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猫がエリザベスカラーを嫌がるときの対処法5つ|商品も紹介

更新日:2024年11月23日

去勢手術後につけるエリザベスカラーを嫌がる猫ちゃんは多いです。傷口を早く治すためには、必要なエリザベスカラーですが、どのような工夫をしたら、猫にストレスなくエリザベスカラーをつけてもらえるのでしょうか。猫ちゃんにストレスを与えない方法を紹介します。

猫がエリザベスカラーを嫌がるときの対処法5つ|商品も紹介

エリザベスカラーとは

猫が去勢手術をしたあとに、首のまわりにつけるとまるでエリマキトカゲのようになるものがあります。それがエリザベスカラーです。

エリザベスカラーを嫌がる猫ちゃんが多いですが、エリザベスカラーをつけるのには傷口を舐めるのを防ぎ、きちんと治るようにするという役割をもっています。

エリザベスカラーの問題点3つ

エリザベスカラーは、病院にもよりますが通常3日~7日の抜糸が終わるまでつける指示があることが多いです。

首にいきなり変なものをつけられ、数日間すごすことになるため、嫌がる猫は少なくはありません。そこで起こりうるエリザベスカラーの問題点を述べていきます。

エリザベスカラーの問題点

  1. 身体感覚が変わる
  2. 食事しにくい
  3. グルーミングができないことによるストレス

エリザベスカラーの問題点1:身体感覚が変わる

エリザベスカラーをつけると顔の周りにカバーがくるような状態になりますが、それが嫌がる原因になります。

理由は、周囲の環境を察知することのできるヒゲと、エリザベスカラーが接触することにより、周囲との感覚が掴みづらくなってしまいます。それがエリザベスカラーをつけることを嫌がる原因です。

また、視界も遮られてしまうので、ふらついたり、扉付きのドアに引っかかったりすることがあります。

つけた途端に、いつもと違う状況に戸惑い、まるで動かなくなってしまう猫ちゃんもいますので、エリザベスカラーをつけた直後は特に、動きづらくなさそうかをチェックしておく必要があります。

エリザベスカラーの問題点2:食事しにくい

次に、食事がしにくいことが、エリザベスカラーをつけることを嫌がる理由です。

エリザベスカラーに食器の縁があたり、口まで届かなかったり、カラーが食器に引っかかり、皿を動かしてしまい延々と食べれないという状態になることが嫌がる原因です。

ご飯を食べることは、生きてく上で、また、傷を治す上で大事なことのひとつなので、猫ちゃんがエリザベスカラーをつけることにより、ご飯を食べることを我慢していないか、食べづらそうにしていないかをきちんと見てあげましょう。

どうしても、エリザベスカラーをつけるとご飯を食べないという猫ちゃんに対しては、ご飯のときだけ、エリザベスカラーを外してあげるのも手です。

エリザベスカラーの問題点3:グルーミングができないことによるストレス

猫は起きている時間の1割以上、グルーミングに費やしていると言われています。

しかし、エリザベスカラーは、傷口を舐めてしまうのを防止するための道具なので、もちろんグルーミングをすることができないので嫌がる猫が多いです。

猫は本来、キレイ好きな生き物なので、飼い主さんが代わりにグルーミングをしてあげましょう。蒸したぬるめのタオルや、市販のペット用シートなどで拭いてあげましょう。

食事の際、ご飯や水がエリザベスカラーの中に入ってしまい、放っておくと、嫌がる原因になります。特にエリザベスカラーをつけている首まわり、耳の後ろ、お尻などを拭いてあげると喜ぶでしょう。

猫がエリザベスカラーを嫌がるときの対策5つ

ここでは、エリザベスカラーを嫌がるときの対策を紹介します。

術後にエリザベスカラーをつけない病院もありますが、猫のザラザラした舌で傷口を舐めてしまうと、傷口が広がってしまう恐れがあるため、下記で紹介する方法で実行しやすいものから試していきましょう。

急な環境変化に猫はびっくりしてしまうことが多いので、エリザベスカラーも初めてつけるときは、嫌がる反応を見せたり、戸惑いを隠せない猫もいますが、徐々に根気よくならしていきましょう。

エリザベスカラーを嫌がるときの対策5つ

  1. 食事しやすい食器にする
  2. 術後服にする
  3. エリザベスカラーを変える
  4. 生活環境の改善
  5. 徐々に慣れさせる工夫を

猫がエリザベスカラーを嫌がるときの対策1:食事しやすい食器にする

次のページ:手作りで使いやすいエリザベスカラーを作る方法

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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