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雛・卵からのインコの飼い方と注意点|初めて/一人暮らし

更新日:2024年04月15日

インコを飼ってみたいと思ったことはありませんか?インコは初めての方でも飼いやすく、言葉も覚え話すこともでき、費用も手頃でなペットです。今回は、雛・成鳥の基本的な飼い方、餌の与え方や一人暮らしでの飼い方、ポイントや注意点についてご紹介していきます。

雛・卵からのインコの飼い方と注意点|初めて/一人暮らし

季節別インコの飼い方!室内の温度は?

インコの適温温度は20~30度程度と言われています。雛、幼鳥、病鳥、老鳥の場合は28~32度、健康な成鳥の場合は20~28度ほどに保ってあげましょう。温度は上げすぎず、下げすぎないようにゲージに温度計を設置し、温度チェックを心がけましょう。

夏の温度対策

インコは比較的暑さに強いと言われてますが、餌にカビが生えたり、雑菌が繁殖しやすいため、きちんとした温度管理が必要です。

暑さ対策としてペットボトルを凍らせ、ゲージの上に置きます。この時水滴が下に落ちないようにペットボトルをタオルなどで巻きましょう。保冷剤を使うのも良いですが、ペットボトルのほうが溶ける温度が高いため、冷たさも長持ちするのでです。

エアコンを付ける場合は、風が直接当たらないように注意しましょう。温度が30度を超えるようであればエアコンをつけて涼しくしてあげてください。ゲージの温度は28度程で大丈夫です。インコは暑さより湿度のほうが苦手なため、除湿モードをつけるのが良いでしょう。

冬の温度対策

成鳥であればある程度の寒さには耐えれるのですが、特に雛の場合は生後1年までは28~32度くらいに保ってあげてください。常に体を膨らませている場合は、温度計をチェックし、適正温度を保ちましょう。

寒さ対策として専用ヒーターの使用がベストです。ヒーターはインコがやけどしないように気を付けて設置します。ゲージの下にはマットやタオルなどを敷き、ゲージを直接床に置かないようにしましょう。布やタオルなどでゲージを覆ってあげるのも良いです。黒いタオルより明るい白いタオルにするとゲージの中が暗くなりません。

特に冬場はしっかり保湿をしてあげることが重要です。加湿器を設置し、50~60%の湿度を保ってあげましょう。

手乗りインコの飼い方は?

インコを飼う前に「手乗りインコにさせたいけれど、ちゃんと手乗りインコになってくれるのかな」と、不安になる方も多いでしょう。

そのために雛の時期から正しい飼い方をし、毎日愛情をもってお世話をしましょう。そうすることでインコが成鳥になると人の手にも慣れ、自然と手乗りインコになってくれます。雛の時期から人の手で育てることによって、ベタ慣れしやすくなります。

成鳥を手乗りインコにするには?

成鳥のインコを手乗りにするのは、個体によっては数か月~数年かかります。相当な根気と時間が必要になります。

飼い方としては、まずゲージ越しから毎日声をかけてあげましょう。インコの大好物なおやつなどをゲージ越しから、手でそっとあげてください。手は怖いものではないことを優しく覚えさせることが大事です。慣れてくると自分からおやつを取りにきてくれます。

次にゲージを開けるたびに指をゲージの入り口に置きましょう。これを毎日繰り返すことで、指に乗ってくれるようになります。指に乗ったら、そのままそっとゲージの外に出しください。毎日少しずつ外に出す時間を長くします。時間はかかりますが、焦らずゆっくりコミュニケーションをとりながら慣れさせましょう。

インコの飼い方に関する本の紹介

はじめてのインコ 飼い方・育て方

初めてのインコの飼い方、インコの性格や習性、ペットショップでの元気なインコの見分け方、餌の種類や、鳴き声や病気、健康管理などを分かりやすく徹底解説しています。

飼い方・気持ちがよくわかるかわいいインコとの暮らし方

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初回公開日:2017年11月21日

記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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