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らんちゅうの屋外での飼育方法|雨水の混入や水温変化を防ぐ環境の作り方を紹介

更新日:2024年08月09日

らんちゅうを屋外飼育する場合、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。本記事では、らんちゅうを屋外飼育するにあたって必要となるものや、注意点などを解説しています。らんちゅうの屋外飼育を検討している方はぜひ本記事をご覧ください。

らんちゅうの屋外での飼育方法|雨水の混入や水温変化を防ぐ環境の作り方を紹介

浜松らんちゅう

静岡県の浜松は非常に質の高いらんちゅうを作り出す、らんちゅう愛好家がたくさんいることで有名です。

浜松市では、愛好会が設立されており、らんちゅうだけでなく他の金魚にも強い地域となっています。協会形と言われ、浜松で作られるらんちゅうはブランドになっています。

しかし現在では、日本の流通量の関係で大きな特徴差は無くなってきました。

青らんちゅう

らんちゅうと青文魚から作られた品種を青らんちゅうと言い、黒っぽい紺色のような体色が特徴です。

青らんちゅうは他のらんちゅうよりも尾が長めで、あまり出回らないレアならんちゅうと言えます。

ヒレのある青文魚とヒレのないらんちゅうでの品種改良は難しく、そのため青らんちゅうは5,000円ほどする高価な品種です。

また、高価ならんちゅうでありながらすぐに完売してしまうほど人気のあるらんちゅうです。

更紗らんちゅう

通常のらんちゅうは単色が多い中、更紗らんちゅうは赤い体に白の模様が入った2色の色を楽しむことができます。

模様の入り方、大きさなどクオリティ次第では1,000円〜4,000円ほどと通常のらんちゅうに比べ比較的高価な値段で販売されていますが、成長に応じて模様の変化を楽しむことのできるらんちゅうです。

らんちゅうの屋外飼育に必要なもの

ここでは、実際にらんちゅうを屋外飼育するにあたって必要なものを紹介します。

らんちゅうはその特性上、らんちゅうに合ったものを選ぶ必要があります。ぜひ参考にしてください。
  • 水槽やプラ船などの容器
  • 水草
  • 水の蒸発やらんちゅうの飛び出しを防ぐもの
  • エアレーション
  • 日よけ

水槽やプラ舟などの容器

らんちゅうの屋外飼育では、水深が浅い水槽や水深が浅いプラ船を使用することが多いです。

らんちゅうは肉付きがいいので、上見の方が鑑賞を楽しむことができます。
そして何より、らんちゅうは上下に泳ぐことが苦手なので水深の深い場所では体力を消耗してしまいがちです。

さらに、水深を浅くすることで運動量が減り、尾びれがきれいに、美しく育ちます。

飼育数は45cm水槽で約1匹、60cm水槽で約5匹、90cm水槽で約8匹を目安にして大きさを選びましょう。

水深は20cmを目安とし、それを基準とした水槽やプラ船を選びましょう。

水草

水草などの植物は光合成によって二酸化炭素を酸素に変える働きがあり、飼育水に酸素を供給することが可能です。

また、水草を入れてあげることで日陰を作ってあげることもできます。

しかし、金魚は水草をおやつとして食べてしまうことが考えられます。金魚が食べた後のちぎれた葉っぱは水を汚してしまうことにいなるため、気づいたときに取り除いてあげましょう。

金魚飼育初心者の方には、カボンバ、マツモ、アナカリスといった水草が生育しやすいのでおすすめです。

水の蒸発やらんちゅうの飛び出しを防ぐもの

次のページ:らんちゅうの屋外飼育の方法

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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