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猫の後ろ足の爪は切らなくても良い?必要性と切るときの方法をご紹介

更新日:2020年09月20日

基本的に必要のない猫の後ろ足の爪切りですが、猫のライフワークや年齢などで必要になる場合があります。猫と飼い主が気持ちよく暮らしていくためにも、実際にチェックをしてあげて必要な場合には小まめに爪切りをあげるようにしましょう。

猫の後ろ足の爪は切らなくても良い?必要性と切るときの方法をご紹介

猫の後ろ足の爪を切る必要がない理由

猫の爪はとても鋭いため、人と猫が室内で生活するには爪切りは定期的に必要です。爪切りをしないと飼い主さんがケガをしてしまったり、家具などが傷つけられてしまったりする恐れがあるからです。

ただし、基本的に猫の後ろ足の爪は切らなくて大丈夫です。その理由をご説明します。

猫の後ろ足の爪を切る必要がない理由1:後ろ足は前足ほど伸びない

猫は前足を使って獲物を捕まえたり、木を登ったりします。猫の前足の爪は縄張り争いなどで自分の身を守るための大切な武器にもなります。そのため基本的に前足の爪がよく伸びるようになっています。猫が爪とぎをする理由の一つは前足の爪のケアです。

後ろ足は、ジャンプや着地の時に活躍していますが前足ほど伸びないため、爪切りの必要がないと言われています。

猫の後ろ足の爪を切る必要がない理由2:歩くときに削れる

猫の爪は、歩いたり木に登ったりなどの日常生活の中で擦れて削れ、適切な長さに保たれています。特に外飼いの猫は擦れる行動が多いので室内飼いの猫のように爪とぎもしないそうで、後ろ足の爪だけでなく、前足の爪も切る必要がない猫もいます。

自然に削れるうえに、後ろ足の爪は前足よりも伸びにくいので基本的に切らなくても大丈夫と言われているのでしょう。

猫の後ろ足の爪を切る必要がない理由3:噛んではがしている

猫の爪が層になっていることは知っていますか?

常に尖った状態の爪になるように、脱皮のように内側が伸びてくると一番外側がはがれ落ちる構造になっています。

猫はグルーミングの時に自分で後ろ足の爪を噛んでいるのをみたことありませんか?古くなった後ろ足の爪の外側を器用に噛んで自分ではがしています。このため、後ろ足の爪は切る必要がありません。

猫の後ろ足の爪を切る必要がない理由4:木登りなどで安全に登れる

前述でも言いましたが、外飼いの猫は日常生活で十分爪が削れます。室内飼いの猫もある程度削れるので後ろ足の爪を切ってしまうと、猫を危険にさらす恐れがあります。

猫は爪を切られても自覚はないので、いつもどおりの生活をします。短く切った爪でいつもどおりの行動をすると高いところへ飛び移れなかったり落ちたりします。

木登りなどで安全に登れるように、後ろ足の爪は自然のままで丁度よいため切る必要がありません。

猫の後ろ足の爪を切る必要がある場合

基本的に猫の後ろ足の爪切りは必要がない理由を説明してきましたが、実は猫の後ろ足の爪切りが必要な場合もあります。子猫の場合は爪が伸びるのが早いですし、猫によって伸びる速さが違います。日常的な擦れで削れが少ない場合には爪切りが必要になります。

この他にも猫の後ろ足の爪を切る必要がある場合には主に二つありますので説明していきます。

猫の後ろ足の爪を切る必要性1:巻き爪対策

猫の爪も人間と同じように巻き爪になってしまう事があります。グルーミングで自分で噛んではがした時に上手くはがれなかったり、高齢猫になるとグルーミングが面倒になり爪をはがさなくなるため巻き爪になってしまう事があります。

巻き爪になると肉球に爪が食い込んで、うまく歩けなくなってしまったりします。巻き爪になってからでは、爪を切るのがむずかしくなるので手遅れになる前に小まめな爪切りが必要になります。

猫の後ろ足の爪を切る必要性2:ひっかき傷防止

猫を飼うとじゃれあうことによって、よく腕や足にひっかき傷ができてしまったりします。このひっかき傷防止には前足の爪を切ることで対応できます。

それでは後ろ足の爪はどうでしょうか?猫がじゃれつく時によくみる仕草に前足で押さえて後ろ足でキックする通称「猫キック」があります。

この仕草をよくする猫の後ろ足の爪が伸びていたら飼い主さんはたまったものではありません。猫自信も自分の耳の後ろをかく時に傷つけてしまうかも知れません。

猫キックをする猫の場合には後ろ足の爪切りが必要となります。

猫の後ろ足の爪を切る方法

後ろ足の爪を切る必要がある場合、実際にはどのように切ったらよいのでしょうか。

外飼いで、今まで爪を切ったことのない飼い主さんも猫が高齢になった時のために失敗して猫に痛い思いをさせないように猫の後ろ足の爪の切り方をみていきましょう。
  1. ペースは2~3週間に1回
  2. 血管や神経には気を付ける
  3. 爪切りの道具が猫に見えないように

猫の後ろ足の爪を切る方法1:ペースは2~3週間に1回

猫の後ろ足の爪切りのペースはどのくらいになるのでしょうか?

猫の爪は外飼い猫か室内飼い猫かでも変わりますし、年齢でも変わります。一般的に2~3週間で爪が元に戻りますので、爪切りのペースも2~3週間に1回になります。

ただし、子猫の場合はの爪が伸びるのが早いので1週間~10日間で元に戻りますし、高齢猫の場合は爪とぎの頻度が減るので、共に1~2週間のペースになります。

猫のライフスタイルで大分変りますので、定期的なチェックが大切です。

猫の後ろ足の爪を切る方法2:血管や神経には気を付ける

猫の爪は多層になっていて真ん中に血管や神経があり、爪の数は前足が10本・後ろ足が8本あります。血管や神経は爪と共に伸びるので放置されたままだと血管や神経も切らなくてはいけなくなります。

足の上を優しく押して爪を出した時にみえるピンク色の部分が血管や神経です。血管や神経を切ってしまうと出血や痛みを伴うので、ピンクの部分から2mm以上先を切りましょう。

猫の後ろ足の爪を切る方法3:爪切りの道具が猫に見えないように

猫は爪切りに慣れていないと爪切りの道具を怖がります。爪切りの道具が猫に見えないように目を隠すか、猫の顔をそらします。一人で猫の顔をそらすのが無理であれば他の人に手伝ってもらいましょう。

猫は基本的に爪に触られるのを嫌がります。子猫のうちから爪切りをすることで嫌がりにくくなりますので、生後1か月を過ぎたあたりから爪切りを始めるとよいでしょう。

猫が嫌がってしまう時の対処法

ほとんどの猫は爪切りが嫌いで、爪切りの道具をみただけでも逃げ出したりする猫もいます。だからといって爪切りをしない訳にはいきません。

普段から猫の手足を触れて慣れさせておく事も必要ですが、爪切りを嫌がる時の猫の対処法をいくつかみていきましょう。
  1. 寝ているときに切る
  2. 一度に全部切ろうとしない
  3. 二人がかりで行う
  4. 獣医さんに頼む

猫が嫌がってしまう時の対処法1:寝ているときに切る

熟睡するタイプの猫になのは、寝てる間に爪切りをしてしまう対処法です。

寝ている時は猫も無防備ですので、気づかれないで猫の爪切りができます。ただし、眠りが浅いタイプの猫には感づかれて上手くいきません。さらに睡眠のジャマをしたことで警戒されストレスを与えてしまいますので、猫のタイプによっては不向きです。

猫が嫌がってしまう時の対処法2:一度に全部切ろうとしない

猫は集中力が持続しませんし、束縛が嫌いです。そのため爪切りにはスピードが大切ですし、猫に爪切りを意識させないことも重要です。

猫の性格もありますし、その時の気分でも大人しくしてくれる時間は違います。一度に全ての爪を切ろうとはせずに数回に分けて爪切りをしてみるとよいでしょう。気軽に短い時間で分けて爪切りをする事で、猫にも飼い主にもストレスがかかりません。

猫が嫌がってしまう時の対処法3:二人がかりで行う

抱っこが大丈夫な猫には二人がかりで爪切りをする事をします。役割分担をするとスムーズに爪切りができます。

一人が猫を座らせるように抱きかかえて、もう一人が爪切りをします。抱きかかえている方がおもちゃなどで猫の気をそらす事もできるので猫の爪切りに対するストレスも軽減できます。

抱きかかえる他に、猫の「首をつままれると大人しくなる」という習性を利用する方法があります。一人が猫を座らせた状態で首をつまんで、一人が爪を切る方法です。

猫が嫌がってしまう時の対処法4:獣医さんに頼む

爪切りの時には普段は大人しい猫でも異常にに嫌がり暴れたりします。

噛みついたり、引っかいたり、キックしたりとありとあらゆる方法で抵抗してきます。気が付いたら飼い主さんが血だらけに…なんて事も少なくないでしょう。

猫が全力で抵抗するようであれば、無理をせずに獣医さんに頼りましょう。無理をして猫に嫌われてしまうよりずっと良い選択です。

猫の爪を切るのにグッズ

猫が爪切りを嫌がり暴れるため、猫の爪切りが負担になってしまっている飼い主さんも多くいます。

でも切らない訳にはいかないし、獣医さんに毎回連れて行くとお金も時間もかかるしと言う飼い主さんのために猫の爪を切るのにグッズを紹介していきます。

猫とグッズの相性しだいですが、劇的に爪切りが楽になるかも知れません。

猫の爪を切るのにグッズ1:切らない爪切り「爪王」

猫専用の爪切りではありませんが、切らない爪切り「爪王」と言う商品があります。猫の爪切りをすると切り過ぎてしまったり、折れたり割れることもあります。この商品は爪を削るのでその心配はなく仕上がりもきれいです。

爪切りの嫌いな猫は多いですが、その要因がカットした時の衝撃だったりもします。この商品ですと力を入れずに爪を削ることができ、もちろん衝撃もありません。

爪を切るのに抵抗のある飼い主さんにも、グッズです。

猫の爪を切るのにグッズ2:おちつくネット

猫の通院時やシャンプーの時、そして爪切りの時に使用する「おちつくネット」という商品があります。

見た目は洗濯ネットのようで、黒色です。これに入れると大抵の猫はおとなしくなる商品です。洗濯ネットを使用している飼い主さんもいるようですが、「おちつくネット」は丈夫な素材で作られていますし、網目の大きさや黒い色にも効果があります。

猫が暴れて爪切りができない場合には、「おちつくネット」に入れて網目の間から爪をきります。この方法だと飼い主さんが引っかかれる心配が減り、安心して爪切りができます。

猫の爪を切るのにグッズ3:もふもふマスク

猫は目隠しをされると大人しくなる習性があり、興奮もあっという間におさまります。猫の目隠し用に「もふもふマスク」という商品があります。

タオルやハンカチではダメなの?と思う方もいるでしょう。でも「もふもふマスク」は熟練の縫製職人さんの手作り品で、猫の骨格に無理なくフィットするように作られています。そのため外れにくいし、猫に目隠しで与えるストレスが最小限で済みます。

猫の後ろ足の爪は注意深く見てあげよう

猫の後ろ足の爪は年齢やライフワークの変化でも爪切りの必要な頻度が変わります。

後ろ足の爪をチェックする習慣をつけ、後ろ足の爪を優しく触りながら注意深くみてあげましょう。コミュニケーションをとりながらチェックすることで巻き爪などにすぐに気づいてあげることができますし、猫が触られることに慣れ、爪切りもしやすくなります。

ついつい、外見の可愛さで忘れがちな猫の老いや健康状態の変化にも気づくことができます。

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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