白系の個体がいるハムスターとは？種類の紹介と飼育するうえでのポイントも解説

「白のハムスターを飼育するにはどのようなものが必要なの？」
「白のハムスターは飼育に向いているの？」
「白のハムスターはどのような病気にかかる可能性があるの？」
このように白のハムスターを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか？

本記事では白のハムスターの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などを紹介します。

この記事を読むことで、白のハムスターを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。

白のハムスターの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、白のハムスターの育て方の参考にして下さい。

ハムスターは、げっ歯目キヌゲネズミ亜種に属している哺乳類です。ネズミの仲間であり、切歯と呼ばれる上部な歯が生えています。

ハムスターの特徴といえば、大きな頬袋と小さいしっぽが挙げられます。

伸縮性の高い大きな頬袋は、たくさんの食べ物を溜めて巣穴に持ち込みます。およそ体重の半分以上の食べ物を頬袋に溜めておくことが可能です。

ハムスターは、頬袋のないネズミよりも顔がふっくらとしています。ネズミのような長いしっぽは持たず、体に埋もれるほど小さく、丸いしっぽはとても愛くるしいです。

野生のハムスターは、砂漠などの乾燥地帯に生息しており、日中は穴を掘って寝て過ごし夜に活動することで天敵から身を守ります。種子だけでなく昆虫も食べる雑食性です。

ハムスターには、「大型種」「中型種」「小型種」の3つの大きさがあります。

小型種にはジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズがいます。「ドワーフハムスター」と呼ばれており、体長7~13cmで体重が30~40gほどの小柄な個体が多いです。

人気の高いゴールデンハムスターは、中型種にあたり、体長15~20cmで体重が150g前後に成長します。

大型種には、野生に生息するヨーロッパハムスター（クロハラハムスター）が挙げられますが、ペットとして飼育されていることは稀です。

ハムスターの大きさによって整えるべき飼育環境が異なるため、予めどのぐらいの大きさになるかを把握しておきましょう。

種類により異なりますが、ハムスターの平均価格は1000～3000円ほどです。

一般的に購入できるハムスターで、1万円を超えることはほとんどありません。

ハムスターの寿命は2~5年ほどと短命のため、生まれたての赤ちゃんの場合は、平均価格よりも少し高くなる場合があります。

前述では平均価格についてお伝えしましたが、中には1万円を超えるような高額な希少個体もいます。

日本では流通が少ない種類や、左右の目の色が異なる「オッドアイ」などの希少個体はマニアの中で人気があります。

特に、オッドアイのような偶発的要素を持つ個体は繁殖が難しいため、高額になりやすいです。

白系の個体がいるハムスターは、真っ白なものから白をベースに模様が入った毛色などバリエーションが豊かです。

種類によって性格が異なるため、見た目だけでなく性格や飼育方法も考慮して自分好みのハムスターを選びましょう。

ここからは、白系の個体のハムスターについて種類別で紹介していきます。

一般的な種類であるノーマルはお腹が白く、背中に黄味がかった薄い茶色が入っています。

小さな体と、目の上にある眉毛のような白い模様が特徴で、かわいらしいハムスターです。

希少種の中では、ノーマルの毛色で顔だけが白くなった「ホワイトフェイス」や、顔と体が白く背中に茶色い線が入った「スーパーホワイト」などがいます。

繁殖が難しい点とペットとしての歴史が他のハムスターよりも短いため、毛色の異なる種類の流通は少ないです。