キジバトは何を餌にしている?ドバトとの違いや人間との関わりについても解説
更新日:2024年07月22日
キジバトやドバトは、わたしたちのまわりでふつうに見られる野鳥です。彼らにとって人間の生活圏に暮らすことは、安定して食べものを得られるというメリットがあります。
しかしそれは、人間の食べものの食べこぼしや、人間が意図的に与えた餌など、本来の鳩たちに適した餌ではありません。
また、どんどん繁殖して数が増えてしまうという問題もあります。
しかしそれは、人間の食べものの食べこぼしや、人間が意図的に与えた餌など、本来の鳩たちに適した餌ではありません。
また、どんどん繁殖して数が増えてしまうという問題もあります。
身近な野鳥になったキジバト
キジバトは、古くから日本に生息している鳥ですが、もともとは山地で繁殖を行い、冬季になると平地に降りてくるという生活が一般的でした。
キジバトが市街地でも繁殖するようになったのは1960年代のころからで、しだいに人口の多い繁華街などでも見られるようになり、今では街中にいるのがあたりまえの鳥として認識されています。
キジバトが市街地でも繁殖するようになったのは1960年代のころからで、しだいに人口の多い繁華街などでも見られるようになり、今では街中にいるのがあたりまえの鳥として認識されています。
キジバトの食生活の乱れは人間のマナーの乱れ
人間のいる街中で暮らすようになったキジバトは、道に落ちたパンくずやお菓子、ごみ箱からあふれたファストフードのごみに残った食べかすなど、人間の食べものも餌にするようになってしまいました。
油分や塩分、糖分だらけの人間の食べ物が、キジバトの健康にいいわけがありません。
人間のマナーの乱れは、街で生きる野鳥たちの健康をもおびやかしています。
油分や塩分、糖分だらけの人間の食べ物が、キジバトの健康にいいわけがありません。
人間のマナーの乱れは、街で生きる野鳥たちの健康をもおびやかしています。
餌を与えないことが基本
キジバトをはじめ、野鳥に餌を与えないことは、彼らの健康を守ることと同時に、人間の生活を守ることにもつながります。
人間が意図的に餌を与えることで野鳥の数がどんどん増えてしまえば、いずれその増えた野鳥たちのフン害や、鳴き声の騒音という問題が起こってしまうからです。
野鳥には餌を与えず、また、食べかすなどの処分にも十分配慮しましょう。
人間が意図的に餌を与えることで野鳥の数がどんどん増えてしまえば、いずれその増えた野鳥たちのフン害や、鳴き声の騒音という問題が起こってしまうからです。
野鳥には餌を与えず、また、食べかすなどの処分にも十分配慮しましょう。
キジバトについて知ろう
キジバトは、もともと山地周辺に生息する鳥でしたが、今では街中でもふつうに見られる身近な存在として親しまれています。
餌となるのは、おもに植物の果実や種子などで、「デーデー、ポーポー」という鳴き声が独特です。
ウロコ模様の羽根が美しい鳥なので、もし、街中でキジバトを見つけたら、ドバトとの見分けかたなどもふまえて、よく観察してみてください。
餌となるのは、おもに植物の果実や種子などで、「デーデー、ポーポー」という鳴き声が独特です。
ウロコ模様の羽根が美しい鳥なので、もし、街中でキジバトを見つけたら、ドバトとの見分けかたなどもふまえて、よく観察してみてください。
初回公開日:2022年09月23日
記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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