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ペットで飼えるフクロウの種類・値段とペットフード|餌/なつく

更新日:2024年03月26日

みなさんは最近流行っているふくろうカフェに行ったことがありますか。最近は、ふくろうカフェで可愛いふくろうに癒やされてペットとして飼ってみたいという方が増えています。そんなふくろうをペットとして飼えるのでしょうか。ペットとしてのふくろうの飼い方を紹介しています。

ペットで飼えるフクロウの種類・値段とペットフード|餌/なつく

ふくろうとはどんな動物?

ふくろうとはどんな動物?

ふくろうとは、ふくろう目ふくろう科ふくろう属に分類される猛禽類で鳥類の1種です。夜行性のためあまり人目に付かず見られる機会は少ないのですが、知名度はとても高い鳥類です。

ふくろうは、体と比較すると頭部が大きく他の鳥と違って目が顔の前面部分にあるのが特徴になり、多くの種類で目を中心に顔盤と言われるくぼみが顔にあり集音力が発達しています。ふくろうの嘴は短く頑丈で全体的に鉤形に湾曲しています。足が短くて丈夫な作りになっており爪はとても鋭いです。羽色は、どの種類も地味なモノが多く褐色や黒が多いです。

ふくろうの生息地域は、スカンジナビア半島~日本にかけてのユーラシア大陸の北部に分布し、温帯から亜寒帯にかけての林や、湿地、牧草地、農耕地などに生息しています。日本では、九州より北の四国、本州、北海道にかけて住み平地から低山、亜高山帯にかけての森林、農耕地、草原、里山などで生活をしています。

ふくろうの種類

ふくろうは、全体で220種類ほどの種類がいると言われており、 個体数が少なく夜行性のために観察が難しい種類が多い鳥類です。その中から、日本に生息するのふくろうを紹介します。
  
・シロフクロウ:全長は50cm~65cmほどで、全身は白の羽毛で覆われており、メスや幼鳥のみに褐色の細かい縞模様があります。木に止まることがほとんどなく、平原の岩や切り株に止まることが多いです。生息地は、北海道・鳥取県・広島県などで稀に見られます。
 
・シマフクロウ:全長は63~71cmほどで全身が灰褐色で黒褐色の縦縞と細い横縞がある大型のふくろうです。生息地は、北海道中部と東部です。
 
・ワシミミズク:全長が約72cm。メスがとくに大きく体重は4kgになるほどの大型のふくろうです。赤みがかった黄褐色に不規則な縞や班があるのが特徴です。日本では生息していないが、迷鳥として北海道・伊豆諸島・奄美大島での発見記録があります。

ミミズクとふくろうの違い

ふくろうと同じ見た目の猛禽類に「ミミズク」がいます。 ふくろうとミミズクは見た目がとても似ているためよく間違えられていますが、2種類の鳥類はなにが違うのでしょうか。

実は、ミミズクもふくろう目に属しており、ふくろうと生物学的な区別がありません。ただ、1点だけ違いがあります。それは、「羽角(うかく)」という目の上辺りの頭上に羽が生えており、ここだけが唯一の違いで特徴になります。 ですが、これは絶対な決まりではなく北海道に生息する「シマフクロウ」には立派な羽角がありますが、「アオバズク」には羽角がないなど名前と羽角の有無が合わない品種もいます。

ミミズクの「ズク」は古語でふくろうの意味になります。そうなるとミミズクもふくろうも両方ともふくろうを指しています。英語ではどちらも、「owl」と呼ばれ区別がありません。

ふくろうの寿命は?

皆さんは、ふくろうの寿命がどのくらいなのか知っていますか。

ふくろうの寿命は一般的に個体の大きさで決まり、体が大きいほど寿命が長いと言われています。ふくろうの小型種の寿命が約10~15年、中型種では約20~30年、大型種ですと約40年以上も生きると言われています。もちろん、そのふくろうが生活していた環境などで寿命は左右されますが、ふくろうはペットの中で長寿な種族になります。

飼っているふくろうに長生きしてもらいたいなら健康管理を徹底しておこない、健康管理に関する投資を惜しんではいけません。ふくろうをペットにするのなら寿命の長さから一生を共にするいう覚悟が必要です。

ペットとしてのふくろうは?

ふくろうのことをいろいろ紹介していきましたが、ふくろうはペットとしてはあるのでしょうか。

最近では、「ふくろうカフェ」というものが流行っており、誰でも気軽にふくろうとふれあえる環境ができたり、「ハリー・ポッター」などの映画にふくろうが登場したことでふくろうに興味を持つ方が増えており、ふくろうをペットとして飼いたいと需要が前よりも高まっています。

ですが、ふくろうは猛禽類に属し肉食の鳥類になります。ふくろうの飼育は簡単ではなく、特に食餌が冷凍マウスやひな鳥などなうえ、定期的に生きている餌をあげないといけないので、女性にはハードルが高くなっています。なので、実際にペットとして飼う方はマニアックな方が多いのが事実ですが、きちんと飼う手順を踏んで準備をしていけば、どなたでもふくろうを家族として迎えいれことができます。

ふくろうはどこで購入する?

ふくろうをペットにしたい場合、どこで購入したらよいのでしょう。

ふくろうを購入するのなら、猛禽類専門ショップへ行くのが一般的な方法かつ1番手っ取り早いです。ふくろうは保護指定されている鳥なので、飼育には許可が必要になりますが、専門ショップで取り扱っているふくろうは許可を受けているので安心です。

日本で購入できるふくろうを大きく分けると、海外にいる野生のふくろうを捕獲して輸入した「WCの個体」か、輸入してきたふくろうを繁殖させた2世以降の「CBの個体」かの2種類に分けられます。

ふくろうの値段としてはCBの個体の方が高価です。WCの個体は元が野生なので病気を持っている可能性があるので飼育が難しです。では、東京ではどのペットショップでふくろうを購入することができるのでしょうか。ふくろうを購入できるペットショップを紹介します。

東京のペットショップ紹介

・熱帯倶楽部:フクロウ、鷹、ハヤブサといった猛禽類以外に、フェレットや小動物、爬虫類、両生類といったエキゾチックアニマルを販売しています。東京都内には吉祥寺店と立川立飛店の2店舗あります。

・爬虫類倶楽部:「ハチクラ」の愛称で、エキゾチックアニマル好きには有名なペットショップです。名前のとおり蛇やトカゲなどの爬虫類がメインで、両生類や猛禽類、昆虫なども販売しています。

・フジペット:最寄り駅の一橋学園駅より徒歩10分歩いたところにある猛禽専門店です。店舗前に並ぶ、ふくろうの置物は圧巻です。販売されている猛禽用具は店主の手作り商品も販売していています。

・Owl shop Uggla:ご夫婦で経営されていペットショップで、営業日が週末なので平日に来店したい場合は店舗に問い合わせてください。

・ZOO:犬猫や熱帯魚がメインですが、ふくろうや鳥、小動物と爬虫類、両生類と幅広く取り扱っています。

ふくろうを飼うのに許可はいる?

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初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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