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セキセイインコのレインボーの値段は?特徴と他の品種も紹介

更新日:2024年10月07日

セキセイインコのレインボーについて疑問がある方もいるでしょう。本記事では、緑、青、黄色の基本色から生まれる代表的な品種について、特徴と値段をご紹介しています。飼い方や飼育上の注意点をしっかりと学び、規則正しい生活を共に過ごせるようにしてください。

セキセイインコのレインボーの値段は?特徴と他の品種も紹介
「セキセイインコのレインボーを飼育するにはどのようなものが必要なの?」
「セキセイインコのレインボーは飼育に向いているの?」
「セキセイインコのレインボーの飼育に必要なものと選び方は?」
このようにセキセイインコのレインボーを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?

本記事ではセキセイインコのレインボーの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などをご紹介します。

この記事を読むことで、セキセイインコのレインボーを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。

セキセイインコのレインボーの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、セキセイインコのレインボーの育て方の参考にして下さい。

セキセイインコのレインボーの特徴

セキセイインコは色や模様などのバリエーションが豊富で、5,000種以上もあるといわれています。

しかし、野生の原種は、黄色の頭に緑の体で頭から背中と翼に黒のしま模様のある1種類だけなのです。ペットショップでたくさんの種類を見ることができるのは、原種から色素が抜けた種を交配して作出されたものです。

メラニン色素の割合によって様々な品種が生まれますが、セキセイインコは、緑色、緑色から黄色の色素が抜けて青色、緑色から黄色と青色の両方が抜けて白色という4色がベースになっています。

レインボーは、オパーリンと呼ばれる頭部から背中にかけての縞模様がなく、体色が「オパール」の宝石のように光沢のある品種をベースに、緑や青から黄色へと虹のように色が移り変わった優しい色合いです。

ノーマルと呼ばれる品種と比較して少々高値の傾向です。
  • 性格について
  • 性別の見分け方は?
  • 繁殖は可能か
  • 寿命について

性格について

セキセイインコは、オウム目インコ科に属していて、物音や人の話し言葉を物真似するオウムとは主に個体の大きさの違いだけです。

成長は18~23cmほどでスズメより少し大きく、体重では30~40gほどです。

好奇心旺盛で遊び好き、他の動物を恐れず社交的な習性から、賢さや人懐っこさが魅力です。

特に雛鳥から優しくたっぷりと触れて飼育すれば、飼い主への忠誠を示すほどとてもよく慣れるのが特徴です。手乗りの可愛い仕草が目に浮かびますね。

オスとメスで性格には違いがあり、単独で飼育した時には顕著に表れます。オスは積極的にコミュニケーションをとろうと活発で、遊び好き、イタズラ好きということができます。一方でメスは物静かな印象で、飼い主が構う時間がなくてもひとりで遊ぶことができ、長時間のお留守番もできてしまいます。

性別の見分け方は?

セキセイインコの性別は、「ろう膜」と呼ばれるくちばしの付け根の部分の色で判断することができますが、雛の時期や個体によっては明確に識別できないこともあります。成鳥となり産卵して初めてメスだったと判ることもしばしばです。

生後3ヶ月頃までの雛では、オスメス共に「ろう膜」が薄いピンク色ですが、鼻孔を覗き込みピンク色ならばオス、白っぽい色ならばメスとみることができます。

生後10ヶ月を過ぎると「ろう膜」の変化は顕著で、オスは明るい青色か藤色に、メスは薄い青色ですが繁殖期になると茶褐色に変化し、「ろう膜」が分厚くなることで判別することができます。メスは発情期が過ぎると茶褐色の「ろう膜」が剥がれ落ちるという特徴があります。

繁殖は可能か

ツガイで飼育した場合、住環境や気温がよく外敵などによるストレスがなければ、年に5回ほどの産卵を見込むことができますが、産卵はメスの小さな体に大きな負担を与えてしまいます。

理想としては、1~3歳までの期間で春と秋の気候の穏やかな頃に2~3回までの産卵が望ましいといえるでしょう。適齢期を外れた繁殖では、卵詰まりという症状で命を落とす危険性があります。

発情を誘発する餌の高栄養価、高過ぎる部屋の温度、過度に長時間の明るい環境とならぬよう日々のコントロールが必要です。

繁殖時期にはケージに巣箱を置き、人の手が触れぬようにするなどストレスを与えないようにしなければなりません。

寿命について

セキセイインコの平均寿命はおよそ7~8年、長ければ10年以上、29年を超えるという記録もあるようです。

長生きの秘訣はやはり日頃の健康管理にありますが、外敵から身を守ろうとする習性から老化や病気の状態を外観で判断することは難しいでしょう。

このため、飼い主としてしっかりと面倒をみてあげる必要があります。例えば、適切な給餌、室温管理、起床睡眠時間、清潔な住環境の維持、ビタミンD生成と殺菌のための日光浴、放鳥によるストレス発散など、注意してあげれることがたくさんあります。

また、毎日の糞尿の状態の確認、仕草や行動の観察、手乗りなどを楽しむ際に背中をさすり過ぎて発情を誘発させないことも大切です。

セキセイインコのレインボーの値段と選び方

セキセイインコの品種のよる性格の違いはないようですが、やはり見た目の色鮮やかさ、優しい色合いがレインボーの人気といえそうです。

体の部位に対する黄色味の強さや濃淡具合で値段に幅があるようですが、概ね4,000~6,000円、目安としては5,000円程度と見積もるのが安心でしょう。

また、繁殖を視野に入れる場合にはオスメス共に1~3歳までの同種のツガイがよく、他の品種との交配では遺伝子の優劣によって結果が決まるため予想が困難であることを心得ておきましょう。

ツガイで飼育する以上、人間とのコミュニケーションよりもセキセイインコ同士の関係が優先されるため、手乗りで親密な場面を希望している場合は、単独または同性の飼育を選択すべきでしょう。

レインボー以外のセキセイインコの品種の特徴と値段

原種に近いノーマルは比較的に安価で購入することができますが、希少性が高い品種や改良品種は割高となる傾向があります。

見た目や可愛さはもちろんですが、繁殖を見届けたいのか、手乗りに育ててじっくりと向き合いたいのかという飼育方針によっても選択肢が生まれることでしょう。

ノーマルセキセイインコ(ブルー)

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初回公開日:2022年09月02日

記載されている内容は2022年09月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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