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犬の赤ちゃんってどうやって成長していくの?成長過程と注意する点を解説

更新日:2024年03月27日

犬は1歳で成犬になるので、犬の赤ちゃんというかわいい時期はたった1年しかありません。では、その1年の間に、犬の赤ちゃんはどうやって成長していくのでしょうか?今回は、犬の赤ちゃんの成長過程と、成長していく上での注意点をお話しします。

犬の赤ちゃんってどうやって成長していくの?成長過程と注意する点を解説
犬の赤ちゃんは、体温調節がうまくできません。

そのため赤ちゃんの体温は、環境の温度変化にとても影響されやすく、生まれてから生後2週間までは低体温になりやすいので、温度管理が必要です。

生後1週間は産室の温度を32〜33度にし、生後1〜2週間の間は、産室の温度を30度くらいにし、生後3〜4週間は、産室の温度を25〜26度くらいに調節します。

また、生後2〜3ヶ月の子犬にとって寒い場所は体温を奪われるので、玄関やキッチンなどの寒い場所にゲージなどを置かないようにしましょう。

家の中の危険物に注意

社会化期に入った2〜3ヶ月くらいの子犬は、自分の周りにあるものはどんなものでも遊び道具になるので、子犬に危険が及ばないようにする必要があります。

具体的には、電気コードなどのコード類は感電の恐れがあるので必要な時以外は片付けるようにします。

また、ティッシュや子犬の口に入るような小さな物は置かないようにします。

それから、観葉植物や人間の食べ物(特に玉ねぎやチョコレートなど)は犬にとって毒性のあるものがあり、子犬が口にしてしまった場合は、最悪の場合死に至る恐れがあるので、注意しましょう。

トイレのしつけは早めのうちに

犬の赤ちゃんは生後2ヶ月頃になると社会化期を迎えます。

社会化期は犬の赤ちゃんにとって、社会性を学ぶためにとても大切な時期です。

そして、犬の赤ちゃんは、社会化期を迎えるととても好奇心旺盛になり、いろいろな事や物にとても興味を持ちます。

そのため、トイレのしつけは生後2ヶ月頃から始めると覚えも早いので、トイレの場所を上手に覚えることができます。

初めて自分の家に子犬を迎える場合は、だいたいが生後2ヶ月の子犬の場合が多いので、子犬を迎えた場合は、子犬を迎えたその日からトイレのしつけを始めると良いでしょう。

遊びすぎは駄目

子犬の仕草はとてもかわいいので、子犬と遊ぶ時はついつい長く遊んでしまったりします。

特にお子さんのいる家庭では、お子さんが子犬と激しく遊んだり長時間遊んだりしますが、
子犬も遊ぶことが大好きで限度を知らないので、飼い主さんやお子さんが遊ばせるだけずっと遊びます。

しかし、子犬を長時間遊ばせることは、とても危険なことなのです。

なぜならば、子犬が長時間遊びすぎると脱水に陥ったり、疲れから低血糖になり、場合によっては死に至ることがあります。

そのため、子犬と遊ぶ時は長時間遊ばせることは避けるようにしましょう。

犬の赤ちゃんの成長を見守ってあげよう

生まれたばかりの犬の赤ちゃんが成犬になってしまうまでは、たった1年しかありません。

もちろん、成犬になっても、犬はかわいいのですが、やっぱり赤ちゃんや子犬の時期は成犬とはまた違って、特別なかわいさがあります。

逆に言ってしまえば、その特別にかわいい時期はたった1年しかないのです。

そして、その1年間という時間の中で、犬の赤ちゃんはたくさんの体や心の変化を遂げて、たくさんのことを学び吸収します。

その犬の赤ちゃんの特別な時期を見守りながら、赤ちゃん犬と共に素敵な時間を過ごせるようにしましょうね。

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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