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スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介

更新日:2024年02月26日

増えてしまうと手がつけられないのがスネールです。水槽をお持ちなら、スネールの卵の除去方法に悩まれている人も多いのではないでしょうか。この記事は、スネールの卵の除去方法について紹介しています。ぜひ参考にして、大切な水槽を守りましょう。

スネールの卵はどうやって除去する?タニシとの違いや種類についても紹介
「水槽にスネールの卵を見つけたけれど、駆除したほうがいい?」
「スネールって、なんの貝?」
「スネールはタニシとはどう違う?」
熱帯魚やメダカを長年育てていても、毎回スネールには頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。初心者なら、スネール自体を知らない人もいると思います。

スネールが貝だということは知っていても、他の貝との違いや水槽にどんなメリットやデメリットがあるか知る人は少ないです。

本記事ではスネールの卵や成体について、発生する原因と対策、駆除方法について、詳しくお教えします。

これを読めばスネールの実態が分かり、すぐにでも対処できるようになります。脅威の繁殖力ですので、記事を読んだあとは早急に対策をして、美しい水槽を保てるようにしてください。

スネールってなに?



スネールとは、観賞魚水槽などで見られる数種類の巻き貝を総称する呼び名です。生命力が強く、飼い主が迎えたわけでもないのに、気がついたらいることが多いので、アクアリウムの中でも厄介者扱いされることがほとんどです

スネールの種類

スネールとは、体長2センチ程の小さな貝のことを指します。これから紹介するのが主な3種です。

どれも繁殖力が強いので、気がつくと水槽がスネールまみれになることもあります。一度増えてしまうと、手が付けられなくなるところが嫌われる理由の一つになっているのです。

サカマキガイ

サカマキガイとは、多くの巻き貝と殻が逆に巻いていることからその名が付いています。多くが右巻きなのに対し、サカマキガイは左巻きです。

小さくて透明の殻をしているので、一見可愛らしいのですが、どんどん増えてしまうので厄介者とされています。

水槽のコケを食べてくれるメリットもあるのですが、景観が崩れる点ではサカマキガイが増えるのも同じくらいのデメリットになってしまうのです。

カワコザラガイ

カワコザラガイは、河川や用水路などに生息している貝です。

サイズは3ミリ程度と小さいので、水草を食害されるほどではありませんが、やはり短期間に繁殖してしまいます。飼っていてもメリットがなく、増えれば駆除も厄介なので、嫌われています。

モノアラガイ

モノアラガイは大きさが3センチ程度で、田んぼや淡水の池などに生息しています。

以前はどこにでも多く生息していましたが、現在は環境が激変したため、地域によっては珍しい生物となりました。

大きさがサカマキガイと似ていますが、殻は右巻きです。多い時は一度に100個以上の卵を産卵し、2週間程度で孵化するので、あっという間に増えてしまいます。

スネールとタニシはどう違うの?

スネールをタニシと間違えている人が多いようですが、違う生き物です。スネールは卵を産むのに対し、タニシは稚貝の状態で産まれます。タニシは成長すると5センチほどにもなるので、見た目も大きいです。

日本在来のタニシの繁殖力は、それほど強くありません。

餌の食べ残しを掃除したり、コケを除去したりしてくれるので、水質を良くする目的で飼う人も多くいます。

スネールはいない方がいい?

スネールは悪い生き物ではありません。メダカや熱帯魚の水槽で、スネールが魚や卵を食べることはなく、危害を加えたりすることもありません。

でもそれは、数が少ない場合の話です。繁殖して数が増えると、水質の悪化に繋がったり、景観を損ねたりします。

また先ほど記載しましたが、数が少なければ水草が荒れることはありませんが、数が多ければ食べる量も増えるので、早めの対策が必要です。1匹見つかるとあっという間に繁殖し、その後の駆除も難しくなるので、結果的にいない方が良いとされています。

スネールが増える理由とは

スネールは小さく透明なものもいるので、成体も卵も全てを見つけ出すことは困難です。泡と見間違えることもよくあります。

ショップなどで購入した水草に、卵や小さいスネールが付いていることに気づかず、水槽に入れてしまって大量発生に繋がることがほとんどです。

スネールは1〜2日おきに数百近い卵を産むので、見つけたら出来るだけすぐに駆除しましょう。
次のページ:スネールの卵が発生したら

初回公開日:2022年07月05日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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