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主な馬の種類32種とそれぞれの特徴を紹介!馬に会える4つのスポット

更新日:2024年09月25日

この記事では馬の種類を大きく、軽種・中間種・重種・ポニー種・在来種の5つに分け、それぞれの特徴やそれぞれに分類される品種の馬について詳しく解説しています。また、馬に会える場所や、馬と触れ合うときの注意点も説明しています。

主な馬の種類32種とそれぞれの特徴を紹介!馬に会える4つのスポット
ゴトランドはスウェーデンのゴトランド島原産の馬の種類で、体高は120cm前後でこれもポニーの一種です。その小柄な体は子供の乗馬用に最適です。

タルパンという絶滅した品種の子孫だと考えられています。

性格は穏やかですが頑固な面もあります。また、頭もよいので馬術競技などで活躍することもあります。

ポニー種にあてはまる主な馬8:コネマラポニー

コネマラポニーはアイルランドのコナハトという地域原産の馬の種類です。ポニーですが、重種の馬の血もまざっているため、体高は130㎝~140㎝と大きめで、足が短めで太いのが特徴的です。

現在まで乗馬用・農耕用として利用されています。

在来種にあてはまる馬8種類

5つの馬の種類の中で最後に紹介するのは在来種です。

ここでは、北海道和種・木曽馬・野間馬・対州馬・御崎馬・トカラ馬・宮古馬・与那国馬の8つの在来種の馬について特徴をまとめました。

在来種は数がとても少なく貴重なものが多く、出会うことのできる機会もあまり多くはありません。しかし日本に古来から生存している馬には、在来種特有の特徴もあります。

在来種にあてはまる馬1:北海道和種

北海道和種は北海道原産の馬の種類で、体高は130㎝ほどで在来種の中では大型に分類されます。

北海道和種は日本の在来馬のなかでは珍しく個体数が多く、日本の在来馬の三分の二は北海道和種だといわれています。

落ち着いた性格と丈夫な体質が特徴的で、道産子の俗称でも知られている。

在来種にあてはまる馬2:木曽馬

木曽馬は長野県の木曽や岐阜県の飛騨原産の馬の種類で、体高は130㎝前後でポッコリとしたおなかが特徴的です。

足が短く、胴は長いものが多く、山間部発祥のため、足腰が強い個体が多いです。木曽馬は以前は武士の馬として利用されていましたが、現在は農耕に多くが使われている。

一時期絶滅の危機にあったが、木曽馬保存会の活動の成果もあり、現在は一定数までその数は回復しています。

在来種にあてはまる馬3:野間馬

野間馬は愛媛県今治市原産の馬の種類で、体高が110㎝ほどと小柄でポニーの仲間でもあります。縄文時代の末期に四国に生息していたものが野間馬の起源ともいわれています。

毛は鹿毛や栗毛で粗食に耐えることができ、かつては農家で重宝されていましたが、現在は観光用として活躍しています。

また温厚で頭もよいので、小学校で飼われたり、病院療法などの場面でも利用されています。

在来種にあてはまる馬4:対州馬

対州馬は長崎県対馬市原産の馬の種類で、体高は120㎝ほどです。数がとても減っていて、現在は30種類ほどしか生息していないといわれています。

穏やかな性格をしていて、病気に強く、粗食に耐えることもできるので、かつては農耕用として重宝されていました。

現在は乗馬用などとして利用されています。

在来種にあてはまる馬5:御崎馬

御崎馬は宮崎県串間市の都井岬原産の馬の種類で、体高は130㎝程度で日本の在来種の馬のなかでは中ぐらいの大きさです。

たくましい体系と細い足が特徴的で、以前は農耕や運搬に使われていましたが、現在では自然の中でのびのびと暮らしているものが多い。

平均寿命は14から16年程度です。

在来種にあてはまる馬6:トカラ馬

トカラ馬は鹿児島県原産の馬の種類で、日本の在来種の中で最も小柄だといわれており、体高が100㎝ほどのものもいるほどです。

トカラ馬は1952年に鹿児島大学の林田重幸教授が発見した馬の種類で、鹿児島県の天然記念物になっています。

かつては農耕用などとして利用されていましたが、現在は放牧されていて、観光用となっている馬が多いです。

在来種にあてはまる馬7:宮古馬

宮古馬は沖縄県の宮古島で生まれた馬の種類で、沖縄県の天然記念物とされています。体高は120㎝以下と小柄なものが多く人懐っこい性格をしています。

琉球競馬で活躍したり、琉球王国の王様の公用馬として利用されたりしていました。

性格はおとなしく、また病気や粗食にも強いという特徴があります。
次のページ:馬にはどこで会える?馬に会える主なスポット4つ

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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