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メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は?対処法や注意点も紹介

更新日:2024年08月01日

メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は何なのでしょうか。この記事では、メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因とその対処法などについて紹介します。正しい育てかたを知れば、水草の健康や美しさを維持できるので、ぜひチェックしてみてください。

メダカの水槽に入れた水草が枯れる原因は?対処法や注意点も紹介

水草の量が多い

水草の量が多すぎると、外部からの光が遮断され、陰になった部分の葉まで光をいきわたらせることができません。

また、量が多ければ、そのぶん水中の二酸化炭素は不足してしまいます。つまり光合成ができなくなり、水草は枯れるのです。

また、水草が多すぎると、メダカが自由に泳ぐのを妨げることにもなってしまいます。

養分が不足している

水草は、光合成でつくる栄養分のほかに、水中や土中に含まれる栄養分も必要としています。

メダカの水槽内において、水草の栄養分となるのは、おもにメダカの餌の食べ残しや、フンなどです。

そのため、水草の量に対してメダカの数が少なすぎると、十分な栄養分が得られずに、枯れる場合があります。

水草の植え方が良くない

水草を水槽内に植える際は、傷んだ部分を取りのぞいたり、適切な長さに切るなどの処置をしないと、水に入れた後で問題のある部分からしだいに腐っていき、枯れる可能性があります。

また、水草どうしの間隔をあけず密生した状態で植えてしまうと、光を遮断したり、水がよどむ原因になってしまうので注意が必要です。

藻類やコケなどの外部要因によるもの

水槽内に藻類やコケが発生した場合、放っておくとどんどん水草を覆うようになってしまいます。そうなると水草は成長を妨げられ、弱って枯れることになるのです。

藻類やコケが発生する原因は、水中の栄養分が多すぎることなので、メダカの餌の量などにも気を配りながら、適切な水質の管理をする必要があります。

メダカの水槽に入れた水草が枯れないための対処法



メダカの生活にとって大切な水草が枯れるのを防ぐため、それぞれの水草にあった適切な水質や水温、光量などの管理をしっかりして、元気な状態を維持するように心がけましょう。

水草は、一度枯れるともう元に戻ることはありません。枯れた部分を放置すると、水草全体がだめになってしまうおそれがあるので注意が必要です。

枯れた部分はカットする

水草の一部が枯れていたら、その部分はすぐにカットしましょう。そのままにしておくと、健康な部分まで影響をうけて枯れてしまいます。

茎をカットするときは、3節分くらいは残し、短くなりすぎないようにしてください。

茎のないロゼット状の水草の根が傷んでいたら、その部分だけカットし、再び新しい根が生えるようにしてあげましょう。

水草の量を調整する

水草の量が多すぎると、光と二酸化炭素が十分いきわたらず、光合成をするのに不都合なので、適度に間引いて量を調整しましょう。

目安としては、メダカ10匹に対して、5本程度になるように減らします。

水草の量を適切に保つことは、水のよどみを発生させないことにもつながるので、水草が枯れるのをより防ぎやすくなるでしょう。

水草専用の肥料を与えてみる

水草の葉が小さくなってきたり、茎が細くなってきたり、色があせてきたりしたら、栄養分が不足しているサインです。

そのような症状が出ていたら、市販されている水草専用の肥料をすこし与えて、様子を見てみましょう。

また、栄養分不足の解消には、水草の量と、メダカの数とのバランスを調整することも大切です。
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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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