Search

検索したいワードを入力してください

ミニチュアホースはペットにできる?飼育費用や飼育方法7つとは

更新日:2024年10月02日

近年ペットとして注目を集めているミニチュアホース。どんな種類がいるのか、本当に一般家庭でも飼えるのか、どんな準備をしなければならないのかなど、ミニチュアホースが気になっているあなたにお教えします。飼育は簡単ではないですが、魅力に溢れた生き物です。

ミニチュアホースはペットにできる?飼育費用や飼育方法7つとは

ミニチュアホースとは?

ミニチュアホースは、人間が品種改良をして生み出した小さなお馬さんです。だいたい大型犬ほどの大きさで、広大な庭がなくても一般家庭で飼育可能なペットとして、近年注目を集めています。

ペットとは言いますが、飼育して接していくと、ペットというよりはパートナーに近い生き物となるでしょう。

この記事では、ミニチュアホースの特徴や飼育方法について紹介します。

ミニチュアホースの定義

品種に関係なく、体高が83cm以下の馬がミニチュアホースと呼ばれています。体高は地面から鬐甲(きこう・首と背中の間にある骨の部分)までの高さで測りますので、馬体の中で最も高い位置にある頭で測るものではありません。

大きさが違うだけで、どれも馬であることに変わりありません。またどの大きさの馬もペットにすることがはできますが、大きくなれななるほど、必要な敷地や餌の量が増えます。

馬は体高の高さで呼び名が分かれています。
呼び方の種類体高の高さ
143cm以上
ポニー143cm以下
ミニポニー100cm未満
ミニチュアホース83cm以下

馬の大きさ

出典: https://www.merchandize-mart.com/original27.html |

ミニチュアホースはペットにできるの?

ミニチュアホースはペットにすることが可能です。サイズが小さいだけで基本は優しいお馬さんであることに変わりはないので、きちんと飼育すれば人間の良いパートナーになってくれるでしょう。

ただしミニチュアホースをペットにするには、飼育場所や道具、馬のしつけの知識、餌の確保など様々な準備が必要になります。また、ミニチュアホースは肉食動物ではなく草食動物なので、犬や猫とはしつけ方法や接し方などの勝手も異なります。

ミニチュアホースの種類3つ

ミニチュアホースとは馬を大きさで分けた際の呼び名で、種類ではありません。ミニチュアホースと呼ぶことのできる馬は主に3種類あります。

ここからはその3種類について紹介していきます。
価格特徴大きさ
ファラベラ60万円以上世界で最も小さい体高は70cm程度
アメリカンミニチュアホース60万円以上ファラベラよりは大きい体高は83cm以下
シェトランドポニー30万円以上ポニーの中では小型体高は100cm前後

ファラベラ

アルゼンチン原産のミニチュアホースで、世界で最も小さい馬の品種です。大人になっても体高は70cm程度で、小さいサイズだと50cm以下という子も存在します。体形はすらっとしていて、小さなサラブレッドのようです。

人懐っこい性格で頭もよく、ホースショーや盲導馬として活躍することもあります。アメリカではペットとしてで、家の中で飼育している家庭もあるそうです。

ペットとしてミニチュアホースが欲しい!という方は、このファラベラに感銘を受けたから、という場合も多いです。

アメリカンミニチュアホース

アメリカンミニチュアホースはファラベラが元になっているお馬さんです。アメリカに渡ったファラベラの繁殖が繰り返され、アメリカンミニチュアホースになったと言われています。

アメリカンミニチュアホースはファラベラよりも少し大きいですが、体高が83cm以下と定義されているため、ミニチュアホースの範囲に入ります。

また、オーストラリアに渡り繁殖されたものは「オーストラリアンミニチュアホース」となっています。

シェトランドポニー

シェトランドポニーはミニチュアホースではなくポニーで、体高の平均は約100cm前後ですが、中でも小さいものはミニチュアホースの範囲に含むことができます。しかし多くの場合は83cmを超えるため、ポニーの範囲に入ることがほとんどです。

ポニーもミニチュアホースよりは広い敷地が必要ですが、ペットとして飼育可能です。

また、上記のファラベラは、このシェトランドポニーや他のポニーを掛け合わせてつくられた品種です。

ミニチュアホースの寿命

次のページ:ミニチュアホースの飼育費用5つ

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related