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生後2ヶ月までの子猫の飼い方|飼育方法などわかりやすく解説

更新日:2024年06月27日

育てるのが難しいとされる、生後2ヶ月までの子猫の飼い方について解説しました。必要な心構えや注意点、子猫を迎えるにあたって購入が必要な物、野良猫を拾った場合の対処法についてもご紹介します。子猫の飼い方について詳しく知ることで、幸せな猫ライフを目指しましょう。

生後2ヶ月までの子猫の飼い方|飼育方法などわかりやすく解説

生後2ヶ月までの子猫に必要なこと

生後2ヶ月までの期間は、猫の一生の中でも重要な時期です。

野生の子猫はこの時期までに、母猫から生きる知恵を教わります。人が育てる場合は、そのことをしっかり認識して間違った子猫の飼い方をしないようにしましょう。

生後2ヶ月までの子猫に必要なこと1:ケージから出して環境に慣れさせる

生まれて間もない子猫は免疫力も弱く、部屋の中でも思わぬ事故の可能性があるので、生後2ヶ月に満たない時期はケージの中で飼うようにしましょう。

少し大きくなってきたら、環境に慣れさせるためにも時々ケージから出してあげてください。

ただし、ケージから出したまま飼い主がどこかへ行ってしまったり、眠っている子猫を無理に起こしたりするような飼い方は絶対にやめてください。

生後2ヶ月までの子猫に必要なこと2:社会性を学ばせる

子猫は生後2ヶ月までの時期に、母猫や他の猫とのコミュニケーションを通して社会性を身につけます。

つまり、この時期の飼い方がその子の一生を決めます。この時期に人とふれあう機会を持たせなければ、後々人を警戒するようになってしまいます。

すでに飼っているペット(犬など)がいる場合にも、子猫のうちに対面させておいた方が良いでしょう。

母猫や兄弟がいる場合は、彼らともしっかり遊ばせてください。人としか接触経験がないと、大きくなってから他の猫を受け入れることが難しくなります。

生後2ヶ月までの子猫に必要なこと3:しつけを始めてみる

猫のしつけで意外と見落としがちな噛み癖に気を付けましょう。

生後2ヶ月未満の子猫は歯が生える時期なので、おもちゃを噛んだり飼い主の手を噛んだりしてきます。

そのまま受け入れていると、成猫になってからも噛み癖がついたままになり、大変危険です。

「噛んだら遊んでくれる」と思われないように、おもちゃを介して遊ぶようにするか、噛んだときに「痛い」と大声を出して噛んではいけないことをわからせましょう。

ただし、何かするたびに叱り飛ばして子猫に恐怖を与えるような飼い方をしてはいけません。

生後2ヶ月までの注意点

成猫と違って、生後2ヶ月未満の子猫にとっては思いがけないものが危険物になります。

子猫は弱い生き物です。子猫の目線で飼い方を見直してみましょう。些細なことで命を落とす危険すらあるので、細心の注意を払いましょう。

生後2ヶ月までの注意点1:危険な物が無いか常に注意を

子猫の飼い方で最も重要なことのひとつが、できるだけ先回りして危ないものを片付けておくことです。

人間の目で見ると何の危険もない部屋でも、生後2ヶ月未満の子猫から見れば危ないものがたくさんあります。

寒い時期に使うヒーターなども、小さな子猫が無防備に近付いたら大けがにつながるおそれがあります。この機会にもう一度部屋の中を見直してみましょう。

生後2ヶ月までの注意点2:ご飯は成長過程にあったものを

子猫の飼い方で戸惑うことが多いのは食べ物でしょう。

猫といえばキャットフードとミルク、と考える人もいるでしょうが、人間の赤ちゃん同様、2ヶ月未満の子猫が口にできるものは限られています。

生後1ヶ月ぐらいまでは授乳期にあたります。母猫と一緒に飼っているなら、母乳をあげるのが一番です。人が育てるなら、牛乳ではなく猫用ミルクを購入しましょう。牛乳ではお腹を壊すおそれがあります。

歯が生える時期になったら、離乳食をはじめます。ドライフードをふやかしてあげたり、子猫用のウェットフードをあげてください。

生後2ヶ月までの注意点3:お風呂はまだ早いかも

生後2ヶ月未満の子猫は、基本的にお風呂に入れない方が良いでしょう。

子猫は体温調節がうまくできないため、お風呂に入れたことで身体が冷えすぎて、体調を崩してしまうおそれがあります。

また、少し大きくなってからでも無理矢理お風呂に入れるのは避けてください。最悪の場合、恐怖を与えた飼い主に対する信頼の度合いも下がってしまいます。

お風呂に限らず、飼い主が猫に何かを強制するような飼い方はしてはいけません。

生後2ヶ月までにやるべきこと

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初回公開日:2019年08月24日

記載されている内容は2019年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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