秋田犬をしつけるには？しつけを覚えさせるトレーニング5選

無駄吠えは早期に解決しておかないと近所迷惑になり飼うこと自体が難しくなることもあります。

無駄吠えには何かを要求して吠えるパターンと寂しさから吠えるパターン、来客などに縄張りを守ろうとして吠えるパターン、自分がリーダーだと勘違いして吠えるパターンの4つがあります。

無駄吠えがどのパターンになるのかを考えその原因を取り除きながらしつけを行います。これも起こるのではなく犬にしっかり理解させるようにします。

秋田犬に限らず子犬を迎え入れた時に最初にやらなければならないことはトイレトレーニングです。

トイレトレーニングを行っているときに絶対やってはいけないことは失敗したときにおこることです。失敗したことに怒られているのではなく、排泄することを怒られていると勘違いします。

失敗したときには犬には何も言わず片づけ、トイレで上手にできたら褒めてしつけを行い、トイレで排泄したらいいことがあると思わせましょう。

秋田犬は体が大きく力も強くなりますので散歩中に主人よりも前に出て好き勝手に行動しリードを引っ張るようになると事故につながります。リードを引っ張ると首に圧力がかかり体にも悪影響です。

散歩では主人よりも前に出ないよう常に主人の横について歩けるようにしつけておくことが大切です。

しつけのポイントは前に出るよりも主人の横にいる方が楽しいと思わせること、前に出たら歩かないということを示すことです。

秋田犬をしつける上で叱りつけたり、怒ることは何に対して叱られているのかがわかってもらえずうまくいかないだけでなく、飼い主の感情が優先されてしまい正しい叱り方をできないのでできません。

叱るよりも例えばおすわりできたら褒めてあげる褒められたからまた同じことをして見ようという気にさせる方が良いです。ですから褒めるしつけをするようにしましょう。

ここでは秋田犬の上手な褒め方を見ていきましょう。

秋田犬を褒めるときには高い声で呼んであげることが重要です。

「グッド」などの言葉の方が重要なことだと勘違いされがちですが、言葉は繰り返し教え込まないと褒め言葉だとは理解されません。

しかし声の高さは生まれた時からわかるもので、高い声＝褒められている、楽しそうなことという認識があります。ですから褒めるときには高い声を利用して呼んであげると上手く褒めることができます。

逆にしかる時は低い声を使いましょう。

秋田犬を褒めるときにはおやつを使うのも一つの方法です。褒める言葉だけでは褒められているという子犬におやつを与えて良いことだと理解させてあげましょう。

たとえば「おいで」と呼んで子犬がきちんと来たら褒め言葉をかけながらおやつを与えます。これを距離を伸ばしながら繰り返し行うと呼ばれて行ったらおやつがもらえる＝褒めてもらえるということになります。呼ばれた行くということも理解することができます。

体を触られるのが好きな子であればよくなでてあげることも褒めることになり、なでることを活用すれば上手に褒めることができます。

おすわりできたらなでてあげる、呼んできちんと来れたらなでてあげればいいことだと理解し、また同じことをしようと考えます。

ただ体を触られることが嫌いな子もいますし、急に撫でられると驚いて興奮したり暴れたりすることもありますのでそれぞれのペースに合わせてあげるようにしましょう。

しつけの必要性や覚えさせるためのトレーニング、しつけで使える上手な褒め方がわかりましたが、いくらしつけをしてもうまくいかなかったり、暴れてしまいどうすることもできないうということもあります。

いくらしつけしても暴れたりするときにはどのように対処したらいいのでしょう。対処するためには暴れているのを押さえつけるのではなく、どうして暴れているのかを理解してあげる必要があります。

ここではしつけても暴れたりするときの対処法について紹介します。