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ミドリガメの生体や飼育設備の値段相場は?飼育に必要なものも紹介

更新日:2024年07月12日

ミドリガメを飼育する際、購入値段や飼育設備にどのくらい費用がかかるか疑問に思っている方もいるでしょう。この記事ではミドリガメの生態や値段、飼育に必要な道具、飼育の注意点をまとめています。ミドリガメの飼育を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

ミドリガメの生体や飼育設備の値段相場は?飼育に必要なものも紹介
亀は本来デリケートな生き物であり、好奇心旺盛で活発なミドリガメも例外ではありません。触りすぎるとストレスの原因になり、食欲不振などを引き起こす可能性もあるため、スキンシップには注意しましょう。

また、ミドリガメは気の荒い面もあり、しつこく触ろうとすると怒って威嚇することもあります。飼育を始めてすぐは無理に触らず、少しずつ環境に慣らしてあげましょう。

触った後は手をしっかり洗う

亀を含む多くの爬虫類はサルモネラ菌を保菌しています。食中毒を防ぐために、ミドリガメを触った後は石鹸で手をしっかりと洗いましょう。

食事する場所やキッチンでは飼育しないよう注意し、水槽などの飼育設備は定期的に掃除して衛生的に保つのが重要です。とくに小さな子供は、亀を触った手でお菓子を食べてしまう危険性もあるため、きちんと見守ってあげましょう。

出典:ミドリガメ等のハ虫類の取扱いQ&A |厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/salmonella_qa.html

ミドリガメなどの亀がなりやすい病気

ミドリガメを含む水棲の亀は、飼育環境の悪化で病気にかかりやすくなるためきちんとしたお世話が欠かせません。

主に、水質の悪化やストレスで細菌に感染しやすくなり甲羅が腐れる、日光や栄養不足で甲羅の変形や体型の異常が出てくるなどのケースがあります。亀の体や行動に異常が見られる場合は、獣医に相談しましょう。

ミドリガメに冬眠は必要?

野生下では冬眠の習性があるミドリガメですが、飼育下で無理に冬眠させる必要はありません。冬眠は亀の体に大きな負担をかけるため、年間を通して一定の水温で飼育するのがおすすめです。

水温が20℃以下になるとミドリガメは食事を止め、15℃以下で冬眠してしまいます。亀が元気に活動できる28℃前後の水温を維持してあげましょう。成体を屋外で冬眠させる場合は、水底に泥や落ち葉がある環境と、底まで水が凍らない40cm以上の水深が必要となります。

ミドリガメの生態や飼育設備の値段相場について知ろう

ここまで、ミドリガメの生態や飼育方法、飼育に必要なアイテムなどを解説してきました。

ミドリガメは値段も安く丈夫で初心者でも飼いやすい亀ですが、寿命が非常に長く、健康を維持してあげるためにそれなりの設備を整える必要があります。

サイズも大きくなりお世話ができなくなったミドリガメは野外に捨てられてしまうケースも多く、問題視されているのが現状です。ミドリガメの飼育を検討する場合はきちんと生態を把握し、最後まで面倒をみられる環境で飼ってあげましょう。

初回公開日:2022年07月29日

記載されている内容は2022年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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