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家猫の平均寿命・脱走やノミ対策・外に出たがる家猫の対処法

更新日:2024年11月05日

かなり以前から猫ブームが続いていて、猫を飼いたい人もどんどん増えています。でも、猫の飼い方がイマイチ分からない、猫の家出やストレス解消はどうしたらいいのか、脱走防止に有効な方法はあるのか、ノミ対策や病気のワクチンまで詳しくご紹介します。

家猫の平均寿命・脱走やノミ対策・外に出たがる家猫の対処法

家猫の平均寿命は?

家猫の平均寿命は一昔前と比べて飛躍的に伸びています。昔は家猫10年、外猫5年と言われてきた猫の寿命ですが現在は15年ほどになりました。それは人間と同じで医療の発達と食事の改善から長生きできるからです。

平均寿命がこんなに伸びたという事は20年近くも生きる家猫もかなりいるということです。もっと詳しく分類すると家の外にでる家猫の平均寿命は13.26歳となっており、家の中だけで暮らす猫は15.81歳と開きがあります。

家の外に出る猫は交通事故による死亡や、野良猫との喧嘩で病原菌を移されるといった危険が伴うので寿命が少し短いです。外に出るとトカゲやカエルといった野生の小動物を襲って食べることもあります。これらの小動物には寄生虫が多いので感染の危険もあります。飼い猫にできるだけ長く生きて欲しいなら、外に出さない事が重要です。

家の外には危険がいっぱい

家猫が家の外に出ると、猫の寿命を縮める危険は他にもいくつかあります。最近よく言われるのが「マダニ」の被害です。マダニそのものには毒が無いですが、悪質なウィルスに感染していた場合にダニに噛まれることによってウィルスに感染して死に至る事があります。これは人にも感染するので外に出た家猫がダニを付けてきて飼い主に感染する危険もあります。

家猫が他人の家の庭や畑を荒らして、困った持ち主が薬品などを餌に混入し排除する事もあり、毒を飲んだ家猫は非業の死を遂げます。家猫がゴミステーションを頻繁に汚すと毒を混入する人もいます。

一年に何度か耳にする「「猫虐待」のニュースがありますが、被害に遭う家猫も少なからずいます。家猫は人に懐きやすいので捕まえやすいからです。

セカンドハウスならぬ「セカンド飼い主」を持つ家猫もいます。虐待とは真逆の可愛がってくれる人の家で頻繁にご馳走に与かります。家猫にとっては嬉しい好待遇ですが、高カロリーなおやつや竹輪や蒲鉾など塩分の多い食品を食べることも多く、健康を損ねる恐れがあります。

性別によっても差があります

ペット保険日本アニコムの2013年のデータでは、オス猫の平均寿命が14.3歳なのに対してメス猫は15.2歳でした。猫も人と同じでメスのほうが長生きです。オス猫の場合は泌尿器の病気に罹り易いのも寿命を縮める原因のひとつでしょう。

また外にでる家猫の場合、オス猫は外猫と喧嘩をすることもしばしばあるため、それも寿命を縮める要因となります。喧嘩をすると傷口から病原菌が入り致命的な病気となる場合もあります。

去勢をしていないオス猫が外に出てしまうと、外猫のメスを追っかけて交尾することもあります。交尾により病源菌に感染して寿命を縮める結果となることもあります。

種類によって若干の違いがあります

純血種の猫よりも雑種の猫の方が長生きします。純血種の場合は近親交配が多いこともあり、いわゆる「血が濃い」状態となっているせいで遺伝病などが発生するリスクがあるからです。さらに雑種は多様な病源菌と戦ってきた耐性をもっている個体も多いので病気に強いと言えます。

家猫の脱走対策はどうしたら良いの?

家猫を外に出さないためには、子猫の時から一度も外を経験させないすると良いでしょう。1回でも自由に外歩きを覚えた家猫は外に出たがり脱走を企てます。自由に外には出られないものだと子猫の時からおもい込ませる事が基本です。

しかし、どうしても外に出たがる家猫もいますし、野良猫を飼い始めた時は既に外の世界を十分に知っていますから出たがります。そんな家猫の脱走対策についてのアイデアをお伝えします。

一室だけで飼う

家に幾つも部屋があっても一室だけで飼うと良いです。家猫が家の中を自由に歩き回ると、掃除の時や人が出入りした隙を見つけて出て行く可能性が大きくなります。猫は縦の移動ができれば比較的狭い空間でも満足します。キャットタワーやケージの上、タンスの上など高い所で寛ぐ事が好きだからです。押し入れなど暗くて狭いスペースがあればなお良いでしょう。

爪とぎやオモチャ、肌触りの良いクッションなども充実させて「家猫専用ルーム」とまでいかなくても、家猫最優先の部屋があれば一室に閉じ込めた状態でも大丈夫です。あまり狭い4畳半では可愛そうですが、6畳から8畳あれば十分です。

飼い主がリビングで家猫と遊んだり、リードを付けてお散歩したり、シャンプーしたりと部屋から飼い猫を出す機会は頻繁にあるとしても、必ず決まった部屋に戻す事で不意な脱走を防げます。

脱走防止用の柵を使用する

家猫が自由に出入りできない柵やパーテーション、フェンスを使います。網戸や玄関など家猫が出やすい場所に配置して家猫の脱走を予防します。価格は商品によっても異なりますが、1万円前後から購入できます。

こちらは、窓や玄関の大きさによって使う柵やフェンスも色々なものがありますが、設置も簡単で猫が出にくいフェンスです。

家猫が脱走した時の対処法は?

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初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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