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メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は?対処法や注意点も紹介

更新日:2024年08月01日

メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は何なのでしょうか。この記事では、メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因とその対処法などについて紹介します。正しい育てかたを知れば、水草の健康や美しさを維持できるので、ぜひチェックしてみてください。

メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は?対処法や注意点も紹介

光に当てる

光量の不足は、水草が枯れる大きな原因になります。

屋内の水槽内で水草を育てる場合は、水槽用の照明器具を設置して、1日8時間ほどは十分な光が当たるように調整してあげてください。

また、水槽を明るい場所へ移動したり、弱った水草を別の容器に移して屋外で日光に当てたりするのも有効でしょう。

水温を調整する

育てている水草に適した水温がわかったら、適温を維持するための工夫をほどこしましょう。

暑い時期は、直射日光の当たる場所をさけたり、日よけを設置したりして、過度な水温上昇を防ぎます。メダカにとっても、水温が高くなりすぎることは好ましくありません。

また寒い時期は、ヒーターを使用して水温が下がりすぎるのを防ぎましょう。

水を換えたり濾過設備を付ける

水質の悪化で水草が枯れるのを防ぐためには、適切に水換えをしたり、濾過装置を設置したりして、水質を正しく維持することが大切です。

水が一見きれいに見えても、底砂にメダカのフンなどの汚れが残っている場合もあるので、底砂もきちんと掃除しましょう。

また、水質の急変に弱い水草の場合は、水換え方法の工夫も必要です。

メダカの水槽におすすめの水草



メダカの水槽内に入れる水草は、メダカが産卵しやすいやわらかさの葉や根を持ち、メダカが身を隠せるくらいのボリューム感のあるものがおすすめです。

また、水草の種類によっては、メダカに適した生育環境とあわないものもあります。水温や水質があわない水草を入れてしまうと、枯れる可能性があるので注意しましょう。

カボンバ

カボンバは、底砂に植えつけて育てる有茎の水草です。

葉はよくしげり、育てやすい種類ですが、十分な光量を必要とするので、照明器具を利用してしっかり光を当てましょう。

また、暑さには弱いので、水温を適切に調整することも大切です。底砂には、細目の大磯砂や、水草用のソイルを使用するといいでしょう。

アナカリス

アナカリスは、オオカナダモという南米原産の水草の別名で、底床に植えるだけでなく、水に浮かべただけでも育てられる水草です。

丈夫で繁殖力が高く、環境適応力に優れており、少ない光量や低水温にも強いので育てやすいでしょう。

すぐにふえるので、どんどん切って複数の水槽で活用することもできます。

マツモ

マツモは、根を張らずに水中に浮かんで生きる水草です。

初心者にも育てやすく、和風な雰囲気がメダカにもぴったりですが、光量不足と、水温の変化には弱いので、照明器具を活用したり、水換えの方法を工夫したりするようにしましょう。

また、水草用の重りを巻くことで、底に沈めて使うことも可能です。

キクモ

キクモは、日本産の「アンブリア」のことで、細くて繊細な葉が美しい水草です。

メダカの産卵床やレイアウトにもぴったりで、育てやすいですが、肥料切れには弱いためソイルに植えつけて育てるのがいいでしょう。

ソイル以外に植えつける場合は、水草用の肥料をしっかり与えるようにして、栄養分の管理をしてください。

ウィローモス

ウィローモスは、流木や石などにくっついて育つことのできる、水生コケです。繊細な葉が密集してよくしげり、メダカの隠れ家になってくれます。

強い光がなくても育ちますが、しっかり光を当てればより美しい姿になるでしょう。

はじめから流木などにくっついた状態で売られているものがあるので、利用すると便利です。
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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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