シェルティーとはどんな犬？飼い方や飼い主に向いている人などを紹介

前述したように、シェルティーは毎日適度に散歩して体を動かしてあげたり、日々のブラッシングをしてあげたりする必要があるため、シェルティーとの散歩を楽しめる人や一緒に楽しんで遊べる人、お手入れをしっかりできる人が飼い主に向いているでしょう。

また、シェルティーは優しく穏やかな反面、警戒心が強くデリケートな面もあります。シェルティーが悪いことをしても自分を押さえて叱れる人に向いているでしょう。

逆に言えば犬を飼いたいけれど散歩の時間がとれない人、こまめな手入れができない人、怒りっぽい人には向いていないということでもあります。

シェルティーの子犬を迎える際は相性もありますが、できるだけ健康な子犬を引き取りたいと考えている人が多いのではないでしょうか。

健康なシェルティーの子犬を選ぶためには、体を触って皮膚がカサついていないか、被毛にツヤがあってフケはないかといったポイントを確認してみましょう。

子犬に目ヤニがなく綺麗かどうか、動くものを追って動いているか、鼻が少し湿っているかやお尻が汚れていないかを確認することも大切です。体重も重要で、少し重いと感じるくらいがいいでしょう。

また、引き取りたい子犬の両親が見られる場合は、両親の様子も観察しておくことをおすすめします。両親の体の大きさ程度には成長する可能性が高く、母犬が落ち着いた性格の犬であれば、子犬も落ち着いた性格である可能性が高くなります。

少し一緒に遊んでみてすぐにコミュニケーションがとれるようであれば、人懐っこくて扱いやすいでしょう。

日本でも人気の高いシェルティーの歴史や特徴、飼い方や注意点などを紹介してきました。

シェルティーは牧羊犬として長く人と暮らしてきた歴史をもつ犬であるため、人にも慣れやすく飼い主に忠実な性格をしています。穏やかで優しく、忍耐力もある犬ですが、優しいだけにデリケートな面があることを配慮してあげる必要があるでしょう。

しつけをしやすい犬種ですが、賢いだけに失敗することもあります。また、無駄吠えもしやすいため、運動不足を解消してあげたりしつけをしっかりしないと、近所迷惑になる可能性もあるでしょう。

シェルティーを飼う際は特徴や性格について調べ、きちんと面倒を見られることを確認してから飼うようにしましょう。