猫の爪切りで深爪してしまった時の対処法は?止血剤・切り方のコツを紹介
更新日:2024年11月19日
猫の爪切りをしなければいけない理由とは?
爪切が嫌いなネコちゃんが多いです。しかし、爪切りは定期的に行う必要があります。
ここでは、爪切りをしなければいけない理由、正しい爪切りの方法と、もし、出血をしてしまったときの対処法まで紹介します。
ここでは、爪切りをしなければいけない理由、正しい爪切りの方法と、もし、出血をしてしまったときの対処法まで紹介します。
人を傷つけないため
まず1つ目の理由としては、人を傷つけないためです。猫の爪は伸びると先端が鋭利になります。
ネコにその気がなくとも、猫を抱っこしたタイミングなどで、飼い主を傷つけてしまう恐れがあります。
小さい赤ちゃんなどと一緒に住んでいる場合は、ケガをさせてしまうこともあるため要注意です。
ネコにその気がなくとも、猫を抱っこしたタイミングなどで、飼い主を傷つけてしまう恐れがあります。
小さい赤ちゃんなどと一緒に住んでいる場合は、ケガをさせてしまうこともあるため要注意です。
家具やカーペットが破れるため
猫がフローリングなどの上を歩いているときに、カツカツと音は鳴っていますか。音が鳴るのは、爪が長いためです。床を傷つけてしまうので、爪切りをしてあげる必要があります。
また、床以外でも爪が出ている状態では、当然猫の爪に触れるものには傷がつく恐れが十分にあります。例えば、床、机などの家具、カーペットです。
カーペットは伸びた爪が引っかかってしまうと猫も大変歩きずらいです。猫の爪切りを適切に行うことで、家の中がボロボロにならずに済むので、定期的に爪切りは行いましょう。
また、床以外でも爪が出ている状態では、当然猫の爪に触れるものには傷がつく恐れが十分にあります。例えば、床、机などの家具、カーペットです。
カーペットは伸びた爪が引っかかってしまうと猫も大変歩きずらいです。猫の爪切りを適切に行うことで、家の中がボロボロにならずに済むので、定期的に爪切りは行いましょう。
巻き爪になって猫自身が怪我をするため
猫の爪は鎌のような形をしていて、内向きにカーブをして伸びます。定期的に爪切りをしていない場合、いずれは伸びた爪が肉球に刺さり、猫が大変痛く苦しい思いをしてしまいます。
野良猫の場合、硬いコンクリートやでこぼこしたアスファルトの上を歩いたり、木登りをしたりするので、自然と爪が削れていくため、爪切りをしなくても巻き爪の心配はほとんどありません。
家猫の場合、そのような環境ではないので、爪切りが嫌いだからといって、半年以上放置しておくと、巻き爪になるので危険です。
野良猫の場合、硬いコンクリートやでこぼこしたアスファルトの上を歩いたり、木登りをしたりするので、自然と爪が削れていくため、爪切りをしなくても巻き爪の心配はほとんどありません。
家猫の場合、そのような環境ではないので、爪切りが嫌いだからといって、半年以上放置しておくと、巻き爪になるので危険です。
猫が深爪すると出血する理由
爪切りをしたほうが良いのは分かりました。しかし爪を切りすぎてしまい深爪をした場合、出血してしまいます。
人間でも深爪した場合痛みとともに出血が伴い、猫も同じです。ここでは、深爪をすると出血する理由を解説します。
人間でも深爪した場合痛みとともに出血が伴い、猫も同じです。ここでは、深爪をすると出血する理由を解説します。
猫の爪の構造
猫の爪は前足に10本、後ろ足に8本あります。また、ネコ科は爪を出し入れすることができます。肉球を押すと、爪が出て、肉球に力が入っていないと爪は引っ込みます。
これは、ネコ自身の意思で出し入れ可能です。一部のチーター以外のネコ科は「隠れて、忍びながら狩猟を行う」スタイルですので、爪が出ていると音が鳴ってしまい、敵に気づかれる恐れを防ぐ理由があります。
猫と遊んでいると、よく物陰に隠れながらオモチャを狙います。これは上記の狩猟スタイルからくる本能的な行動です。
これは、ネコ自身の意思で出し入れ可能です。一部のチーター以外のネコ科は「隠れて、忍びながら狩猟を行う」スタイルですので、爪が出ていると音が鳴ってしまい、敵に気づかれる恐れを防ぐ理由があります。
猫と遊んでいると、よく物陰に隠れながらオモチャを狙います。これは上記の狩猟スタイルからくる本能的な行動です。
猫の爪の内側のピンクの部分に注意
爪は外側と内側の二重構造になっております。さっそく家猫の爪を観察してみましょう。
内側には、神経や血管が入っており、こちらは絶対に爪切りで切ってはいけません。ピンクの付近ギリギリまで切ってしまうことを深爪といいます。
また、爪研ぎは、古くなった爪をはがすことしかできません。外側の爪は幾層にもなっていて、爪研ぎをすることにより、新しい爪が登場します。
鉛筆削りをイメージすると分かりやすいです。そのため、爪とぎをしても、爪は鋭いままなので、爪切りは必要です。
内側には、神経や血管が入っており、こちらは絶対に爪切りで切ってはいけません。ピンクの付近ギリギリまで切ってしまうことを深爪といいます。
また、爪研ぎは、古くなった爪をはがすことしかできません。外側の爪は幾層にもなっていて、爪研ぎをすることにより、新しい爪が登場します。
鉛筆削りをイメージすると分かりやすいです。そのため、爪とぎをしても、爪は鋭いままなので、爪切りは必要です。
猫の正しい爪切りの仕方とは?
家猫だと爪切りが必須なことは分かりました。では、猫の正しい爪切りの仕方を紹介します。
間違った爪切りをしてしまうと、深爪で出血してしまったり、怪我をすることがあります。きちんとした知識をもって、正しい爪切りを行いましょう。
間違った爪切りをしてしまうと、深爪で出血してしまったり、怪我をすることがあります。きちんとした知識をもって、正しい爪切りを行いましょう。
切るのはせいぜい1〜2ミリ
切るのは先端の尖っている部分を1~2ミリ切ってください。先端のするどい部分を切落すイメージです。
内側のピンクギリギリの部分まで切ってしまうのは、深爪といって、もしもの場合、出血や神経を傷つけかねません。
また、猫の爪切りは、「ハサミタイプ」が主流ですが、こちらは、爪を切る際の力が均一に加わらないと、爪が割れる恐れがあります。
また、爪が割れることにより、内側まで、ピンクの部分まで切れ目が入ってしまうと、神経部まで痛めてしまいます。老猫は爪が固く割れやすく深爪になりやすいので、さらに注意しましょう。
内側のピンクギリギリの部分まで切ってしまうのは、深爪といって、もしもの場合、出血や神経を傷つけかねません。
また、猫の爪切りは、「ハサミタイプ」が主流ですが、こちらは、爪を切る際の力が均一に加わらないと、爪が割れる恐れがあります。
また、爪が割れることにより、内側まで、ピンクの部分まで切れ目が入ってしまうと、神経部まで痛めてしまいます。老猫は爪が固く割れやすく深爪になりやすいので、さらに注意しましょう。
切るときは少しずつ
初回公開日:2019年08月16日
記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。