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ミニチュアホースはペットにできる?飼育費用や飼育方法7つとは

更新日:2024年04月16日

近年ペットとして注目を集めているミニチュアホース。どんな種類がいるのか、本当に一般家庭でも飼えるのか、どんな準備をしなければならないのかなど、ミニチュアホースが気になっているあなたにお教えします。飼育は簡単ではないですが、魅力に溢れた生き物です。

ミニチュアホースはペットにできる?飼育費用や飼育方法7つとは

ミニチュアホースの飼育方法1:車1台分以上の小屋の広さが必要

ミニチュアホースは多くの時間を馬小屋で過ごすため、小屋は車1台分以上の広さが必要です。それよりも狭いとミニチュアホースのストレスになりますし、汚れやすくもなります。

また天候が悪い日は放牧があまりできず、ミニチュアホースはいつもより長い時間馬小屋にいることになります。逆に広すぎると落ち着かなくなる馬もいるので、車1台分が丁度よい広さと言えるでしょう。

ミニチュアホースの飼育方法2:床には十分な量の藁を敷く

馬小屋の床には十分な量の藁を敷くことが必要です。ふかふかの藁はミニチュアホースにとってベッドの役割を果たし、尿を吸い取るのでトイレとしても役立ちます。

藁の量が少ないと馬が体を痛めてしまったり、馬小屋の床が汚れすぎたりするため、藁はきちんと敷きましょう。また、冬場は寒いので藁を多くしたり、夏場は暑く蒸れやすいので薄めに敷いたり、という工夫も必要です。

ミニチュアホースの飼育方法3:糞尿の始末・掃除はこまめに行う

馬小屋内の糞は、見つけ次第なるべくすぐに片付けるのがベストです。馬が踏みつけると蹄の間に入ってしまうし、横たわった際に糞の上に寝てしまうこともあります。

尿は藁の下の方に入っていくため、表面上はあまり汚れていないように見えるかもしれません。ですが1日1回は藁を全てひっくり返し、汚れている部分を除去してキレイな藁を継ぎ足すことが必要です。

放牧地の糞は自然と土に還るので、始末する必要はありません。

ミニチュアホースの飼育方法4:放牧場を作る場合は牧柵や雨除けが必須

放牧場にはミニチュアホースが逃げてしまうことを防ぐために牧柵が必要で、多少の悪天候でも放牧できるように雨除けも必要です。

牧柵は主に木や鉄パイプで作りますが、杭のみ木で柵はロープにすると比較的安く済みます。牧柵をかじってしまうことを防ぐために、電気柵にする場合もあります。

雨除けは、少しくらいの雨風でも放牧地で運動さるため、また急な雨にも対応するために必要です。馬の体がしっかり入るくらいの広さにしましょう。

ミニチュアホースの飼育方法5:最低1日30分は散歩する

放牧場で自由にさせているだけでは、あまり動かず運動にならない場合もあるので、ミニチュアホースは最低1日30分の散歩が必要です。

散歩の際は、途中で糞をする可能性があるので袋を必ず用意しましょう。一般的なペットである犬の散歩でも糞の袋は持ち歩きますが、犬よりも大きめの袋が望ましいです。

歩く場所はコンクリート上でもよいですが、馬の蹄はコンクリートを歩くようにはできていないため、なるべく土や草の上の歩かせてあげてください。

ミニチュアホースの飼育方法6:草~果物など餌として多くの栄養が必要

ミニチュアホースのエサは干し草が基本ですが、それだけで良いというわけではありません。1日に2~3回与え、その他におやつをあげてもよいです。

水も餌をあげる際に必ず替えるようにし、切らすことがないようにしてください。
エサの種類1回分の量
乾草(チモシーなど)1kg
ふすま500g
大麦200g
野菜や果物などのおやつあげすぎないように適宜

ミニチュアホースの飼い方

出典: http://www.bokujo.co.jp/mini/grow_mini.pdf |

ミニチュアホースの飼育方法7:寒さや風をしのげるようにする

馬は外で飼われるのが基本で、寒さには強い生き物ですが、あまりに極寒の日が続いたり寒さで体調を崩してしまう場合は寒さ対策が必要です。

馬小屋に敷く藁の量を増やす、馬服を着せる、外での放牧時間を減らすなどの対策がありますが、ミニチュアホースは小さいため短時間なら家の中に入れてしまうことも可能です。

また、寒い時期でなくとも、風があまりにも強い日は馬が外にいることを嫌がります。そのような日は無理して放牧せず、なるべく馬小屋の中で過ごさせてもよいでしょう。

ミニチュアホースを飼育するときの注意点

ミニチュアホースを飼育する際には、メジャーなペットたちとは異なる注意点もあります。ここからはミニチュアホースをペットとしてお迎えする前に把握したい注意事項を紹介します。
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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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