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らんちゅうの屋外での飼育方法|雨水の混入や水温変化を防ぐ環境の作り方を紹介

更新日:2024年08月09日

らんちゅうを屋外飼育する場合、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。本記事では、らんちゅうを屋外飼育するにあたって必要となるものや、注意点などを解説しています。らんちゅうの屋外飼育を検討している方はぜひ本記事をご覧ください。

らんちゅうの屋外での飼育方法|雨水の混入や水温変化を防ぐ環境の作り方を紹介
急激な水温の変化や外傷でらんちゅうが病気になってしまう可能性があります。代表的な病気は白点病や転覆病です。

白点病は水槽に生息している常在菌が原因でかかってしまう病気で、全身が白い点に覆われます。非常に感染力が強い病気のため発見したらすぐに隔離して治療を行いましょう。

また、主に消化不良が原因で転覆病を引き起こす可能性もあります。転覆病は早期の発見で完治させることができるので、なるべく水温を高目に設定して消化を促進してあげましょう。

出典:代表的な金魚の病気の外部症状|日本動物薬品株式会社
参照:http://www.jpd-nd.com/n_jpd/shinryo/shinryo.html

暑い季節の屋外飼育で水温上昇を防ぐ方法

気温が非常に高い夏場での屋外飼育は気温の上昇に伴い水温も上昇しやすいです。

水温の上昇は金魚にとって様々な悪影響を及ぼすため、ここで紹介する対策をしっかりと行うように心がけましょう。

水を深くする

水を深くすることで水温が上昇しづらくなります。これは当然のことで、ポットの水も少なければ少ないほど早く沸騰するのと同じです。

つまり、水槽も大きければ大きいほど水温は変化しにくいです。夜の涼しいうちに低下した水温のまま維持しやすくなります。

そのため、大きい水槽やプラ船での飼育をおすすめします。

打ち水をする

打ち水をすることで、水が蒸発する際の気化熱によって周囲の温度を下げることが可能です。また、水が地面にあることで地面の気温が上がりにくくなることが期待できます。

このように打ち水には、夏場の屋外飼育を快適にするための効果が期待でき、水温の上昇を防ぐのにいい方法です。

現在では、あまり打ち水を見かけることがあまりなくなりましたが、らんちゅうを屋外飼育する場合、打ち水してあげることで涼しく、快適な飼育が望めます。

日光をよけられる場所を作る

直射日光の当たる場所や、長時間暑さにさらされる場所は当然水温が上昇します。そのため、日光を避けられる場所を作り移動させましょう。

日光が当たりすぎると、水温が上昇するだけでなく、コケが生え、水質にも悪い影響を与えるので注意が必要です。

エアレーションを入れる

水温が上昇すると水中の酸素の量が減ってしまいます。そのため、夏の気温が高い時期はエアレーションが必須となります。

エアレーションをしない状態で飼育すると金魚は酸欠を起こし、最悪の場合死んでしまうでしょう。

金魚が水面で口をパクパクしていたら酸欠の証拠です。トラブルを避けるためにも急いでエアレーションをしてあげましょう。

寒い季節の屋外飼育で凍結を防ぐ方法

寒い季節は水が凍結していまいます。

飼育水の表面だけが凍る分には問題ありませんが、底まで凍ってしまった場合、金魚が死んでしまう可能性があります。

そんなトラブルを避けるためにも凍結を防ぐ方法をしっかりと抑えておきましょう。

水換えを控える

冬の間は水換えを控えましょう。

そもそも、金魚は冬眠状態なので餌を食べることがないため水が汚れることはありません。

また、水換えをすることでかえって金魚に悪影響を及ぼしてしまうことも考えられます。冬眠中の金魚はとても繊細なため水換えによる水質の変化や水温の変化でびっくりさせてしまわないように気をつけましょう。

温度が一定の場所に置く

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初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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