放し飼いする方法や放し飼いする際の注意点などについて詳しく解説しました。

リクガメの放し飼いには注意すべき点が多く、放し飼いが難しいと言われることもありますが、注意点に気を付ければ放し飼いでの飼育も可能です。

紫外線を浴びさせたり、バスキングスポットを設置したり、温度に気を付けたりする必要があるものの、リクガメは犬や猫のように人に馴れやすく、放し飼いをしていると個性的な振る舞いを見ることができるでしょう。

リクガメが大きくなってケージでは窮屈そうに感じる場合、環境を整えることができるなら放し飼いをするのがおすすめです。

リクガメは犬や猫よりも長生きする生き物であるため、少しでも快適な環境で生活できるように環境を整えてあげましょう。そして最後まで責任を持ってきちんと面倒を見る覚悟が必要です。

ご紹介した内容を参考にリクガメの放し飼いに挑戦してみてください。

初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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