キングペンギンとコウテイペンギンの違いは？見た目や生態について

前述したとおり、コウテイペンギンの生息地は南極大陸です。この南極大陸の寒い環境を人工的に再現することは難しいと言われています。

キングペンギンに会える場所は全国でも複数ありますが、コウテイペンギンを飼育している場所は日本では2箇所しかありません。

では実際に、コウテイペンギンが見ることのできる場所はどこなのか見ていきましょう。

一箇所目は和歌山県の西牟婁郡（にしむろぐん）白浜町にある、動物園、水族館、遊園地が併設されたアドベンチャーワールドです。

アドベンチャーワールドではコウテイペンギンだけでなく、キングペンギンも飼育しているので見比べることができます。

ちなみにコウテイペンギンやキングペンギンの他にも、数種類のペンギンが飼育されています。

次は、愛知県の名古屋市港区にある水族館、名古屋港水族館です。

名古屋港水族館には、南極大陸の日照時間を再現するために照明が調節されています。

ちなみに、コウテイペンギンのエサであるナンキョクオキアミを展示しているのは名古屋港水族館だけであり、世界で初めて繁殖に成功している水族館でもあります。

出典：館内案内｜名古屋港水族館ホームページ<公式>
参照：https://nagoyaaqua.jp/floormap/

?ペンギン豆知識?

エンペラーペンギン属

エンペラーペンギン属には、①コウテイペンギン、②キングペンギンという2種類の大型のペンギンがいます。

頬やのどのあたりに黄色、またはオレンジ色の斑紋があること、比較的ゆったりと動くことが特徴です。#ペンギンのいるBAR池袋@penikebukuro pic.twitter.com/7WqzJP9Fnf

— 葛西蘭?向日葵プリンセス (@ran_k_official) July 29, 2020

キングペンギンとコウテイペンギンは見た目こそ似ていますが、ヒナの時や生態についてはかなり違うものに感じたのではないでしょうか。

動画や写真では大きさや色合いが伝わりづらいため、興味が湧いた方は実物をご覧になることをおすすめします。

コウテイペンギンは上記2箇所でしか見ることができませんが、キングペンギンを展示している場所は比較的多いため、お近くの水族館や動物園を調べて見に行くとよいでしょう。

またペンギンを題材とした映画やアニメ作品もあるので、ぜひそちらもご覧ください。