メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は？対処法や注意点も紹介

メダカの水槽に入れた水草が枯れて困ったことはありませんか？せっかく美しくレイアウトした水草が枯れてしまったら、悲しいですよね。

この記事では、メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因や、どうしたら枯れるのを防げるのか、また、メダカの水槽におすすめの水草の種類なども紹介します。

この記事を読めば、水槽に入れた水草が枯れる理由がわかり、適切な対処法や予防法をほどこして、水草を元気に育てることができるでしょう。

メダカを飼っているけど水草がうまく育たなくて困っているというかたや、水草が枯れる原因に興味があるかた、これからメダカを飼おうと思っていたり、メダカといっしょに水草を育てたいと思っているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

メダカの水槽内における水草は、メダカが産卵するための場所として、また混泳仲間に追われたときや、生まれたての稚魚の隠れ家として、とても大切な役割を果たします。

さらに、水槽内の余分な栄養分を吸収して水質をきれいに保ったり、光合成で酸素を生み出したりと、水草の働きはメダカにとってさまざまなメリットがあるのです。

水草は、枯れると茶色から黒色へ変色し、溶けたようになったり破れたりしてしまいます。

生育環境に問題があると、水草の細胞は徐々に破壊され、すこしずつ腐ってやがて枯れてしまうのです。

そのため、水草を育てる場合は、水草にとって最適な環境をきちんと整え、適切に管理をする必要があります。

水草、しっかり伸びてきて、メダカたちに気に入られてる pic.twitter.com/TpSJatdi1r

— みや@日記?☡✍ (@diarymiya) October 4, 2022

水槽内の水草が枯れる原因には、さまざまなものがあります。

適切な管理を怠ると、水槽内の環境が悪化し、メダカにも悪影響が出かねません。また、水草が枯れると、せっかくの美しい景観も台無しになってしまいます。

なぜ枯れてしまうのか、その原因を知り、正しく管理して水草やメダカの健康を保ちましょう。

水草は植物なので、光合成をすることで栄養分をつくりだして生きています。

そのため、光合成に必要な「光」や「二酸化炭素」の量が不足すると、生きるためのエネルギーをつくれなくなり、枯れるのです。

原因として、水槽を光の当たりにくい場所においていたり、メダカなどの生き物との数のバランスが取れていないことなどがあげられます。

水草には、生育するのに適した水の温度があり、温かすぎたり冷たすぎたりすると、葉が傷んだり、光合成がうまくいかなくなったりして枯れることがあります。

最適な水温は、一般的に約20～25℃とされていますが、水草の種類によって変わってくるので、育てたい水草にとっての適温をよく調べておきましょう。

水草にとって適した水質というのは、それぞれの種類の水草の「原産地」における水質です。

そのことを考慮しないまま、まちがった水質の水で育ててしまうと、適応できずに枯れることになってしまいます。

また、水換えの際に水質が急変することなども、水草が枯れる原因となりうるので注意が必要です。

水槽内の水に、メダカの餌やフンなどの汚れが蓄積し、水質が悪化してしまうことも、水草が枯れる要因になってしまいます。

水草のためにもメダカのためにも、水をきれいな状態に保つことはとても大切です。

また、水槽内の水の流れが滞り、水がよどんでしまうことも、水質の悪化につながってしまうので気をつけましょう。