猫草の水栽培・土での育て方とコツ|無印/冬/えん麦/種から
更新日:2024年11月10日
猫草とはどんな草?
猫草は猫が良く食べる草の総称です。1種類だと思われがちですが、実際にはいろいろな植物が猫草と言われています。入手は比較的簡単で、ペットショップ・ホームセンター・フラワーショップなどで購入することができます。
猫草の種類
猫草は猫が食べる草全てに当てはまる名称で、実にさまざまな植物が存在しています。その中でも代表的なものを3つ、ご紹介しますが今回は一般的に猫草と知られている「えん麦」の育て方についてご紹介していきます。
えん麦
えん麦(えんばく)は「カラスムギ」という名称で呼ばれることもあるイネ科の植物です。ビールやウイスキーの原料、またシリアルの材料としても使用されてる穀物です。猫はこのえん麦のほか、イネ科の背丈の低い草を好んで食べると言われています。
レモングラス
レモングラスはハーブの1種で、よくベトナム料理のトムヤムクンなどに使用されています。猫はこのレモングラスもよく食べます。レモングラスはえん麦と同じくイネ科の植物で、レモンの匂いのある植物です。
キャットニップ
キャット日賦は一般的にハーブの1種として知られている植物ですが、猫を飼っている人の間では「またたび」と同じように、猫が気持ちよくなる効果をっていることで知られています。
また、キャットニップと似た効果のあるハーブの「キャットミント」も割と猫が食べる草として知られています。その効果や香り、猫の食いつき具合はキャットニップには劣ります。
また、キャットニップと似た効果のあるハーブの「キャットミント」も割と猫が食べる草として知られています。その効果や香り、猫の食いつき具合はキャットニップには劣ります。
猫が猫草を食べる理由は?
さまざまな動物の生態が明らかになっている昨今ですが、猫が猫草を食べる理由については、はっきりとした理由がまだ解明されていません。しかし4つの仮説が考えられています。
仮説1:毛玉を吐き出すため
猫を飼っている人ならおなじみの「毛玉」、これは猫が体をなめて毛並みを整える際、胃の中に入った毛の塊です。猫草を食べることによって胃腸を刺激して、毛玉の嘔吐を誘発しているのではないかと考えられています。
自然環境下にいる野良猫はトラやライオンのように、獲物をバリバリと頭から食べてしまいます。もちろん、皮や毛、そして骨の一部など消化されないものも食べてしまいます。そのような消化されにくいものを吐き出そうとして、雑草などを食べているのでは、とも考えられるでしょう。
自然環境下にいる野良猫はトラやライオンのように、獲物をバリバリと頭から食べてしまいます。もちろん、皮や毛、そして骨の一部など消化されないものも食べてしまいます。そのような消化されにくいものを吐き出そうとして、雑草などを食べているのでは、とも考えられるでしょう。
食物繊維を摂ることで便秘予防をしている
猫は肉食性の動物なので、便秘のしやすい動物です。そのため、猫草を食べることで食物繊維をある程度摂取し、便秘を解消しているという説です。毛づくろいの時に胃腸に入った毛も、便と一緒に排出するという目的もあると考えられています。
足りないビタミンを補うため
猫が好んで食べる猫草には、ビタミンの葉酸(ようさん)などが多くふくまれています。葉酸は別名ビタミンM、もしくはビタミンB9とも呼ばれているビタミンで、体内で赤血球を作り出すのに必要なビタミンです。
しかしこの説は、キャットフードのみで葉酸不足を起こしている猫はほとんどいないため、可能性は低いと言えます。
しかしこの説は、キャットフードのみで葉酸不足を起こしている猫はほとんどいないため、可能性は低いと言えます。
初回公開日:2018年02月13日
記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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