モルモットが死ぬときに見せる症状とは？罹りやすい病気の種類も紹介

「モルモットは死ぬときどういう症状が出るのかな？」
「病気になってしまったら、何に気を付けてあげたらいいの？」
「死んでしまったモルモットは、どうしてあげたらいいんだろう？」
モルモットを飼うなかで、このような疑問を持つことがあるのではないでしょうか。

本記事では、モルモットを飼っている方やこれから飼いたいと考えている方に向けて、死ぬときにはどのような症状が出るのか、どんな病気にかかってしまうことがあるのか、死んでしまったモルモットはどのように弔ってあげるのかなど、詳しく解説しています。

この記事を読み終わるころには、最後まで大切な家族として過ごすためにどのようなことに気を付けて最後を見届けてあげたらよいのか、また病気になってしまった時に気を付けるべきことなどがわかるでしょう。

モルモットを家族に迎え入れようとしている方や、すでに迎え入れている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

モルモットの寿命は、家庭で飼育されているエキゾチックアニマルの中では比較的長寿で、8年程度と言われています。

もちろん個体差もありますが、育てる環境によって左右されることもあり、長い子だと10年を超える程に長生きをしてくれる場合もあるのです。

しかし人間と同様に、年を取れば少しずつ身体は衰えていき、やがて最後のときを迎えてしまいます。

モルモットが死ぬときにどのような症状が出るのかを知っておくことで、最後のときを少しでも快適に過ごせるようサポートしてあげることが出来るでしょう。

そのためには、日頃からモルモットの様子を観察するようにしてください。

モルモットの食欲低下は、普段の体調を確認するうえでもとても大切な判断材料の一つです。

日常的にどのくらいの量のペレットや牧草を食べるのか、把握することが大事になります。

与えてすぐに勢いよく食べきる子なら分かりやすいですが、普段からマイペースな子はよく観察しなければわからない可能性もあります。

しかし、全く食べなくなってしまうというのは、死ぬときの予兆や病気も考えられます。

あきらかに食事量が減ったり、食べなくなったりしてしまった場合は、早急に動物病院に連れて行くようにしましょう。

食欲が減って、体重も急激に減少してしまうのも、死ぬときの予兆の症状の一つです。

毎日見ていると特に、見た目の変化には気付きにくいので、体重が減少していることになかなか気付けない可能性があります。

なるべくこまめにモルモットの体重を測るようにするなど、変化が分かるようにする工夫を心がけてください。

年を取るごとに消化器官も衰え、死ぬときの予兆として、下痢や嘔吐といった症状が出ることもあります。

繊細な面を持ち合わせているモルモットは、ストレスも下痢や嘔吐に繋がります。

また、そういった症状の出る病気も存在しているので、必ずしも最後のときが近いわけではありませんが、他にどのような症状が出ているかを把握するようにしましょう。

モルモットだけではありませんが、生き物は死ぬときの予兆の一つとして、体温が下がるという症状が出ます。

震えるような素振りを見せるなど、他になにか思い当たる症状が出ている場合には、ペット用のヒーターなどを使用して、快適に過ごせるように工夫してあげましょう。

モルモットを直接ヒーターの上に乗せてしまうと、火傷の恐れがあるので、熱すぎずわずかに暖かさを感じられる程度になるようにしてあげることも大切です。

死ぬときが近づいてくると、少しの間呼吸が止まってしまったり、呼吸が浅くなったり深くなったりを繰り返すようになります。

それ以外でも、生活環境の急激な変化などによってストレスを感じたときなどにも、呼吸が乱れやすいです。

もしも呼吸が普段と違うと感じた場合には、早めに動物病院に連れていくようにしましょう。

死ぬときに起きやすい予兆をご紹介しましたが、モルモットには特に罹りやすい病気があります。

罹りやすい病気を知っておくことで、どんな症状のときにどのようなことに気を付けるべきなのかを把握することができます。

病気の場合と死ぬときでは、どういった違いがあるのかを確認しましょう。