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オカメインコを雛から育てるには?お迎えに必要なものや注意点を解説

更新日:2024年10月07日

オカメインコを雛から育てる方法はご存知でしょうか。本記事では、オカメインコの雛を飼育するにあたって、雛の選び方から環境や必要な用品まで基礎知識を幅広く紹介しています。メリットやデメリットを理解したうえでお迎えできるようにしましょう。

オカメインコを雛から育てるには?お迎えに必要なものや注意点を解説
オカメインコの雛はとても繊細です。今までいた環境だけでなく餌まで変わってしまうと、体調を崩してしまうことがあります。

ですので、餌はお店で食べていたものと同じ餌を与えるのがオカメインコの雛にとってはストレスも少なくて良いでしょう。

お迎えをするお店で同じ餌が販売されている事が多いので店員さんに聞いてみてくださいね。

餌の作り方と適した温度

挿し餌の作り方なのですが、ここではフォーミュラーという栄養価の高いパウダー状の餌をお湯で溶く作り方をご紹介します。

用意するもの
・雛用のフォーミュラー(パウダーフード)
・湯煎する用の器・挿し餌を作る用の器
・スプーン
・温度計
・お湯

熱いお湯だと栄養成分が分解されてしまうため、沸騰させたお湯を60度まで冷まします。器に入れたフォーミュラーにお湯を注ぎ、ダマが残らないようにかき混ぜて40度位になれば雛に与えます。

出来上がりはコーンポタージュくらいの感じですが、使用する餌の説明書通りに作ってくださいね。

挿し餌のやり方

挿し餌の与え方ですが、雛が前のめりにならないようにくちばしを上に向けて上から流し込むようにして与えてください。その際、鼻の穴に挿し餌が入らないようにしましょう。もしついてしまった場合はやさしくティッシュで拭いてあげてください。

雛が誤嚥しないように、羽ができるだけ汚れないようにする為には、1回の量を多くし過ぎず雛のくちばしがスプーンからズレないようにすると良いでしょう。

しっかりとスプーンを持って、雛の頭があまり揺れ動かないように軽く抑えると上手く与えることができます。

また、強制給餌などが必要な場合はシリンジを使うと良いでしょう。

挿し餌の回数と量

挿し餌の回数は、生後3~4週間の雛で日の出から日の入りの間に間隔を空けて4~5回くらいの挿し餌をします。

生後5~6週間になれば、様子を見つつ1~3回の間で調整しながら挿し餌を与えましょう。

与える量に決まりはありませんが、食いつきが落ち着いてきたタイミングで与えるのをやめましょう。

オカメインコのひとり餌に切り替える目安とは?


オカメインコの雛が一人餌になるのは、個体差はありますが50日頃です。長くても60~65日頃です。その頃には飛び始め、餌も自らつついて食べ始めるでしょう。

一人餌にさせるためには、鳥が地面に落ちているものをついばむ習性を利用します。雛鳥が過ごすケース内に撒き餌(床に餌をまく)をすると、つついて遊んでいるうちに餌だと気付くようになります。

自ら食べ始めたら、体重を確認しつつ慎重に挿し餌を減らしていきましょう。

オカメインコの雛を育てるときに必要なもの

では、オカメインコの雛の飼育には欠かせないものをご案内します。これからご案内するものは全てお迎えをするその日から必要になりますので、買い忘れのないようにしっかり準備しておきましょう。
  • ケージ
  • ヒーター
  • 温度計
  • 挿し餌用の器具

ケージ

ケージデビューをするまでの雛は水槽やプラケースで飼育しますが、割とすぐにケージが必要となりますのであらかじめ用意しておくことをおすすめします。

オカメインコは体が大きく、尾羽を含めて30cmくらいになりますので、大きめのケージを用意する必要があります。

1日の大半をケージ内で過ごすことを考慮してあげましょう。

ヒーター

インコは寒さが苦手な生き物で、特に雛の時期はヒーターでしっかり暖めてあげる必要があります。雛にとって寒さは命取りなので必ず用意してあげましょう。

電球型のヒーター・パネルヒーター・赤外線ヒーターなど色々な鳥用品がありますが、エアコンを使う場合など室温に合わせて用意してあげてください。

温度を自動で一定に保ってくれるサーモスタットを一緒に使うと安心ですのでぜひご検討ください。
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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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