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ペットで飼えるフクロウの種類・値段とペットフード|餌/なつく

更新日:2024年03月26日

みなさんは最近流行っているふくろうカフェに行ったことがありますか。最近は、ふくろうカフェで可愛いふくろうに癒やされてペットとして飼ってみたいという方が増えています。そんなふくろうをペットとして飼えるのでしょうか。ペットとしてのふくろうの飼い方を紹介しています。

ペットで飼えるフクロウの種類・値段とペットフード|餌/なつく

カラフトフクロウ

カラフトフクロウは、名前のとおりカナダやロシアの針葉樹林帯やヨーロッパ北部~シベリア、アメリカ北西部まで広く生息しています。

カラフトフクロウといえば特徴は顔の模様です。このパラボラアンテナのような特徴的な顔は、周りの集音に役立っており、とても耳のいいふくろうです。カラフトフクロウの体長は、59~80㎝で体重は800g~1.7㎏まで大きくなります。鳴き声が他のふくろうと違い個性的な鳴き声をしています。

大型なふくろうのカラフトフクロウですが、基本的な性格は温厚で穏やか、懐きやすく人と仲良くなれる種類です。個体価格は20~40万くらいになります。

その他

その他の大型の種類は、シベリアワシミミズク、ユーラシアワシミミズク、メガネフクロウ、オオスズメフクロウ、ウラルアウルなどです。

では、どのふくろうががあるのでしょうか。

まず、1位は、ふくろうの中でも最も小さいく手のひらサイズなのが特徴なヨーロッパコノハズクになり、2位はふくろうの中では代表的なふくろうで性格はおっとりしているのが特徴モリフクロウになり、3位のふくろうは「スピックス」は熱帯を意味し、「コノハズク」は木の葉に擬態するふくろうの総称を名前の意味にもつスピックスコノハズクです。

4位は、性格は臆病で警戒心が強く、慣れるのに少し時間がかかりますが仕草が愛らしいコキンメフクロウで、5位は敵に出会うと体を細め隠れたり、危険を感じると体を大きくしたりと特徴的な動きを見せるアフリカオオコノハズクの種類になります。

2位のモリフクロウは中型種ですが、それ以外は小型種のふくろうがをしめています。

ペットのフクロウの値段・価格

ふくろうの個体価格は平均で15~40万円程度になり、ほぼ純血種の犬と同じくらいの価格になっていますが、もちろん希少品種などでも値段は変わりますが、ふくろうの大きさでも値段は変化します。

【小型種のふくろう】
・コキンメフクロウ:15~30万円
・ヨーロッパコノハズク:15~25万円
・スピッツコノハズク:20~30万円

【中型種のふくろう】
・モリフクロウ:20~40万円
・メンフクロウ:10~20万円

【大型】
・シロフクロウ:30~40万円

それ以外にも、同じ種類であっても価格は、WCの個体<CBの個体<CBのなかでもインプリント個体の順番に高くなっていきます。

ペットのふくろうの食餌はなに?

ふくろうは、どんな餌を食べているのでしょうか。ふくろうにとって餌は健康維持のためにとても重要です。ですが、ふくろうの食餌に関する情報が不足しており絶対的な情報は確定できていません。なので、個体によって与える量が違います。同じ個体でも環境因子や、生理的活性レベルの影響を受けるので日によってエサの要求量が違います。

そんなふくろうは、野生では他の動物を捕食している「猛禽類」になり、ふくろうをペットとして飼うときの餌も「肉」が主体になりますが、ふくろうにも好き嫌いがあります。ふくろうの中には昆虫を好む個体もいますが、個体差があるので「絶対食べる」と決まっている餌はありません。自分の飼っている個体の好き嫌いを探りながら、ベストな餌を探してください。

ペットフード

では、ふくろうの餌にはふくろうのための「総合フード」はないのでしょうか。

ふくろうには、キャットフードと同じうような総合フードは存在しません。その代わりに補助食のような人工飼料が売られています。しかし、生肉と比べて栄養が不足するためメインの餌として使用することはしません。

総合フードはありませんが、ビタミンなどの補助栄養食品があるのでそれをふくろうに与える方もいますが、与えることに疑問視がされていたりします。

与える肉の種類

肉食のふくろうに与えるお肉はスーパーで売られて肉でいいのでしょうか。スーパーで販売されている肉は人間が食べるために血抜きがされています。ふくろうが、血抜きされた肉ばかりを食べていると栄養が足りずに栄養不足になってしまいます。

なので、ふくろうには臓器などを含む「丸ごとの新鮮な動物」を与えることが栄養的に好ましいです。ですが、同じ種類の肉ばかりを与えるのは、同じ栄養分しか取れないためふくろうにとっては最適な食餌環境とは言えません。

安定した飼育実績がある餌は、マウス、ヒヨコ、ウズラになり、どれかを中心として与えていきます。これらを冷凍したのがペットショップで売っていますが、栄養価が高い順だと「マウス」>「ヒヨコ」>「ウズラ」になります。栄養価が高いからといってマウスばかり与えていると胃や腸に負担がかかるので個体がストレスを受けているときなどは、ヒヨコに変更するなど工夫が必要です。

ふくろうに多い病気

ペットのふくろうに多い病気はどんな病気があるのでしょうか。

・趾瘤症(しりゅうしょう):趾(あしゆび)の裏にできた傷から、菌が感染し炎症する病気です。放置すると脚を切断しなければならない可能性があります。発症しやすい病気です。

・オウム病:「クラミジア菌」の感染で発症します。症状は、風邪に似ていて元気がなくなり、食欲が減退します。ときには下痢などの症状が出ます。外部から持ち込まれる菌で人からペットのふくろうにも伝染することもあるので手洗いをしてから接しましょう。

・アスペルギルス症:呼吸器が真菌感染をおこすことで発症し、食欲減退、活動減少、呼吸困難などの症状が出ます。真菌は腐敗した植物から多くみられ、免疫力が低下しているときなどにかかりやすくなります。人間にも伝染するため注意が必要です。

健康チェックの体重測定

ペットのふくろうには、毎日の健康チェックが欠かすことができません。それによって食餌の与える量も変化するので健康チェックは絶対に怠ってはいけません。

ペットのふくろうの健康チェックの仕方で、大切なのが体重測定することが大切です。体重の増減がふくろうにとても重要になるので日々体重の増減がないかチェックして確認してください。ふくろうの体重を量るタイミングは、食べた餌の量などで左右されないように空腹時に測定してください。特に体の小さい個体の方が体重の変化に体調が左右されやすいので気をつけてあげてください。

病気になりにくいふくろうですが、病気にかかってしまうこともあります。ふくろうなど猛禽類を診てくれる獣医師は多くないので、病気になってから慌てて診てもらえる獣医師を探すのではなく、ふくろうをペットとして飼う前から探しておくのが重要です。
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初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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