アカハライモリの寿命の長さは?飼育方法や餌の種類について詳しく紹介
更新日:2024年10月07日
アカハライモリの特徴は、美しい模様があること、両生類としては飼育が容易なこと、寿命が長いこと、毒性があることなどが挙げられます。また腹が赤く名前の由来となっていて、淡水水族館などに行くと大きなぬいぐるみが売っていたりしますね。
またその再生能力は爬虫類・両生類のなかでも突出していて、人間の医学に役立てるための研究が行われていたり、多数の論文が書かれていたりするほどです。
またその再生能力は爬虫類・両生類のなかでも突出していて、人間の医学に役立てるための研究が行われていたり、多数の論文が書かれていたりするほどです。
毒性について
アカハライモリの目の後ろにある腺から出ている分泌物には、テトロドキシンが含まれています。フグ毒と同じものですが、高濃度ではなため、それほどの危険はありません。ただ、アカハライモリを手で直接触らない、触った場合はよく洗い流すなどの注意は必要です。
人間にとってはそれほど危険な毒性を持つ生物ではありませんが、万一、犬や猫などペットが食べてしまった場合は命に関わります。すぐに動物病院に連れて行きましょう。
人間にとってはそれほど危険な毒性を持つ生物ではありませんが、万一、犬や猫などペットが食べてしまった場合は命に関わります。すぐに動物病院に連れて行きましょう。
再生能力についてについて
アカハライモリは特異なまでの再生能力を持っており、尾を切られても骨まで再生します。トカゲなども尾を切られると再生しますが、骨は再生しません。尾だけではなく、四肢は根本が残っていれば指まで再生しますし、眼のレンズまでも再生できます。
こういった点は、アカハライモリの寿命が長い大きな要因だと言えるでしょう。
こういった点は、アカハライモリの寿命が長い大きな要因だと言えるでしょう。
アカハライモリの寿命
アカハライモリを含む有尾類は一般的に代謝が低いため、寿命が長い傾向があります。また、アカハライモリは毒があり、それをアピールするための警戒色である赤色を身に着けています。天敵に襲われやすい、卵・幼生期を過ぎれば野生でも約10年の寿命があります。
寿命の長さ
アカハライモリは幼生期を乗り越えれば、野生でも平均10年の寿命であることが知られています。安全な飼育下では20年以上生きていた記録もあります。両生類としてはかなり寿命が長く、上手に飼うことができれば、長い間ペットとして共に過ごせるでしょう。
長生きさせるためにできること
アカハライモリは野生では冬眠しますが、室内で飼っている場合は冬眠しません。室外で飼って冬眠させても良いのですが、凍結すると死んでしまいますし、天敵もいるため室内で飼った方が長生きできます。両生類は高温に弱いため、夏は温度管理を徹底することが大切です。
温度管理を含め、飼育環境を整えることでアカハライモリの寿命を伸ばすことができるでしょう。
温度管理を含め、飼育環境を整えることでアカハライモリの寿命を伸ばすことができるでしょう。
販売場所と値段
アカハライモリは、近辺に水田、小川、池などがあれば採集することも可能です。昔の子どもはよく捕まえていました。東京でも普通に見られた生物でした。
しかし採集は簡単ではありませんし、自治体によっては保護動物として採集を禁じている場合もあります。すぐに飼育したいのであれば購入を考えましょう。
個体を見て選びたい場合は、熱帯魚店や爬虫両生類を置いているペットショップで選びます。特にこだわりがないのであれば、ネット通販でも購入できます。
体色にこだわらなければ200円程度から購入可能ですが、特別な採集地であったり、アルビノ個体であったりすると数万円するものもあります。
しかし採集は簡単ではありませんし、自治体によっては保護動物として採集を禁じている場合もあります。すぐに飼育したいのであれば購入を考えましょう。
個体を見て選びたい場合は、熱帯魚店や爬虫両生類を置いているペットショップで選びます。特にこだわりがないのであれば、ネット通販でも購入できます。
体色にこだわらなければ200円程度から購入可能ですが、特別な採集地であったり、アルビノ個体であったりすると数万円するものもあります。
アカハライモリの飼育に必要なものと選び方
ここではアカハライモリの飼育をする際に必要なものとその選び方を紹介します。
アカハライモリは主に水中で生活しますが、時々陸に上がり休んだり体を乾かしたりします。単純でも良いのでアクアテラリウムを作って飼育しましょう。
アカハライモリは主に水中で生活しますが、時々陸に上がり休んだり体を乾かしたりします。単純でも良いのでアクアテラリウムを作って飼育しましょう。
- 水槽と蓋
- 濾過フィルター
- 浮島や岩
- 水草
- ライト
- ヒーター
- 底砂
初回公開日:2022年06月17日
記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。