犬との川遊びにスポット10選｜持ち物や注意点を紹介

暑い季節がやってくると、川や海など水辺に出かける機会が増えます。せっかくのお出かけなので、飼い主も犬も楽しく安全に過ごして良い思い出を作りましょう。

犬は水が大好きで泳ぐのも得意なはず、と思われがちですが、中にはそうでない犬もいます。

ここでは、どんな犬でも安全に楽しめる川遊びスポットと、お役立ちアイテムやお出かけの注意点について紹介します。

一般的に「犬かき」ができ、泳ぐことができるとされている犬ですが、中でも特に泳ぎの得意な犬種があります。

ゴールデンレトリバーなどのレトリバー系、ポーチュギーズウォータードッグをはじめとするウォータードッグ系、ニューファンドランド、スタンダードプードルなどは泳ぎが得意な犬種とされています。

これらの犬種は、もともと狩猟犬として漁師の撃ち落とした鳥を回収する作業犬として活躍していたため、水の中に入ることを好み、泳ぎが得意です。

泳ぎが得意な犬種がある一方で、泳ぐことが苦手だったり、屋外での活動に不向きな犬種もあります。

ダックスフンド、フレンチブルドッグ、ビーグル、ウィペットといった犬種は、一般的に泳ぐことが苦手、または不向きといわれています。

その理由として、フレンチブルドッグは呼吸システムが優れていないという身体的特徴から、泳ぐことに限らず屋外での活動に不向きであることが挙げられます。

また、ダックスフンドやビーグル、ウィペットなどの犬種は、嗅覚や視覚を駆使して地上で狩りを行うために改良されたため、泳ぎは苦手とされています。

せっかく犬と川遊びに出かけるのなら、泳ぐのが得意でも苦手でも、飼い主と犬が楽しく快適に過ごせる場所がベストです。

犬も飼い主も安全に水遊びをできる場所であることはもちろん、適度な休憩もとれ、犬連れではない周りの人にも迷惑をかけない場所を選びましょう。

ここでは、犬との川遊びに10のスポットについて紹介します。

青梅駅から歩いて15分という便の良さでありながら、東京都内で犬と川遊びができる釜の淵公園。

河原までは車で行けないため、駐車場に車を停めます。吊り橋を渡って木々に囲まれた道を散歩しながら河原へ。広い河原では水遊びはもちろん、バーベキューを楽しむこともできます。

多摩川と公園が一体となっていて、吊り橋や移築された古民家など見どころもたくさん。川遊びに疲れたら、冷えた身体を温めながらのお散歩も楽しめます。

栃木県那須塩原市にある木ノ俣川渓谷。JR黒磯駅からバスで30分という立地から、車でのお出かけがです。近くに無料駐車場があり、ハイシーズンには臨時駐車場も準備されるので安心です。

木ノ俣川渓谷の魅力は、クリアブルーの美しい清流と、ヴァリエーション豊かな過ごし方ができる河原にあります。

河原は視界が開けていて目が行き届きやすく、水遊びからバーベキュー、ルアーフィッシングまで、いろいろな楽しみ方ができます。

都心から車や電車で60分の距離にありながら、新緑や紅葉など大自然の景観を満喫できる秋川渓谷。

あきるの市から檜原村まで全長20ｋｍにわたる秋川渓谷には、水遊びや渓流釣りからトレッキングまで、犬と一緒に川遊びと山遊びの両方が楽しめるスポットが点在しています。

秋川周辺には、浅瀬での水遊びから飛込みもできる岩や淵まで、バラエティ豊かな水遊びスポットがあります。

随所に有料／無料駐車場も用意されているので、犬の川遊びにピッタリのお気に入りスポットを探してみてください。

神奈川県足柄上郡に位置するウェルキャンプ西丹沢。敷地内を流れる中川沿いには、テントサイトだけではなくコテージやバンガローまで幅広い宿泊施設があり、一部ペットと泊まるものもあります。

このキャンプ場での醍醐味は、なんといってもキャンプサイトのすぐ近くで川遊びができるところ。

日中は水遊びやドッグラン、バーベキューやニジマス釣りなどを満喫し、夜は川のせせらぎを聞きながら犬と一緒に眠ることができます。

また、ペットは入れませんが、飼い主さんにとって嬉しい露天風呂が敷地内に完備されています。