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トビズムカデとはどんな生き物?飼育に必要なものや注意点を紹介

更新日:2024年07月30日

トビズムカデは害虫として嫌に思う方も多いでしょう。しかし、意外にもペットとして人気があることをご存じですか?本記事ではトビズムカデの生態や飼育方法、飼育する際に必要なものをご紹介します。トビズムカデの飼育に興味がある方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

トビズムカデとはどんな生き物?飼育に必要なものや注意点を紹介
「ムカデを飼ってみたいけど飼育方法がわからない」
「ムカデを飼うには何が必要なの?」
「そもそもムカデの飼育は可能なの?」
このようにトビズムカデの飼育を考えている方の中には、疑問や悩み抱えている方も多いのではないでしょうか。

家の中に出現すると不快に思われがちなムカデですが、毒蟲愛好家や奇蟲愛好家の中では、意外にもペットとして人気があります。

本記事ではトビズムカデの特徴や飼育方法、飼育する際に必要なものをご紹介しています。

本記事を読むことで、トビズムカデの生態や危険性、飼育方法を理解できます。トビズムカデを正しく安全に飼育することができるでしょう。

トビズムカデを飼育してみたいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

トビズムカデとは

トビズムカデとはどんな生き物?飼育に必要なものや注意点を紹介


トビズムカデとは一体どのような特徴があるのでしょうか。トビズムカデは日本各地に生息しています。また毒を持つことから害虫と呼ばれています。しかし子煩悩な一面もあるのです。そんなトビズムカデの生態や繁殖方法、何を食べるのかなどの特徴をご紹介します。

トビズムカデの生態

トビズムカデは、オオムカデ目オオムカデ科に属しています。日本で見るムカデのほとんどがトビズムカデです。

夜行性で春~秋の間に活動し、冬の間は土の中などの寒さをしのげる場所で冬眠します。じめじめした場所を好み、特に梅雨の間は湿気が多くより活発に活動します。

トビズムカデの特徴

体長は8~15センチほどで、赤褐色の頭と黄色い足が特徴です。トビズムカデには個体差があり、個体によって色に違いがあります。脚は全部で42本あり、先には尖った爪がついています。

頭部には単眼が8つありますが、その役割は明暗を見分けるだけです。また、頭部の反対側にえいこうしがあり、触覚に見せることで敵に頭だと勘違いさせていると考えられています。

トビズムカデの毒性

トビズムカデに噛まれると患部が腫れ激しい痛みに襲われます。最悪の場合、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。

万が一噛まれてしまったら、口で毒を吸い出すことはやめましょう。毒を口に含むと、口が腫れる可能性があります。また、口内に口内炎や傷があると、そこから毒が体中に回り症状を悪化させる危険もあるのです。

トビズムカデの寿命

トビズムカデの寿命は6~7年といわれています。幼体の期間は3年で、体長約7センチの成体になってからは脱皮を繰り返し、成長し続けていくのです。

ムカデは寿命を迎えるまでの間に10回ほど脱皮をするといわれています。長年生きているムカデは大きく成長し、健康被害をもたらす恐れがあるのです。

トビズムカデの繁殖方法

ムカデは5~6月の梅雨の時期に繁殖活動をし、1度に50個程度の卵を産卵します。人目につかない場所で産卵し、繁殖するのが特徴です。

ムカデの卵は地面に落としてしまうとカビや雑菌が発生する恐れがあるため、母ムカデは自分の身体の上に卵を産み、それを抱きかかえることで保護しているのです。

トビズムカデの飼育に必要なもの



トビズムカデなど毒蟲の多くは爬虫類用の飼育セットでの飼育が可能です。インターネットから簡単に購入することができます。また、飼育環境を整えるのにそれほどお金もかかりません。

ここでは、トビズムカデを飼育する際に必要なものをご紹介します。これを参考にトビズムカデにとって心地よい環境を作ってあげてくださいね。
  • ケージ
  • 床材
  • 水入れ
  • パネルヒーター
  • ピンセット

ケージ

トビズムカデは爬虫類用のプラケースでの飼育が可能です。トビズムカデの大きさによっては蓋の隙間が大きすぎて脱走してしまうこともあるので注意してください。

また、水槽での飼育も可能ですが、水槽のシリコン部分をのぼって脱走してしまうこともあるので、注意が必要です。脱走が心配な方は、コバエ対策用の蓋の隙間が細かいものを使用しましょう。
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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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